人外の集まる場所②後編(ブログオリジナル小説)
全体を読みたい方はこちら→https://absolue273.blog.fc2.com/blog-entry-520.html
称号は登場キャラ(タイピングに登場しないキャラも含む)8キャラ(G~S)+シークレット1(神)です。
第1話前編→https://typing.twi1.me/game/135367
第1話後編→https://typing.twi1.me/game/136408
第2話前編→https://typing.twi1.me/game/136772
第2話後編→ここ
第3話前編①→https://typing.twi1.me/game/137296
第3話前編②→https://typing.twi1.me/game/137375
番外編→https://typing.twi1.me/game/137532
関連タイピング
-
プレイ回数465長文かな1014打
-
仕立屋が戸を開けると台の上にはそれは美しい上着がおいてあった
プレイ回数770長文1010打 -
秋田県の民話です
プレイ回数610長文180秒 -
谷崎潤一郎の中編小説です
プレイ回数784長文4844打 -
少年探偵団シリーズ第3作品『妖怪博士』
プレイ回数1118長文4700打 -
プレイ回数540長文1438打
-
プレイ回数397長文2674打
-
探偵チームKZ事件ノートのキャラクタータイピング!!
プレイ回数1120かな119打
問題文
(おやがしょうひんをぶっしょくしているあいだにてんしのこはすわっているきつねのこにきづいた。)
親が商品を物色している間に天使の子は座っている狐の子に気付いた。
(しょうめんからみてみぎがわでぴんくのかみをむすんでいる。)
正面から見て右側でピンクの髪を結んでいる。
(「あ!きつねさんだ!」てんしはふわふわとういてきつねにむかった。)
「あ!狐さんだ!」天使はふわふわと浮いて狐に向かった。
(「てんしなの?」きつねもてんしのおんなのこにきょうみしんしんであった。)
「天使なの?」狐も天使の女の子に興味津々であった。
(「そうだよ。はんじゅうはわたしのくらすにひとりもいないんだ。)
「そうだよ。半獣は私のクラスに一人もいないんだ。
(ようせいならなんにんかいるけどね」)
妖精なら何人かいるけどね」
(てんしのおやはふたりのこうりゅうをほほえましくみていた。)
天使の親は二人の交流を微笑ましく見ていた。
(「わたし、あんじぇ。あなたは?」)
「私、アンジェ。貴方は?」
(「なずなだよーいっしょにあそぼう!」)
「なず奈だよー一緒に遊ぼう!」
(なずなというなのきつねとあんじぇというなのてんし。)
なず奈という名の狐とアンジェという名の天使。
(いしゅぞくでありながらなんのわだかまりもなくふれあっている。)
異種族でありながら何のわだかまりもなく触れ合っている。
(むつきはじぶんのしょうたいをあかせるいしゅぞくのあいてがいれば)
ムツキは自分の正体を明かせる異種族の相手がいれば
(よかったのにというおもいがこころにうかんだが、)
良かったのにという想いが心に浮かんだが、
(おやがしょうひんをれじにおいたことによってわれにかえった。)
親が商品をレジに置いたことによって我に返った。
(「ところでおねえさんはなんていうなまえなの?」なずながむつきのほうをみた。)
「ところでお姉さんは何ていう名前なの?」なず奈がムツキの方を見た。
(「わたしはむつきよ」)
「私はムツキよ」
(「むつき・・・おぼえた!」)
「ムツキ…覚えた!」
(なずなはみぎてをにぎると、むねをかるくたたきちいさくとびはねた。)
なず奈は右手を握ると、胸を軽く叩き小さく飛び跳ねた。
(「よろしくね、むつきさん」あんじぇもいった。)
「よろしくね、ムツキさん」アンジェも言った。
(ひがしずみおわりくらくなったころ、あんじぇはおやといっしょにかえっていった。)
日が沈み終わり暗くなった頃、アンジェは親と一緒に帰っていった。
(「またきてもいい?むつきさん」さいごにこういった。)
「また来てもいい?ムツキさん」最後にこう言った。
(「もちろんよいわよ」あんじぇはまたきたいようだ。)
「もちろん良いわよ」アンジェはまた来たいようだ。
(「なずなもそろそろかえるー」きつねのなずなもみせをでていった。)
「なず奈もそろそろ帰るー」狐のなず奈も店を出て行った。
(「・・・あのこどもたち、もうともだちになったのかしら。)
「…あの子供達、もう友達になったのかしら。
(わたしもこどもだったときはあるけどはっきりとともだちといえるひとなんていなかったわね」)
私も子供だった時はあるけどはっきりと友達と言える人なんていなかったわね」
(むつきはみせをしめ、てんもんのしごとをはじめた。)
ムツキは店を閉め、天文の仕事を始めた。