第48回パソコンスピード認定試験問題

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プレイ回数1.3万難易度(4.5) 5573打 長文
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 ビッグマム 6926 S++ 7.3 94.3% 747.6 5505 327 81 2024/04/19
2 ビッグマム 6670 S+ 7.0 95.1% 783.7 5509 281 81 2024/04/03
3 ㅁㅁ 6495 S 6.7 95.8% 810.5 5504 239 81 2024/04/03
4 もっふ 5757 A+ 6.1 93.5% 900.1 5564 382 81 2024/03/27
5 5529 A 5.8 94.8% 951.4 5563 302 81 2024/03/23

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問題文

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(なぜそのやまにのぼるのかときかれて、そこにやまがあるからとこたえるえぴそーどは、)

なぜその山に登るのかと聞かれて、そこに山があるからと答えるエピソードは、

(とてもゆうめいです。これはてつがくてきないみにうけとられがちですが、)

とても有名です。これは哲学的な意味に受け取られがちですが、

(かならずしもそれだけとはかぎりません。そのりゆうは、このことばには、)

必ずしもそれだけとは限りません。その理由は、この言葉には、

(しぜんがすきだというきもちやおもいが、しっかりとこめられているからです。)

自然が好きだという気持ちや思いが、しっかりと込められているからです。

(やまは、じんこうてきにつくられたゆうえんちやあすれちっくしせつのようなばしょとちがって、)

山は、人工的に造られた遊園地やアスレチック施設のような場所と違って、

(わたしたちのかんがえているとおりにならないこともおおくあります。)

わたしたちの考えている通りにならないことも多くあります。

(それでもやまにのぼろうとしたり、かわやたにをいくつもこえてぼうけんしたいとおもったり)

それでも山に登ろうとしたり、川や谷を幾つも越えて冒険したいと思ったり

(するひとは、そうだいなふうけいやうつくしいげんしょうにこころをうばわれたけいけんがあるのでしょう。)

する人は、壮大な風景や美しい現象に心を奪われた経験があるのでしょう。

(それがわすれられずもっとおおくのばしょをおとずれたい、もっとすばらしいしゅんかんを)

それが忘れられずもっと多くの場所を訪れたい、もっと素晴らしい瞬間を

(たいかんしたいとかんがえるようになるのです。そのおもいやねがいが、)

体感したいと考えるようになるのです。その思いや願いが、

(ぼうとうのうけこたえのえぴそーどにこめられているとおもいます。)

冒頭の受け答えのエピソードに込められていると思います。

(そしてたいせつなことは、しぜんをうやまうこころをもつということです。)

そして大切なことは、自然を敬う心を持つということです。

(とつぜんのあめにふられたり、つよいかぜにふかれたり、ばあいによってはむしにさされたり)

突然の雨に降られたり、強い風に吹かれたり、場合によっては虫に刺されたり

(することがあるかもしれません。もしてんこうやたいりょくにふあんをかんじたときは、)

することがあるかもしれません。もし天候や体力に不安を感じたときは、

(いさぎよくひきかえすゆうきがひつようです。そのはんだんをみあやまると、どうこうしゃにめいわくをかける)

潔く引き返す勇気が必要です。その判断を見誤ると、同行者に迷惑を掛ける

(こともあるからです。じゅうぶんなそなえをしたうえで、しぜんのきょういとすばらしさを)

こともあるからです。十分な備えをしたうえで、自然の驚異と素晴らしさを

(りかいし、とざんをすれば、そこにはかんどうのものがたりがまっているはずです。)

理解し、登山をすれば、そこには感動の物語が待っているはずです。

(ここでは、そのみりょくについてまとめてみましょう。)

ここでは、その魅力についてまとめてみましょう。

(しょしんしゃがさいしょにかんたんのこえをあげるのは、ふうけいのうつくしさです。)

初心者が最初に感嘆の声を上げるのは、風景の美しさです。

(とくにとかいにすんでいるひとほど、にちじょうにみなれたしーんとのちがいに)

特に都会に住んでいる人ほど、日常に見慣れたシーンとの違いに

など

(たちつくすことがあります。はやしのなかに、まちかどにはえているじゅもくとおなじしゅるいが)

立ち尽くすことがあります。林の中に、街角に生えている樹木と同じ種類が

(あったとしましょう。すんだくうきでは、みどりのいろがちがってみえるからふしぎです。)

あったとしましょう。澄んだ空気では、緑の色が違って見えるから不思議です。

(やまのおねがそらにうかんでいるようにかんじることもあるでしょう。)

山の尾根が空に浮かんでいるように感じることもあるでしょう。

(はなは、まるでわたしたちをまっていたかのようにたいりんをさかせてくれます。)

花は、まるでわたしたちを待っていたかのように大輪を咲かせてくれます。

(それはかいがのようにうつくしく、いっしゅんのうちにこころをわしづかみにされてしまうのです)

