ルナティック・キス

(さいごのぺーじをとじればはじまるこいそめしゆめのあわいきおく)

最後の頁を　閉じれば始まる　恋初めし夢の　淡い記憶

(かがみのむこうにざわめくぱのらまうつしえのつきがときをつげる)

鏡の向こうに　ざわめくパノラマ　写し絵の月が　刻を告げる

(「かえらなきゃ」とてのなるほうへゆれるきみをだきしめたあのひ)

「帰らなきゃ」と　手の鳴るほうへ　揺れる君を　抱きしめたあの日

(くちびるにろまんささやいてゆびにむーんらいとからませて)

唇に恋物語　囁いて　指に月光　からませて

(かこといまとみらいがまわりだす)

過去と現在と未来が　廻りだす

(ただきみだけにあいたくておもいでじゃたりなくて)

ただ君だけに　逢いたくて　思い出じゃ　足りなくて

(もういちどくちづけからはじめよういまふたりるなてぃっく・きす)

もう一度接吻から　始めよう　今ふたり　ルナティック・キス

(ねむれぬとびらをひらけばきこえるびろーどのよるにぬれるしらべ)

眠れぬ扉を　開けば聞こえる　天鵞絨の夜に　濡れる旋律

(かいてんもくばがつむいだげんそうむねこがすそらのはてはいずこ)

回転木馬が　紡いだ幻想　胸焦がす空の　果ては何処

(「かえさない」とびねつのようにつのるおもいとらわれたあのひ)

「帰さない」と　微熱のように　募る思い　囚われたあの日

(たそがれにまじっくやきつけてむねにでじゃヴなぞらせて)

黄昏に眩惑　焼きつけて　胸に輪廻　なぞらせて

(あおとあかのきせつがまざりあう)

群青と紅の季節が　混ざり合う

(ただよこがおがせつなくてすなおにはなれなくて)

ただ横顔が　切なくて　素直にはなれなくて

(もういちどめをとじたらつたえよういまきみにるなてぃっく・きす)

もう一度目を閉じたら　伝えよう　今君に　ルナティック・キス

(「かえらなきゃ」とてのなるほうへゆれるきみをだきしめたあのひ)

「帰らなきゃ」と　手の鳴るほうへ　揺れる君を　抱きしめたあの日

(くちびるにろまんささやいてゆびにむーんらいとからませて)

唇に恋物語　囁いて　指に月光　絡ませて

(かこといまとみらいがまわりだす)

過去と現在と未来が　廻りだす

(ただきみだけにあいたくておもいでじゃたりなくて)

ただ君だけに　逢いたくて　思い出じゃ　足りなくて

(もういちどくちづけからはじめよういまふたりるなてぃっく・きす)

もう一度接吻から　始めよう　今ふたり　ルナティック・キス