全てあなたの所為です。 アルバム「CXXXII」
関連タイピング
-
プレイ回数32歌詞872打
-
プレイ回数92歌詞かな1140打
-
プレイ回数12歌詞かな531打
-
プレイ回数166歌詞1792打
-
プレイ回数351歌詞かな968打
-
プレイ回数3歌詞かな474打
-
プレイ回数215歌詞かな1092打
-
プレイ回数94歌詞かな1484打
歌詞(問題文)
(えぬ)
「エヌ」
(こくどうぞいのうみで、かしこうせんがわらい。)
国道沿いの海で、可視光線が笑い。
(ななめうしろのねつびょうは、すいこうをかさねるという。)
斜め後ろの熱病は、推敲を重ねると言う。
(てんぐのめんをかぶった、なつかしいえいようが。)
天狗の面を被った、懐かしい栄養が。
(ごみすてばからとびおりて、)
ゴミ捨て場から飛び降りて、
(あすがころがった。)
明日が転がった。
(ほうしゃじょうのしきと、)
放射状の四季と、
(それをたべるこわさ。)
それを食べる怖さ。
(つまさきだちでも、たりないのです。)
つま先立ちでも、足りないのです。
(いんすうぶんかいとおたまじゃくしは、)
因数分解とオタマジャクシは、
(はものでにっきをまぜました。)
刃物で日記を混ぜました。
(わたしはさいぼうですが、)
私は細胞ですが、
(にくはえぬですか?)
肉はエヌですか?
(ぎざじゅうがないていました、)
ギザ十が泣いていました、
(いどはみえますか?)
井戸は見えますか?
(おじぞうさまはゆるみ、あなくろのくもりあめ。)
お地蔵様は緩み、アナクロの曇り雨。
(ゆめみごこちのびーかーは、みょうなかんじがするという。)
夢見心地のビーカーは、妙な感じがすると言う。
(むつうのちかしつでは、びゃくやとはよべないが。)
無痛の地下室では、白夜とは呼べないが。
(ぬいぐるみがおぼれていた。)
ぬいぐるみが溺れていた。
(まちあわせのおと。)
待ち合わせの音。
(かみねんどがくらす、)
紙粘土が暮らす、
(じょそうざいのままで。)
除草剤のままで。
(おりのようびより、あしがおこなう。)
檻の曜日より、葦が行う。
(でじたるでーたはいまでもだるまで、)
デジタルデータは今でも達磨で、
(はっぱろくじゅうしのなごりです。)
8×8=64の名残です。
(わたしはさいぼうですが、)
私は細胞ですが、
(にくはえぬですか?)
肉はエヌですか?
(ぎざじゅうがないていました、)
ギザ十が泣いていました、
(いどはみえますか?)
井戸は見えますか?
(あたらしいかいぼうは、ありうべき。)
新しい解剖は、有り得べき。
(それにきがついても、おびやかされ。)
それに気がついても、おびやかされ。
(かくしょうばいあすたちは、)
確証バイアス達は、
(かくかたりき。)
斯く語りき。
(わたしはさいぼうですが、)
私は細胞ですが、
(にくはえぬですか?)
肉はエヌですか?
(ぎざじゅうがないていました、)
ギザ十が泣いていました、
(いどはみえますか?)
井戸は見えますか?
(わたしはさいぼうですが、)
私は細胞ですが、
(にくはえぬですか?)
肉はエヌですか?
(ぎざじゅうがないていました、)
ギザ十が泣いていました、
(いどはみえますか?)
井戸は見えますか?
(なにがみえますか?)
何が見えますか?
(あぶじぇ)
「アブジェ」
(すいへいせんのはるかうえを)
水平線の遥か上を
(とんでゆく、)
飛んで征く、
(うらがえったとんぼのはねが、)
裏返った蜻蛉の羽が、
(よをわかつ、)
世を分かつ、
(かんがえたことはありますか、)
考えた事はありますか、
(おぞましさとは?)
おぞましさとは?
(うつくしさとは?)
美しさとは?
(はじめからそこにあるがまま、)
はじめから其処に在るが儘、
(たがためにはなはさくのでしょう。)
誰が為に花は咲くのでしょう。
(せんぼうのとらわれびとが)
羨望の囚われ人が
(とんでゆく、)
飛んで征く、
(こころほねどころはかいりし)
心骨処は乖離し
(ねじれおちる、)
捻じれ落ちる、
(かんじたことはありますか、)
感じた事はありますか、
(おぞましさとか、)
おぞましさとか、
(うつくしさとか、)
美しさとか、
(はじめからそこにあるがまま、)
はじめから其処に在るが儘、
(だれがためにはなはちるのでしょう。)
誰が為に花は散るのでしょう。
(つぎはぎだらけのいかだが、)
継ぎ接ぎだらけの筏が、
(とろけてかわとまざり、)
とろけて川と混ざり、
(ひとりよがりのたいはいに、)
独りよがりの退廃に、
(くびまでつかったまま。)
首まで浸かったまま。
(つぎはぎだらけのいかだが、)
継ぎ接ぎだらけの筏が、
(とろけてかわとまざり、)
とろけて川と混ざり、
(ひとりよがりのたいはいに、)
独りよがりの退廃に、
(くびまでつかったまま。)
首まで浸かったまま。
(きょういく)
「教育」
(だれもそこにいないこと、)
誰もそこにいない事、
(だれにもおしえたくなくて、)
誰にも教えたくなくて、
(だれもそこにいないなら、)
誰もそこにいないなら、
(みつめているのはだあれ?)
見つめているのはだあれ?
(あなたがここにいないこと、)
あなたがここにいない事、
(あなたにもおしえたくなくて、)
あなたにも教えたくなくて、
(あなたもここにいないなら、)
あなたもここにいないなら、
(なにをみつめているの?)
なにを見つめているの?
(それはつちをこねてつくったひとのようだった。)
それは土を捏ねて作ったヒトの様だった。
(せきずいというなのしんけいの、)
脊髄という名の神経の、
(かたほうのはしがふくらんで、)
片方の端が膨らんで、
(みずからいしをもちはじめ、)
自ら意思を持ち始め、
(われわれをあやつりはじめたのです。)
我々を操り始めたのです。
(いつもそこにいないこと、)
いつもそこにいない事、
(いつもあなたにおしえたくて、)
いつもあなたに教えたくて、
(いつもそこにいないなら、)
いつもそこにいないなら、
(なにをおいかけているの?)
なにを追いかけているの?
(あなたがここにいないこと、)
あなたがここにいない事、
(あなたにもおしえたくなくて、)
あなたにも教えたくなくて、
(あなたもここにいないなら、)
あなたもここにいないなら、
(なにをみつめているの?)
なにを見つめているの?
(それはかただけをもしたみめしすのようだった。)
それは型だけを模したミメシスの様だった。
(せきずいというなのしんけいの、)
脊髄という名の神経の、
(かたほうのはしがふくらんで、)
片方の端が膨らんで、
(みずからいしをまちはじめ、)
自ら意思を持ち始め、
(われわれをあやつりはじめたのです。)
我々を操り始めたのです。