遭難/東京事変
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歌詞(問題文)
(このはながさいてかれるまできっとふたりにはのるものもみあたらない)
この花が咲いて枯れるまできっと二人には乗るものも見当たらない
(せきさいのげんどをあやまらないようにのぞむままはなすきょり こばむのをゆるせよ)
積載の限度を誤らないように望む儘離す距離 拒むのを許せよ
(ついにこわしてちゃくちてんにんしきこんなん おちていく)
遂に壊して着地点 認識困難 「墜ちていく。」
(こうやっていまここでかいかするきずつけあいのかいわが)
こうやって今此処で開花する傷付け合いの会話が
(よくないたねをふやしてまたそだっていく ああもうどうにでもなりそうなじたい)
善くない種を増やしてまた育っていく 嗚呼もう如何にでもなりそうな事態
(こたえにきづいてもまだおたがいいとしいとかんじているひじょうせん きゅうじょして)
答えに気付いても未だお互い愛しいと感じている非常線 「救助して。」
(ふゆがきらいというひえたてはとうにえらばれてとどくきょり つかむのをゆるせよ)
冬が嫌いと云う冷えた手はとうに選ばれて届く距離 掴むのを赦せよ
(いっそうこわしてみなもがはるかずじょうへ おぼれる)
一層壊して水面が 遥か頭上へ 「溺れる。」
(こうやっていまふりむきもせずいつくしみあうことじたい)
こうやって今振り向きもせず慈しみ合うこと自体
(あぶないとはわかっていてもだまっている ああもうどうにかなるかもしれない)
危ないとは判っていても黙っている 嗚呼もう如何にかなるかも知れない
(こたえにきづいてもまだおたがいほほえみあうまひる)
答えに気付いても未だお互い微笑み合う真昼
(あかいねいるだってしんじつなどにきょうみはない げひんなしばいでていこく)
紅いネイル!だって真実等に興味は無い 下品な芝居で定刻
(はかないおもいをまっしろにかくしておいて)
果敢ない想いを真っ白に隠して置いて
(ああもうどうにかなるとちゅうのじぶんがうとましい さようなら)
嗚呼もう如何にかなる途中の自分が疎ましい 然様なら
(おたがいにたこたえのはず であってしまったんだ)
お互い似た答えの筈 「出遭ってしまったんだ。」