人外の集まる場所③前編1(ブログオリジナル小説)

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タグ小説
オリジナルの小説です。
タイピング版は第3話の前半までです。
私のブログに掲載している「人外の集まる場所③」の前編です。
全体を読みたい方はこちら→https://absolue273.blog.fc2.com/blog-entry-521.html

称号は登場キャラ(タイピングに登場しないキャラも含む)8キャラ(G~S)+シークレット1(神)です。

第1話前編→https://typing.twi1.me/game/135367
第1話後編→https://typing.twi1.me/game/136408
第2話前編→https://typing.twi1.me/game/136772
第2話後編→https://typing.twi1.me/game/136936
第3話前編①→ここ
第3話前編②→https://typing.twi1.me/game/137375
番外編→https://typing.twi1.me/game/137532

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問題文

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(なずながむつきのことをはなしたのだろうか、なずなのりょうしんもやってきた。)

なず奈がムツキのことを話したのだろうか、なず奈の両親もやって来た。

(むつきはこどもたちをみせばんのかたわらでみまもっているだけであったが、)

ムツキは子供達を店番の傍らで見守っているだけであったが、

(おやからはかんしゃのことばをもらった。)

親からは感謝の言葉を貰った。

(あるひ、なずなとあんじぇがいっしょにあそんでいるとなずながこういった。)

ある日、なず奈とアンジェが一緒に遊んでいるとなず奈がこう言った。

(「むつきといっしょにどこかいきたい!」)

「ムツキと一緒にどこか行きたい!」

(「わたしと?」)

「私と?」

(「だってむつきのちかくにいるとほっとするから!あんじぇはどう?」)

「だってムツキの近くにいるとほっとするから!アンジェはどう?」

(「わたしもいきたいな」)

「私も行きたいな」

(むつきはなやんだが、ふたりのおねがいをきくことにした。)

ムツキは悩んだが、二人のお願いを聞くことにした。

(ごごのじかん、むつきはひがさをもってこどもたちとでかけた。)

午後の時間、ムツキは日傘を持って子供達と出かけた。

(ヴぁんぱいあといってもむつきはひのひかりをすこしあびただけではしなない。)

ヴァンパイアと言ってもムツキは日の光を少し浴びただけでは死なない。

(ただにんげんよりははるかにぜいじゃくで、)

ただ人間よりははるかに脆弱で、

(たとえふゆのかすかなひざしでもちょうじかんあびつづけるとえんしょうをおこす。)

例え冬のかすかな日差しでも長時間浴び続けると炎症を起こす。

(そのうえ、ふつうのにんげんがしんやにかつどうするように)

その上、普通の人間が深夜に活動するように

(むつきにとってひるがいしゅつするのはしんどかったが)

ムツキにとって昼外出するのはしんどかったが

(こどもたちがじぶんをうけいれていることによろこびをかんじていた。)

子供達が自分を受け入れていることに喜びを感じていた。

(こどもたちがいきたいばしょのりくえすとはとくになかったため)

子供達が行きたい場所のリクエストは特になかったため

(おくないにつれていくことにした。)

屋内に連れて行くことにした。

(さんにんはでぱーとのなかをあるいているともよおしものかいじょうをみつけた。)

三人はデパートの中を歩いていると催し物会場を見つけた。

(「れいあなかいがてん」)

「レイアナ 絵画展」

など

(れいあなというのがさくしゃのようだ。)

レイアナというのが作者のようだ。

(さんにんはそのなまえをしらなかったが、せっかくなのでにゅうじょうすることにした。)

三人はその名前を知らなかったが、折角なので入場することにした。

(「あのじょせい・・・こどもふたりをつれてるけどあきらかにおやじゃないな」)

「あの女性…子供二人を連れてるけど明らかに親じゃないな」

(かいじょうのうらでしょうじょがこっそりとまじっくみらーごしにさんにんのようすをみていた。)

会場の裏で少女がこっそりとマジックミラー越しに三人の様子を見ていた。

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