ピーターラビットのおはなし 1/3
いたずらピーターがマグレガーさんの庭でおっかけっこ。
ピーターラビットのおはなし 1 ベアトリクス・ポター/作
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問題文
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(むかしむかし あるところに よんひきの こうさぎが おりました。)
むかしむかし あるところに 4ひきの こうさぎが おりました。
(なまえは それぞれ ふろぷしー、もぷしー、かとんてる、ぴーたーです。)
なまえは それぞれ フロプシー、モプシー、カトンテル、ピーターです。
(よんひきは おかあさんと いっしょに とってもおおきな もみのきの)
4ひきは おかあさんと いっしょに とってもおおきな モミのきの
(したにある あなのなかに すんでいました。)
したにある あなのなかに すんでいました。
(あるひの あさ、あなうさままが いいました。)
あるひの あさ、あなうさママが いいました。
(「さあ おまえたち、のはらのなかや こみちのさきで)
「さあ おまえたち、のはらのなかや こみちのさきで
(あそんでらっしゃい。)
あそんでらっしゃい。
(でも、まぐれがーおじさんの おにわには いっちゃだめよ。)
でも、マグレガーおじさんの おにわには いっちゃダメよ。
(むかし おとうさんが そこで ひょんなことから)
むかし おとうさんが そこで ひょんなことから
(まぐれがーおばさんに つかまって ぱいに されたんだから。」)
マグレガーおばさんに つかまって パイに されたんだから。」
(「いってらっしゃい、きを つけるのよ。)
「いってらっしゃい、きを つけるのよ。
(おかあさん、るすに してるから。」)
おかあさん、るすに してるから。」
(それから あなうさままは かごと かさを てにもって、)
それから あなうさママは かごと かさを てにもって、
(もりの むこうの ぱんやさんへ むかいました。)
もりの むこうの パンやさんへ むかいました。
(かったのは いっきんの くろぱんと ぶどうぱんを いつつです。)
かったのは 1きんの くろパンと ぶどうパンを 5つです。
(ふろぷしーと もぷしーと かとんてるは とっても いいこでしたので、)
フロプシーと モプシーと カトンテルは とっても いいこでしたので、
(こみちを くだって くろいちごつみに でかけました。)
こみちを くだって クロイチゴつみに でかけました。
(けれども ぴーたーは ひどく やんちゃでしたので、)
けれども ピーターは ひどく やんちゃでしたので、
(そのまま まぐれがーおじさんの おにわに いちもくさん、)
そのまま マグレガーおじさんの おにわに いちもくさん、
(いりぐちの さくの したを むりくり くぐりぬけたのです!)
いりぐちの さくの したを むりくり くぐりぬけたのです!
など
(すぐさま れたすと いんげんを かじって)
すぐさま レタスと インゲンを かじって
(おまけに はつかだいこんまで。)
おまけに ハツカダイコンまで。
(すると どうも きぶんが わるくなったので)
すると どうも きぶんが わるくなったので
(おくすりの ぱせりを さがすことに しました。)
おくすりの パセリを さがすことに しました。
(ところが きゅうりの なえばこを まわったところで でくわしたのが、)
ところが キュウリの なえばこを まわったところで でくわしたのが、
(なんと まぐれがーおじさん!)
なんと マグレガーおじさん!
(まぐれがーおじさんは よつんばいで きゃべつのなえを)
マグレガーおじさんは よつんばいで キャベツのなえを
(うえていたのですが、 とびあがって ぴーたーを おいかけます。)
うえていたのですが、 とびあがって ピーターを おいかけます。
(くわを ふりふり さけぶのです。)
くわを ふりふり さけぶのです。
(「まてえ、 ぬすっと!」)
「まてえ、 ぬすっと!」
(ぴーたーは もう びっくりして ふるえあがって)
ピーターは もう びっくりして ふるえあがって
(にわじゅうを かけまわりました。)
にわじゅうを かけまわりました。
(それというのも いりぐちが どこにあったのか わからなくなったのです。)
それというのも いりぐちが どこにあったのか わからなくなったのです。
(しかも きゃべつばたけで くつを かたっぽ、)
しかも キャベツばたけで くつを かたっぽ、
(じゃがいもばたけで もうかたっぽを なくしてしまいました。)
ジャガイモばたけで もうかたっぽを なくしてしまいました。
(くつも ないので よつあしで はしると ぐんぐん はやくなって、)
くつも ないので よつあしで はしると ぐんぐん はやくなって、
(うまくいけば にげられたと おもうのですが、)
うまくいけば にげられたと おもうのですが、
(うんわるく すぐりの あみに つっこんでしまい、)
うんわるく スグリの あみに つっこんでしまい、
(うわぎの おおきな ぼたんが ひっかかってしまったのです。)
うわぎの おおきな ボタンが ひっかかってしまったのです。
(ちなみに あおの うわぎで しんちゅうの ぼたんつき)
ちなみに あおの うわぎで しんちゅうの ボタンつき
(おろしたての ものでした。)
おろしたての ものでした。
(ぼくは もう しぬんだな、)
ぼくは もう しぬんだな、
(ぴーたーは おおつぶの なみだを ながしました。)
ピーターは おおつぶの なみだを ながしました。
(でも そのなきごえが たまたま やさしい すずめたちにも きこえて、)
でも そのなきごえが たまたま やさしい すずめたちにも きこえて、
(そして あわてて そばに とんできて あきらめないでと いうのです。)
そして あわてて そばに とんできて あきらめないでと いうのです。
(まぐれがーおじさんが やってきて もってきた ふるいを)
マグレガーおじさんが やってきて もってきた ふるいを
(ぴーたーの うえから ぱっと かぶせようと しましたが、)
ピーターの うえから ぱっと かぶせようと しましたが、
(ぴーたーは すんでのところで うわぎを ぬぎぬぎ)
ピーターは すんでのところで うわぎを ぬぎぬぎ
(あとに のこして にげだしました。)
あとに のこして にげだしました。
(そして ものおきごやに かけこんで じょうろのなかに とびこみました。)
そして ものおきごやに かけこんで じょうろのなかに とびこみました。
(とってもいい かくればだと おもったのに)
とってもいい かくればだと おもったのに
(みずが たくさん はいっているなんて。)
みずが たくさん はいっているなんて。
(まぐれがーおじさんには まるわかりでした。)
マグレガーおじさんには まるわかりでした。
(ぴーたーは ぜったい ものおきごやの どこかに いる。)
ピーターは ぜったい ものおきごやの どこかに いる。
(もしかすると うえきばちの なかかもしれない。)
もしかすると うえきばちの なかかもしれない。
(やがて そろりと もちあげて ひとつずつ なかを みるのです。)
やがて そろりと もちあげて ひとつずつ なかを みるのです。
(まさに そのとき ぴーたーが くしゃみを ーー「はっくしゅん!」)
まさに そのとき ピーターが くしゃみを ーー「はっくしゅん!」
(まぐれがーおじさんが たちまち ちかづきます。)
マグレガーおじさんが たちまち ちかづきます。