第49回パソコンスピード認定試験問題

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順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 ビッグマム 6753 S++ 7.1 94.6% 758.1 5424 304 80 2024/04/18
2 もっふ 5801 A+ 6.1 94.9% 893.2 5471 289 80 2024/04/09
3 5734 A 6.0 94.6% 900.8 5475 309 80 2024/03/24
4 だいふく 5094 B+ 5.5 92.5% 976.0 5406 434 80 2024/02/25
5 ヨッシー 4042 C 4.2 95.3% 1290.0 5481 266 80 2024/04/09

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問題文

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(ほんのすうふんかん、まなつのえんてんかにくるまをちゅうしゃしていました。)

ほんの数分間、真夏の炎天下に車を駐車していました。

(のりこもうとしたときに、しゃたいのひょうめんがあつくなっていることをしらずに)

乗り込もうとした時に、車体の表面が熱くなっていることを知らずに

(ふれてしまい、おどろいたことがあります。こうしたげんしょうは、てつがあたたまりやすい)

触れてしまい、驚いたことがあります。こうした現象は、鉄が温まりやすい

(せいしつをもっているためにおこります。おなじようにまなつのえんてんかにせっちしていても)

性質を持っているために起こります。同じように真夏の炎天下に設置していても

(みずをはったぷーるのひょうめんは、ぬるいとかんじるていどです。たいようのねつはかわらず)

水を張ったプールの表面は、ぬるいと感じる程度です。太陽の熱は変わらず

(おなじようにとどいているはずなのに、このようなちがいがでるのはなぜでしょうか。)

同じように届いているはずなのに、このような違いが出るのはなぜでしょうか。

(それは、ぶっしつをあたためたりひやしたりするさいにひつようなえねるぎーは、)

それは、物質を温めたり冷やしたりする際に必要なエネルギーは、

(それぞれきまっているからです。これはひねつとよばれており、)

それぞれ決まっているからです。これは比熱と呼ばれており、

(1ぐらむのぶっしつのおんどを1どあげるのにひつようなねつりょうのことをいいます。)

1グラムの物質の温度を1度上げるのに必要な熱量のことをいいます。

(てつのようにすぐにあつくなるきんぞくは、そのあたいがちいさいためすぐあつくなります。)

鉄のようにすぐに熱くなる金属は、その値が小さいためすぐ熱くなります。

(ぎゃくにそのすうじがもっともおおきくあたたまりにくいのはみずです。さらに、ねっしにくいぶっしつは)

逆にその数字が最も大きく温まりにくいのは水です。さらに、熱しにくい物質は

(さめにくいというとくちょうもあわせもっています。ひねつがおおきければおおきいほど、)

冷めにくいという特徴も併せ持っています。比熱が大きければ大きいほど、

(よりたくさんのねつえねるぎーをたくわえておくことができるということです。)

よりたくさんの熱エネルギーを蓄えておくことができるということです。

(こうしたみずのせいしつは、ちきゅうかんきょうにもおおきなえいきょうをおよぼしています。)

こうした水の性質は、地球環境にも大きな影響を及ぼしています。

(たとえば、つきはひるとよるでは、すうひゃくどものおんどさがあるといわれていますが、)

例えば、月は昼と夜では、数百度もの温度差があるといわれていますが、

(わたしたちがすむちきゅうは、それほどかこくなえりあはそんざいしません。)

わたしたちが住む地球は、それほど過酷なエリアは存在しません。

(これは、わくせいのひょうめんをおおっているうみのおかげだといわれています。)

これは、惑星の表面を覆っている海のおかげだといわれています。

(つきにはたいきもみずもなく、がんせきやすなでこうせいされたかんそうちたいがつづいています。)

月には大気も水もなく、岩石や砂で構成された乾燥地帯が続いています。

(そのため、ひるのたいようねつをきゅうしゅうしたりたくわえたりすることができません。)

そのため、昼の太陽熱を吸収したり蓄えたりすることができません。

(まさにそれができるのがうみであり、ひとをふくむいきものをきゅうげきなおんどへんかから)

まさにそれができるのが海であり、人を含む生き物を急激な温度変化から

など

(まもってくれているというわけです。にたようなげんしょうはちきゅうじょうでもみられます。)

守ってくれているというわけです。似たような現象は地球上でも見られます。

(たとえば、はわいとあふりかをおもいえがいてみてください。ぜんしゃのいめーじは、)

例えば、ハワイとアフリカを思い描いてみてください。前者のイメージは、

(ゆたかなしぜんにめぐまれたしまでかいてきなきこうのりぞーとちといったところでしょうか。)

豊かな自然に恵まれた島で快適な気候のリゾート地といったところでしょうか。

(それにくらべてこうしゃは、かわいたつちやこくしょなどのきびしいかんきょうをそうぞうするひとが)

