星の王子さま 6
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | いた | 5445 | B++ | 5.5 | 98.4% | 175.0 | 968 | 15 | 22 | 2025/11/19 |
| 2 | いんちき | 5364 | B++ | 5.7 | 93.6% | 164.6 | 947 | 64 | 22 | 2025/11/25 |
| 3 | nk | 4409 | C+ | 4.8 | 92.1% | 194.8 | 939 | 80 | 22 | 2025/11/18 |
| 4 | きつねうどん | 4318 | C+ | 4.4 | 96.6% | 216.5 | 969 | 34 | 22 | 2025/11/18 |
| 5 | ku | 2486 | F++ | 2.6 | 94.2% | 358.3 | 949 | 58 | 22 | 2025/11/03 |
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問題文
(ああ!ちいさなおうじさま、)
ああ!小さな王子さま、
(こうしてぼくは、ささやかでせつないきみのじんせいを、 すこしずつりかいしていった。)
こうして僕は、ささやかでせつないきみの人生を、 少しずつ理解していった。
(きみにはながいあいだ、 やさしさにみちたゆうぐれどきのけしきしか)
きみには長いあいだ、 やさしさに満ちた夕暮れどきの景色しか
(こころをなぐさめてくれるものがなかったことも。)
心をなぐさめてくれるものがなかったことも。
(このあたらしいはなしを、ぼくはよっかめのあさ、 きみがこういったときにしった。)
この新しい話を、僕は四日目の朝、 きみがこう言ったときに知った。
(「ぼく、ゆうひがだいすきなの。みにいこうよ、ゆうひを・・・・・・」)
「ぼく、夕陽が大好きなの。見に行こうよ、夕陽を……」
(「でもまたなくちゃ・・・・・・」)
「でも待たなくちゃ……」
(「まつって、なにを?」)
「待つって、なにを?」
(「ひがしずむのを」)
「陽が沈むのを」
(さいしょきみは、びっくりしたようなかおになった。)
最初きみは、びっくりしたような顔になった。
(でもすぐにわらいだして、こういった。)
でもすぐに笑いだして、こう言った。
(「じぶんのほしにいるつもりになってた!」)
「自分の星にいるつもりになってた!」
(そうだね。)
そうだね。
(あめりかでしょうごのとき、ふらんすでは、)
アメリカで正午のとき、フランスでは、
(みんなもしってのとおり、ひがしずんでいくわけだ。)
みんなも知ってのとおり、日が沈んでいくわけだ。
(だからもしいっぷんでふらんすまでいけるなら、 それでゆうひがみられる、)
だからもし一分でフランスまで行けるなら、 それで夕陽が見られる、
(でもざんねんながら、 ふらんすはもっとずっととおいところにある。)
でも残念ながら、 フランスはもっとずっと遠いところにある。
(ところがきみのちいさなほしでは、 ほんのなんほかいすをうごかせばいいだけだった。)
ところがきみの小さな星では、 ほんの何歩かいすを動かせばいいだけだった。
(そうすれば、 みたいときにいつでもゆうぐれのこうけいがみられる・・・・・・)
そうすれば、 見たいときにいつでも夕暮れの光景が見られる……
(「ねえ・・・・・・かなしくてたまらないときは、 ゆうひがみたくなるよね・・・・・・」)
「ねえ……悲しくてたまらないときは、 夕陽が見たくなるよね……」
(「じゃあよんじゅうよんかいみたひは、 きみはかなしくてたまらなかったの?」)
「じゃあ四十四回見た日は、 きみは悲しくてたまらなかったの?」
(おうじさまは、こたえなかった。)
王子さまは、答えなかった。