それは絵画のように美しく、一瞬のうちに心をわしづかみにされてしまうのです

(また、もうひとつのおもしろさは、どうぶつたちとのであいです。)

また、もう一つの面白さは、動物たちとの出合いです。

(ちいさなむしやとりはもりのなかをとびまわりかわではさかなたちがじゆうにのびのびとしています。)

小さな虫や鳥は森の中を飛び回り川では魚たちが自由に伸び伸びとしています。

(もしかしたら、りすやうさぎがにんげんをのぞいているかもしれません。)

もしかしたら、リスやウサギが人間をのぞいているかもしれません。

(いっしょにあそぶのは、さすがにむずかしいですが、りょういきをおかすことなく、)

一緒に遊ぶのは、さすがに難しいですが、領域を侵すことなく、

(おたがいのそんざいをいしきしながらかんさつすることはかのうです。)

お互いの存在を意識しながら観察することは可能です。

(とざんのじゅんびはなんにちもまえからはじめます。あるくけいろとかかるじかんをしらべ、)

登山の準備は何日も前から始めます。歩く経路とかかる時間を調べ、

(てんこうにあわせてふくそうをよういします。もちもののかくにんもおこたってはなりません。)

天候に合わせて服装を用意します。持ち物の確認も怠ってはなりません。

(こうしためんみつなけいかくをたてることは、しごとやべんがくにおいてもおなじすきるが)

こうした綿密な計画を立てることは、仕事や勉学においても同じスキルが

(もとめられているといえます。つまり、あらゆるじしょうのれんしゅうにもなるのです。)

求められているといえます。つまり、あらゆる事象の練習にもなるのです。

(こどもがねむるまえに、おやがにほんのむかしばなしをよんでねかしつけることがあります。)

子供が眠る前に、親が日本の昔話を読んで寝かしつけることがあります。

(なんどもくりかえしきいたことがあるないようなので、ものがたりはすっかりおぼえてしまって)

何度も繰り返し聞いたことがある内容なので、物語はすっかり覚えてしまって

(いるでしょう。ふとんのなかでまいばんのようにあたまのなかにいれることにより、)

いるでしょう。布団の中で毎晩のように頭の中に入れることにより、

(しゅじんこうのせりふまで、すべてあんきしてしまうこともあります。)

主人公のせりふまで、すべて暗記してしまうこともあります。

(しかしながら、なんどみみにしてもたのしみでしかたがないとかんじるのは、)

しかしながら、何度耳にしても楽しみで仕方がないと感じるのは、

(ふしぎなことだとおもいませんか。では、そのみりょくについてさぐってみましょう。)

不思議なことだと思いませんか。では、その魅力について探ってみましょう。

(これらのむかしばなしにはぜんこくにしれわたったすとーりーもあれば、)

これらの昔話には全国に知れ渡ったストーリーもあれば、

(あるちいきでしかつたえられていないものがたりもあります。)

ある地域でしか伝えられていない物語もあります。

(そのかずは、おおよそ300いじょうあるだろうとすいそくされているそうです。)

その数は、おおよそ300以上あるだろうと推測されているそうです。

(はなしは、くらしのなかでつかわれているかざりけのないことばでつづられていきます。)

話は、暮らしの中で使われている飾り気のない言葉でつづられていきます。

(きたぐにではさむいふゆがりんじょうかんたっぷりに、みなみのほうではあたたかいたいようのひざしをそうぞうさせ)

北国では寒い冬が臨場感たっぷりに、南の方では暖かい太陽の日差しを想像させ

(そせんからのくちづたえにより、しぜんげんしょうやしゃかいのふうしゅうとともにものがたりは)

祖先からの口伝えにより、自然現象や社会の風習とともに物語は

(けいしょうされてきました。わたしたちは、これらのむかしばなしをとおして、ゆうきやぼうけん、)

継承されてきました。わたしたちは、これらの昔話を通して、勇気や冒険、

(ゆうじんとのしんらいかんけいやかぞくどうしのあいじょう、しぜんとのちょうわやきょうせいをまなんでいきます。)

友人との信頼関係や家族同士の愛情、自然との調和や共生を学んでいきます。

(じんせいにおけるざせつやにんたいりょく、せきにんかんをかんがえさせられることもあるでしょう。)

人生における挫折や忍耐力、責任感を考えさせられることもあるでしょう。

(こうしてものごとのどうりやぜんあくなどのかちかんをみにつけてきたのかもしれません。)

こうして物事の道理や善悪などの価値観を身に付けてきたのかもしれません。

(なかにはこわいばけものやいたずらをするかっぱつなどうぶつなどがとうじょうすることもあります。)

中には怖い化け物やいたずらをする活発な動物などが登場することもあります。

(またときに、にんげんがつみをおかすようすがえがかれることもあります。そこにじぶんじしんの)

