銀兎物語①(ブログオリジナル小説)

全体を読みたい方はこちら→https://absolue273.blog.fc2.com/blog-entry-372.html
パート②→https://typing.twi1.me/game/128749
関連タイピング
-
隼人は罪人が暮らした流人村へ役で赴くことになる。
プレイ回数1701長文5065打 -
転スラ竜種です
プレイ回数1846かな84打 -
山形県の民話です
プレイ回数216長文180秒 -
秋田県の民話です
プレイ回数125長文180秒 -
少年探偵団シリーズ第3作品『妖怪博士』
プレイ回数974長文4612打 -
夏目漱石「こころ」3-13
プレイ回数847長文かな2006打 -
夏目漱石「こころ」3-28
プレイ回数824長文1674打 -
夏目漱石「こころ」3-14
プレイ回数928長文1387打
問題文
(それはまんげつのよるのこと。)
それは満月の夜のこと。
(おおかみのじゅうじんるーふぅときつねのじゅうじんなずなはつきがあかるいのでよるおそくまであそんでいた。)
狼の獣人ルーフゥと狐の獣人なず奈は月が明るいので夜遅くまで遊んでいた。
(「がおー!まんげつだ!じんろうだ!」)
「がおー!満月だ!人狼だ!」
(「るふはもとからおおかみだけどねー」)
「ルフは元から狼だけどねー」
(さすがにそろそろかえらないとおやにおこられるじかんとなる。)
流石にそろそろ帰らないと親に怒られる時間となる。
(ふたりはきろにつくことにした。)
二人は帰路につくことにした。
(「ねえ、あのしげみ・・・ひかってない?」)
「ねえ、あの茂み…光ってない?」
(じゅうじんのめはくらやみでもよくみえることがおおい。)
獣人の目は暗闇でもよく見えることが多い。
(「るふってくらいとこでもよくみえるよね」)
「ルフって暗いとこでもよく見えるよね」
(ふたりがちかづくとひかっているものがわかった。)
二人が近づくと光っているものが分かった。
(ぎんいろのうさぎがからだをまるめている。)
銀色のうさぎが体を丸めている。
(けなみがつきのひかりにてらされてかがやいているようだ。)
毛並みが月の光に照らされて輝いているようだ。
(「かわいい!もふもふだよー」)
「可愛い!モフモフだよー」
(「かってみたくない?」)
「飼ってみたくない?」
(「あしたみんなにそうだんしようよ!このこはなずながもってかえるから」)
「明日皆に相談しようよ!この子はなず奈が持って帰るから」
(「わかった!」)
「分かった!」
(うさぎはなずながだき、ふたたびかえりみちについた。)
うさぎはなず奈が抱き、再び帰り道についた。
(「うさぎをかいたいの?」)
「うさぎを飼いたいの?」
(てんもんがくしゃのヴぁんぱいあむつきがさくやふたりがひろったうさぎをみていった。)
天文学者のヴァンパイアムツキが昨夜二人が拾ったうさぎを見て言った。
(「てっきりるーふぅがたべたいのかと・・・」ゆうれいのがかれいあながつぶやいた。)
「てっきりルーフゥが食べたいのかと…」幽霊の画家レイアナが呟いた。
(「ないない!」るーふぅがひていした。)
「ないない!」ルーフゥが否定した。