それに比べて後者は、乾いた土や酷暑などの厳しい環境を想像する人が

(おおいのではないでしょうか。じつはこのりょうちいきのいどはほとんどおなじなので、)

多いのではないでしょうか。実はこの両地域の緯度はほとんど同じなので、

(ほんらいであれば、にたようなきこうでもふしぎではありません。)

本来であれば、似たような気候でも不思議ではありません。

(しかし、これほどまでにかんきょうがちがうのは、うみにちかいかとおいかがかんけいしていると)

しかし、これほどまでに環境が違うのは、海に近いか遠いかが関係していると

(いわれています。まず、はわいのようなうみにめんしたちいきは、ひねつがおおきいかいすいの)

いわれています。まず、ハワイのような海に面した地域は、比熱が大きい海水の

(おかげでたいようこうがあたってもあたたまりにくくひえにくいため、ひかくてききおんが)

おかげで太陽光が当たっても温まりにくく冷えにくいため、比較的気温が

(あんていしています。そのいっぽうで、あふりかのないりくぶのようなうみにめんしていない)

安定しています。その一方で、アフリカの内陸部のような海に面していない

(ばしょは、ひねつのちいさいすなやいしにおおわれているため、たいようのねつですぐに)

場所は、比熱の小さい砂や石に覆われているため、太陽の熱ですぐに

(きおんがへんどうし、ひるとよるのおんどへんかがはげしく、あつさもさむさもきびしいかんきょうに)

気温が変動し、昼と夜の温度変化が激しく、暑さも寒さも厳しい環境に

(あるといえます。このようにきこうとみずはきってもきれないかんけいにあるのです。)

あるといえます。このように気候と水は切っても切れない関係にあるのです。

(あなたはどうぶつえんやてれびなどで、どうぶつのねがおをみたことはありますか。)

あなたは動物園やテレビなどで、動物の寝顔を見たことはありますか。

(ぐっすりとねむっているすがたは、たとえそれがらいおんのようなもうじゅうであっても、)

ぐっすりと眠っている姿は、たとえそれがライオンのような猛獣であっても、

(かわいいとかんじてしまうのはわたしだけでしょうか。むぼうびなそのかおは、)

かわいいと感じてしまうのはわたしだけでしょうか。無防備なその顔は、

(おやがこをみまもるようなやすらかなきもちにさせてくれます。)

親が子を見守るような安らかな気持ちにさせてくれます。

(ところで、にんげんのすいみんは1にちへいきん8じかんとされていますが、ほかのいきものは)

ところで、人間の睡眠は1日平均8時間とされていますが、他の生き物は

(どうでしょう。なまえからしてまいぺーすで、ゆっくりとうごくいんしょうがつよい)

どうでしょう。名前からしてマイペースで、ゆっくりと動く印象が強い

(なまけものは、いっしょうのたいはんをきにぶらさがったままねてすごすそうです。)

ナマケモノは、一生の大半を木にぶら下がったまま寝て過ごすそうです。

(しかし、これはいきのびるためのしゅだんだというからおどろきです。)

しかし、これは生き延びるための手段だというから驚きです。

(また、いっけんゆうちょうにみえても、うまのようなそうしょくどうぶつはいがいにねるじかんがみじかく)

また、一見悠長に見えても、ウマのような草食動物は意外に寝る時間が短く

(にんげんのはんぶんいかとされています。このようにねむりにかんしては、しゅるいによって)

人間の半分以下とされています。このように眠りに関しては、種類によって

(あるていどのほうそくがあるそうです。また、こうしたしゅうせいは、うまれてから)

ある程度の法則があるそうです。また、こうした習性は、生まれてから

(ちしきとしてまなぶのではなく、いでんしにくみこまれたじょうほうのようで、)

知識として学ぶのではなく、遺伝子に組み込まれた情報のようで、

(たとえむれていなくても、どうしゅであればにたようなじかんはいぶんで)

たとえ群れていなくても、同種であれば似たような時間配分で

(くらしているそうです。しかし、どうぶつえんなどのようにあんぜんなばしょで、)

暮らしているそうです。しかし、動物園などのように安全な場所で、

(ねんじゅうたべるもののしんぱいをしなくてもよくなるとこうしたれいはがいとうしないそうです。)

年中食べる物の心配をしなくてもよくなるとこうした例は該当しないそうです。

(では、やせいのばあい、すいみんのじかんたいやそのながさはどうぶつによってどんなちがいが)

では、野生の場合、睡眠の時間帯やその長さは動物によってどんな違いが

(あるのでしょう。それは、つかれをいやしてえねるぎーをたくわえるために)

あるのでしょう。それは、疲れを癒してエネルギーを蓄えるために

(ひつようふかけつなこういですが、じゃくにくきょうしょくのせかいでくらすやせいどうぶつにとっては、)

必要不可欠な行為ですが、弱肉強食の世界で暮らす野生動物にとっては、

(きけんかいひもじゅうようなかだいです。ねずみをれいにあげると、かれらはきほんてきにやかんに)