また時に、人間が罪を犯す様子が描かれることもあります。そこに自分自身の

(まちがいをはんせいすることや、しんちょうなこうどうのたいせつさをかんじとることができるのです。)

間違いを反省することや、慎重な行動の大切さを感じ取ることができるのです。

(おおくのひとがしっているものがたりをしょうかいしましょう。)

多くの人が知っている物語を紹介しましょう。

(ろうふうふのてつだいをしながらいっしょになかよくくらしていたすずめのはなしです。)

老夫婦の手伝いをしながら一緒に仲良く暮らしていたスズメの話です。

(あるひそのことりは、おばあさんからせんたくものにつかうのりをにておくように)

ある日その小鳥は、おばあさんから洗濯物に使うのりを煮ておくように

(たのまれました。ところが、すこしあじみをしたらおいしかったので、)

頼まれました。ところが、少し味見をしたらおいしかったので、

(ぜんぶたべてしまいました。さいしょはごまかそうとしますが、けっきょくははくじょうします。)

全部食べてしまいました。最初はごまかそうとしますが、結局は白状します。

(それをきいたおばあさんはおこってしまいます。うそをついたためしたをきられ、)

それを聞いたおばあさんは怒ってしまいます。うそをついたため舌を切られ、

(いたくてにげてしまいました。いえにもどったおじいさんは、)

痛くて逃げてしまいました。家に戻ったおじいさんは、

(そのことをきき、しんぱいしてさがしにいきます。もりのなかできずついたことりをみつけ)

そのことを聞き、心配して探しに行きます。森の中で傷ついた小鳥を見つけ

(なぐさめると、おれいにてんごくのようなばしょにつれていかれ、めずらしいおどりやしょくじで)

慰めると、お礼に天国のような場所に連れて行かれ、珍しい踊りや食事で

(もてなされました。さらにかえるときには、だいしょうのはこをみせて、)

もてなされました。さらに帰る時には、大小の箱を見せて、

(どちらかすきなほうをみやげにするようにといわれます。ひかえめなほうをもらって)

どちらか好きな方を土産にするようにと言われます。控えめな方をもらって

(いえであけると、おどろくことにきんぎんざいほうがたっぷりはいっていました。)

家で開けると、驚くことに金銀財宝がたっぷり入っていました。

(それをみたごうよくなおばあさんは、じぶんもすずめをたずねてりっぱなほうをえらびます。)

それを見た強欲なおばあさんは、自分もスズメを訪ねて立派な方を選びます。

(ところがなかからでてきたのは、こわいばけものだらけで、おそろしくなって)

ところが中から出てきたのは、怖い化け物だらけで、恐ろしくなって

(こしをぬかしてしまうのです。このはなしからりかいできるのは、にんげんとどうぶつのかんけいせいを)

腰を抜かしてしまうのです。この話から理解できるのは、人間と動物の関係性を

(こえてこころをかよわせ、おたがいをいたわりあうことのたいせつさです。)

超えて心を通わせ、お互いをいたわり合うことの大切さです。

(それとたいひして、ごうよくなにんげんのおろかさもたくみにえがいています。)

それと対比して、強欲な人間の愚かさもたくみに描いています。

(いくつもあるむかしばなしのなかには、はっぴーえんどでおわらないものやくらいないようのものも)

幾つもある昔話の中には、ハッピーエンドで終わらないものや暗い内容のものも

(あります。ねるまえのほんのよみきかせには、かんぜんちょうあくなどどうとくのきょうかしょとして、)

あります。寝る前の本の読み聞かせには、勧善懲悪など道徳の教科書として、

(さいてきなそんざいになるばあいもあるかもしれません。それらをふまえ、)

最適な存在になる場合もあるかもしれません。それらを踏まえ、

(そのこどもにあったないようのものをせんたくすることはじゅうようなことでしょう。)

その子供に合った内容のものを選択することは重要なことでしょう。

(じぶんたちのすむちいきのかんがえかたやふうしゅうなどもしぜんにおぼえていきますし、)

自分たちの住む地域の考え方や風習なども自然に覚えていきますし、

(おやがじぶんのそばでみまもっていてくれるあんしんかんもあるでしょう。)

親が自分のそばで見守っていてくれる安心感もあるでしょう。

(ねむるまえのやすらかなじかんに、あんしんしてはなしをきくことができることは、)

眠る前の安らかな時間に、安心して話を聞くことができることは、

(おやこのしんらいかんけいをふかめることにもなります。 さらに、きずながふかまり、)

親子の信頼関係を深めることにもなります。 さらに、きずなが深まり、

(あたたかいおやこかんけいがずっとつづいていくのではないでしょうか。)

温かい親子関係がずっと続いていくのではないでしょうか。

(そんなおもいがこめられたしずかなひとときに、)

そんな思いが込められた静かなひとときに、

(こうふくそうにねむりにつくおさないかおがめにうかぶようです。)

幸福そうに眠りにつく幼い顔が目に浮かぶようです。

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