銀兎物語②(ブログオリジナル小説)
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問題文
(ここはじんがいたちがあつまるばしょでむつきのてんたいかんそくじょの1f、)
ここは人外たちが集まる場所でムツキの天体観測所の1F、
(ざっかやのこーなーのとなりのあきすぺーすをかしてもらっている。)
雑貨屋のコーナーの隣の空きスペースを貸してもらっている。
(めんばーは8にん。るーふぅ、なずな、むつき、れいあなのほかに)
メンバーは8人。ルーフゥ、なず奈、ムツキ、レイアナの他に
(てんしのあんじぇ、あくまのとぱーる、ようせいのれぐら、)
天使のアンジェ、悪魔のトパール、妖精のレグラ、
(そしてほむんくるすのくるすがいる。)
そしてホムンクルスのクルスがいる。
(8にんはあさのじかん、ぜんいんであつまってちょっとしたかいをひらく。)
8人は朝の時間、全員で集まってちょっとした会を開く。
(なぜあさかというとやこうせいのヴぁんぱいあにあわせているからだ。)
何故朝かというと夜行性のヴァンパイアに合わせているからだ。
(「うさぎはせんさいないきものよ。)
「うさぎは繊細な生き物よ。
(わたしたちもてつだってあげるけどきほんはふたりがちゅうしんとなっておせわできるの?」)
私達も手伝ってあげるけど基本は二人が中心となってお世話できるの?」
(「できるよ!」)
「できるよ!」
(「だいじょうぶだよ!どうぶつはとくいだもん!」)
「大丈夫だよ!動物は得意だもん!」
(「・・・それにしてもこのうさぎかわってるわね。)
「…それにしてもこのうさぎ変わってるわね。
(きんぞくみたいないろのけなみだし、めもあかじゃなくてみどりね」とぱーるがいった。)
金属みたいな色の毛並みだし、目も赤じゃなくて緑ね」トパールが言った。
(「きっとつきのうさぎなんじゃないかな?」るーふぅがいった。)
「きっと月のうさぎなんじゃないかな?」ルーフゥが言った。
(「ろまんてぃっくだね!」とあんじぇ。)
「ロマンティックだね!」とアンジェ。
(「・・・あ!だいじなことわすれてたっ!」)
「…あ!大事なこと忘れてたっ!」
(「だいじなことって・・・なに?」とれぐら。)
「大事なことって…何?」とレグラ。
(「なまえでしょ?」)
「名前でしょ?」
(「だいせいかい!なまえがまだきまってませーん!」るーふぅがせんげんした。)
「大正解!名前がまだ決まってませーん!」ルーフゥが宣言した。
(「ぎんいろのうさぎだから・・・「うさぎん」というのはどう?」なずながいった。)
「銀色のうさぎだから…『うさぎん』というのはどう?」なず奈が言った。
(「いいね!」)
「いいね!」
(「なにそれ、まんまじゃん・・・」れぐらがいった。)
「何それ、まんまじゃん…」レグラが言った。
(「わたしたちにかうけんりがあるからわたしになまえをきめるけんりもある!」)
「私達に飼う権利があるから私に名前を決める権利もある!」
(「あのふたりはたんじゅんよねぇ」むつきがぼそりとつぶやいた。)
「あの二人は単純よねぇ」ムツキがぼそりと呟いた。
(かくしてぎんのうさぎことうさぎんはるーふぅとなずなにかわれることになった。)
かくして銀のうさぎことうさぎんはルーフゥとなず奈に飼われることになった。
(かうすぺーすとしてここのいっかくをつかうことにした。)
飼うスペースとしてここの一角を使うことにした。