危険回避も重要な課題です。ネズミを例に挙げると、彼らは基本的に夜間に

(かつどうしています。やみにまぎれてしょくじをしてすづくりにはげむほうが)

活動しています。闇に紛れて食事をして巣作りに励む方が

(てんてきにはっけんされにくくてあんぜんだからです。かれらははんにちちかくけいぞくしてねむることが)

天敵に発見されにくくて安全だからです。彼らは半日近く継続して眠ることが

(できるといい、よるになり、くらくなるまで、きほんてきにはめざめないそうです。)

できるといい、夜になり、暗くなるまで、基本的には目覚めないそうです。

(えねるぎーのむだづかいときけんをてっていてきにはいじょし、すづくりときゅうそくだけに)

エネルギーの無駄遣いと危険を徹底的に排除し、巣作りと休息だけに

(げんていしたかれらのせいかつほうほうこそが、ちいさくよわくても、)

限定した彼らの生活方法こそが、小さく弱くても、

(たえることなくしそんをはんえいさせてこられたりゆうなのでしょう。)

絶えることなく子孫を繁栄させてこられた理由なのでしょう。

(すいみんのながさにかんしてはしょくじのじかんにはんぴれいするそうです。)

睡眠の長さに関しては食事の時間に反比例するそうです。

(たとえば、おおがたのそうしょくどうぶつははらをみたすために、たりょうのしょくぶつを)

例えば、大型の草食動物は腹を満たすために、多量の植物を

(いにおさめなければなりません。やせいのうまがすこししかねないのは、)

胃に収めなければなりません。野生のウマが少ししか寝ないのは、

(たべるのにじかんがかかりすぎるからというせつがあるほどです。)

食べるのに時間がかかり過ぎるからという説があるほどです。

(すをつくらないかれらは、よこになってきゅうそくするというしゅうせいもなく、)

巣を作らない彼らは、横になって休息するという習性もなく、

(ちゅうやとわずたったままうたたねをくりかえすばかりです。)

昼夜問わず立ったままうたた寝を繰り返すばかりです。

(しかし、たすうでむれていてもかならずだれかがおきていてみはりやくとなり、)

しかし、多数で群れていても必ず誰かが起きていて見張り役となり、

(きけんからなかまをまもっているそうです。ぎゃくにらいおんのようなにくしょくどうぶつは、)

危険から仲間を守っているそうです。逆にライオンのような肉食動物は、

(いっきにえものをたおしてかぶりつき、ほぼまるのみすればそれでしょくじはしゅうりょうです。)

一気に獲物を倒してかぶりつき、ほぼ丸のみすればそれで食事は終了です。

(みちたりてひるねをしているすがたをよくみかけますが、はらをうえにむけているときは)

満ち足りて昼寝をしている姿をよく見掛けますが、腹を上に向けている時は

(きもちよさそうです。かれらは、1にちへいきん10じかんいじょうもやすむといわれています。)

気持ち良さそうです。彼らは、1日平均10時間以上も休むといわれています。

(だれにもおそわれないひゃくじゅうのおうのとっけんなのでしょう。)

誰にも襲われない百獣の王の特権なのでしょう。

(すいみんがせいぞんにふりえきないきものはねむるじかんがみじかいといえますが、)

睡眠が生存に不利益な生き物は眠る時間が短いといえますが、

(ぜんじゅつのなまけもののように、ひじょうにこせいてきなそうしょくどうぶつもそんざいします。)

前述のナマケモノのように、非常に個性的な草食動物も存在します。

(かれらは、えだにつめをひっかけてあおむけになりむぼうびにやすんでいるのですが、)

彼らは、枝に爪を引っ掛けてあおむけになり無防備に休んでいるのですが、

(いがいにもこれがねったいうりんのなかでははっけんされにくいのです。)

意外にもこれが熱帯雨林の中では発見されにくいのです。

(あまりにもうごかないため、はのしげみなどとくべつができないからでしょう。)

あまりにも動かないため、葉の茂みなどと区別ができないからでしょう。

(たべるりょうもすくなく、じゅうぶんにせいちょうしたこたいであっても、みのまわりのしょくぶつを)

食べる量も少なく、十分に成長した個体であっても、身の回りの植物を

(8ぐらむほどせっしゅすれば1にちぶんはことたりるようです。)

8グラムほど摂取すれば1日分は事足りるようです。

(あまりうごかないことでてきのめをくらましあんぜんをかくほするというきそうてんがいなほうほうで)

あまり動かないことで敵の目をくらまし安全を確保するという奇想天外な方法で

(きびしいしぜんかいをいきぬいてきたかれらのいでんしには、)

厳しい自然界を生き抜いてきた彼らの遺伝子には、

(はたしてどのようなじょうほうがくみこまれているのかきょうみがつきません。)

果たしてどのような情報が組み込まれているのか興味が尽きません。

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