14.断る

(はなしがぜんごしてきょうしゅくですが、さきほどのていあんにつきまして)

話が前後して恐縮ですが、先ほどの提案につきまして

(なにとぞおくみとりください。)

何卒お汲み取りください。

(もうしわけないのですが、あいにくせんやくがありまして)

申し訳ないのですが、あいにく先約がありまして

(ぶちょうほうなものですから)

不調法なものですから

(ぶちょうほうでして)

不調法でして

(すこしかぜぎみでして)

少し風邪気味でして

(ありがとうございます。ですが、もういっけん、まわるところがございまして。)

ありがとうございます。ですが、もう一軒、まわるところがございまして。

(ぜひ、またべつのきかいに。)

ぜひ、また別の機会に。

(あいにくうごかせないよていがはいっておりましてもうしわけないことにうかがうことができません)

生憎動かせない予定が入っておりまして申し訳ないことに伺うことができません

(さそってくれてありがとう。でも、じつはあす、しゅっちょうであさがはやいんだよ。)

誘ってくれてありがとう。でも、実はあす、出張で朝が早いんだよ。

(たいへんもうしわけないのですが、きゅうなさしつかえができまして)

大変申し訳ないのですが、急な差支えができまして

(またなにかのおりには、ぜひ、おこえをかけてください。)

また何かの折には、ぜひ、お声をかけてください。

(よんどころないきゅうようができまして)

よんどころない急用ができまして

(きょうはたいちょうがわるいので)

きょうは体調が悪いので

(じかんができたら、こちらからごれんらくします。)

時間ができたら、こちらからご連絡します。

(しごとにしゅうちゅうしたいじきなので)

仕事に集中したい時期なので

(しばらくはしごとにせんねんしたいとおもっております。)

暫くは仕事に専念したいと思っております。

(したのこがうまれたばかりですので、べつのじきにしていただけませんか？)

下の子が生まれたばかりですので、別の時期にしていただけませんか？

(べつのしごとでてがふさがっていまして。)

別の仕事で手がふさがっていまして。

(もうしわけないけれども、つまにこれいじょうは、けいざいてきにむりといわれまして、)

申し訳ないけれども、妻にこれ以上は、経済的に無理と言われまして、

(いま、とくいなきょくをさがしています。)

今、得意な曲を探しています。

(あたらしいしごとをするよていなので、・・・、よゆうができたらさいかいします。)

新しい仕事をする予定なので、・・・、余裕ができたら再開します。

(なにとぞ、あしからずごりょうしょうください。)

何卒、あしからずご了承ください。

(ほかのことでしたら、かんがえられますが)

他のことでしたら、考えられますが

(つぎにおねがいしにくくなりますから、きょうのところはわりかんにしましょう。)

次にお願いしにくくなりますから、今日のところは割勘にしましょう。

(じきがじきだけにむずかしいとおもいますよ。)

時期が時期だけに難しいと思いますよ。

(なんにんものかたがおなじようなおはなしをもってきてくださるのですが)

何人もの方が同じようなお話を持ってきてくださるのですが

(おきもちだけ、ありがたくいただきます。)

お気持ちだけ、ありがたくいただきます。

(むずかしいおはなしですね。)

難しいお話ですね。

(このほうほうは、まえださんがやってみてうまくいかなかったそうですよ。)

この方法は、前田さんがやってみてうまくいかなかったそうですよ。

(すどうさんは、うまくいかなかったとはなしていました。)

須藤さんは、うまくいかなかったと話していました。

(じょうだんがおじょうずですね。)

冗談がお上手ですね。

(まことにふほんいではございますが)

誠に不本意ではございますが

(まことにふほんいながら)

誠に不本意ながら

(ごちゅうもんごのきゃんせるは、おうけできませんので、ごようしゃくださいませ。)

ご注文後のキャンセルは、お受けできませんので、ご容赦くださいませ。

(ごようしゃくださいますよう、おねがいもうしあげます。)

ご容赦くださいますよう、お願い申し上げます。

(やすうけあいして、かえってごめいわくをおかけしてはと)

安請け合いして、かえってご迷惑をお掛けしてはと

(ごしゅしはよくわかります、ただ、わたくしがもうしあげておきたいのは)

ご趣旨はよく分かります、ただ、私が申し上げておきたいのは

(いっしんじょうのつごうにより、じたいさせていただきます。)

一身上の都合により、辞退させていただきます。

(つつしんでじたいさせていただきたくおもいます。)

謹んで辞退させていただきたく思います。

(ごりっぱなかたすぎて、わたくしどもにもみぶんふそうおうとおもえて)

ご立派な方すぎて、私共にも身分不相応と思えて

(とてもそのにんではございません。)

とてもその任ではございません。

(どうか、こちらのじじょうもおくみとりください。)

どうか、こちらの事情もお汲みとりください。

(すこしかんがえさせてください。)

少し考えさせてください。

(わたくしにはにがおもすぎますので)

私には荷が重すぎますので

(わたくしでは、あまりにもちからぶそくですので)

私では、あまりにも力不足ですので

(ほかのことでしたら、おちからになれるとおもいますが。)

他のことでしたら、お力になれると思いますが。

(それだけはごかんべんねがいたい。)

それだけはご勘弁願いたい。

(かないがしんぱいするものですから)

家内が心配するものですから

(としおいたおやにしんぱいをかけるのもあれですので)

年老いた親に心配をかけるのもあれですので