独逸国ニ対スル宣戦ノ詔書 ②
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問題文
(ここにおいてちんのせいふとぐれーとぶりてんこうていへいかのせいふとは)
是に於て朕の政府と大不列顚國皇帝陛下の政府とは
(そうごかくいなききょうぎをとげりょうこくせいふは)
相互隔意なき協議を遂け兩國政府は
(どうめいきょうやくのよきせるぜんぱんのりえきを)
同盟協約の豫期せる全般の利益を
(ぼうごするかためひつようなるそちをとるにいっちしたり。)
防護するか爲必要なる措置を執るに一致したり。
(ちんはこのもくてきをたっせむとするにあたり)
朕は此の目的を達せむとするに當り
(なおつとめてへいわのしゅだんをつくさむことをほっし)
尚努めて平和の手段を悉さむことを欲し
(まずちんのせいふをしてせいいをもって)
先つ朕の政府をして誠意を以て
(どいつていこくせいふにかんこくするところあらしめたり。)
獨逸帝國政府に勸告する所あらしめたり。
(しかれどもしょていのきじつにおよぶもちんのせいふは)
然れとも所定の期日に及ふも朕の政府は
(ついにそのおうだくのどうちょうをえるにいたらず。)
終に其の應諾の囘牒を得るに至らす。
(ちん,こうそをふみていまだいくならず。)
朕、皇祚を踐て未た幾くならす。
(かついまなおこうひのもにいれり。)
且今尚皇妣の喪に居れり。
(つねにへいわにけんけんたるをもってして)
恆に和に眷々たるを以てして
(しかもついにたたかいをせんするのやむをえざるにいたる。)
而かも竟に戰を宣するの已むを得さるに至る。
(ちんふかくこれをかんとす。)
朕深く之を憾とす。
(ちんはなんじゆうしゅうのちゅうじつゆうぶにいらいしすみやかにへいわをこくふくし)
朕は汝有衆の忠實勇武に倚賴し速に平和を克復し
(もってていこくのこうえいをせんようせむことをきす。)
以て帝國の光榮を宣揚せむことを期す。
(ぎょめいぎょじ たいしょうさんねんはちがつにじゅうさんにち)
御名御璽 大正三年八月二十三日