エジプトを襲った１０の災い

(もーせがてんにむかってつえをさしのべると、しゅはかみなりとひょうをくだされ)

モーセが天に向かって杖を差し伸べると、主は雷と雹を下され

(いなづまがだいちにむかってはしった。しゅはえじぷとのちにひょうをふらせられた)

稲妻が大地に向かって走った。主はエジプトの地に雹を降らせられた

(ひょうがふり、そのまをたえまなくいなづまがはしった。)

雹が降り、その間を絶え間なく稲妻が走った。

(それははなはだはげしく、このようなひょうがふったことは、)

それははなはだ激しく、このよう雹が降ったことは、

(えじぷとはじまっていらいのかつてなかったほどであった。)

エジプト始まって以来のかつてなかったほどであった。

(だいはちのわざわい・いなごのわざわい)

第八の災い・いなごの災い

(もーせがえじぷとのちにつえをさしのべると、しゅはまるいっちゅうや、ひがしかぜをふかせられ)

モーセがエジプトの地に杖を差し伸べると、主はまる一昼夜、東風を吹かせられ

(あさになると、ひがしかぜがいなごのたいぐんをはこんできた。いなごはえじぷとぜんどをおおい)

朝になると、東風がいなごの大群を運んできた。いなごはエジプト全土を覆い

(えじぷとのりょうどぜんたいにとどまった)

エジプトの領土全体にとどまった

(だいきゅうのわざわい・くらやみのわざわい)

第九の災い・暗闇の災い

(もーせがてをてんにむかってさしのべると、みっかかんえじぷとぜんどにくらやみがのぞんだ)

モーセが手を天に向かって差し伸べると、三日間エジプト全土に暗闇が臨んだ。

(だいじゅうのわざわい・さいごのわざわい（ういごのし）)

第十の災い・最後の災い（初子の死）

(まよなかになって、しゅはえじぷとのくにすべてのういごをうたれた。)

真夜中になって、主はエジプトの国ですべての初子を撃たれた。

(おうざにざしてるふぁらおのういごからろうやにつながれているほりょのういごまで)

王座に座してるファラオの初子から牢屋につながれている捕虜の初子まで

(また、かちくのういごもことごとくうたれたので、ふぁらおとかしん)

また、家畜の初子もことごとく撃たれたので、ファラオと家臣

(またすべてのえじぷとじんはよなかにおきあがった。)

またすべてのエジプト人は夜中に起き上がった。