気をつけてください。

(おそるべからずのしらせは)

懼るべからずの知らせは、

(びじれいくをならべたてていますが)

美辞麗句を並べ立てていますが、

(えんとろぴーにとらわれました)

エントロピーに囚われました、

(るいはともをよぶのでしょう)

類は友を呼ぶのでしょう。

(わたるべからずのいわれは)

渡るべからずの謂れは、

(たいぎごのやくめだが)

対義語の役目だが。

(しらべはまちがいだらけでたえなるものの)

調べは間違いだらけで、妙なるものの。

(はかりがうごいた)

秤が動いた。

(だめでした)

ダメでした。

(れっかしました)

劣化しました。

(だいたいがひかれていた)

代替が轢かれていた。

(やこうちゅうがみえました)

夜光虫が、見えました。

(めだまがとびました)

目玉が、飛びました。

(あなたはどちらでしょうか)

貴方は何方でしょうか？

(きをつけてください)

気をつけてください。

(かしょうぶつがやってきた)

迦葉物が、やって来た。

(めだまがとけました)

目玉が、溶けました。

(きはたしかなのでしょうか)

気は確かなのでしょうか？

(しなないでください)

死なないでください。

(みずきよければうおすまずと)

水清ければ魚棲まずと、

(つみさえせいとうかするのですが)

罪さえ正当化するのですが、

(めったやたらにてきをふやせば)

めったやたらに敵を増やせば、

(るるめんめんとしていく)

縷縷綿綿として逝く。

(あぶないからちかづくなよと)

危ないから近づくなよと、

(なんどもおしえたのに)

何度も教えたのに、

(たらればのしこうはひたすらにつらいので)

タラレバの思考は只管に辛いので、

(はかりをこわした)

秤を壊した。

(だめなのに)

ダメなのに。

(れっかしたのに)

劣化したのに。

(だいたいがひかれていた)

大体が惹かれていた。

(やこうちゅうがみえました)

夜光虫が、見えました。

(めだまがとびました)

目玉が、飛びました。

(あなたはどちらでしょうか)

貴方は何方でしょうか？

(きをつけてください)

気をつけてください。

(かしょうぶつがやってきた)

迦葉物が、やって来た。

(めだまがとけました)

目玉が、溶けました。

(きはたしかなのでしょうか)

気は確かなのでしょうか？

(しなないでください)

死なないでください。

(あらわれはしない)

現れはしない。

(きこえもしない)

聞こえもしない。

(すべてあなたのせいです)

全て貴方の所為です。

(どうかこたえみつけてください)

どうか、応え見つけてください。

(さいあいのひとよ)

最愛の人よ！

(くたちはながく)

降ちは、永く。

(なきねいるほどながく)

泣き寝入る程、永く。

(あなたのもくてきはふくしゅうなのでしょうか)

貴方の目的は、復讐なのでしょうか。

(やこうちゅうがみえました)

夜光虫が、見えました。

(めだまがとびました)

目玉が、飛びました。

(あなたはどちらでしょうか)

貴方は何方でしょうか？

(きをつけてください)

気をつけてください。

(かしょうぶつがやってきた)

迦葉物が、やって来た。

(めだまがとけました)

目玉が、溶けました。

(きはたしかなのでしょうか)

気は確かなのでしょうか？

(しなないでください)

死なないでください。

(あらわれはしない)

現れはしない。

(きこえもしない)

聞こえもしない。

(あなたはどこにもいない)

貴方は何処にも居ない。

(わすれはしない)

忘れはしない。

(ときがすぎさろうとも)

時が過ぎ去ろうとも。