第6回パソコン入力スピード認定試験 練習問題
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問題文
(わがくにのせかいいさんは、さくねん6がつに2けんがくわわり、げんざいでは16けんが)
わが国の世界遺産は、昨年6月に2件が加わり、現在では16件が
(とうろくされている。ゆねすこ(unesco)のせかいいさんせんたーは、)
登録されている。ユネスコ(UNESCO)の世界遺産センターは、
(いさんをじせだいにまもりつたえるため、せかいかっこくにほごをよびかけている。)
遺産を次世代に守り伝えるため、世界各国に保護を呼びかけている。
(そのかんがえは、ちきゅうのせいせいとじんるいのれきしによってうみだされ、)
その考えは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、
(かこからひきつがれたきちょうなたからものというものだ。それらはこっきょうをこえ、)
過去から引き継がれた貴重な宝物というものだ。それらは国境を超え、
(きょうをいきるすべてのひとがきょうゆうすべきとしている。そのしゅるいは、)
今日を生きるすべての人が共有すべきとしている。その種類は、
(おおきく2つにぶんるいされる。1つは、いさんやけんぞうぶつなどのぶんかいさんである。)
大きく2つに分類される。1つは、遺産や建造物などの文化遺産である。
(もう1つは、ちけいやけいかん、ぜつめつのおそれがあるどうしょくぶつのせいそくちなどの)
もう1つは、地形や景観、絶滅のおそれがある動植物の生息地などの
(しぜんいさんである。この2つのかちをあわせもつものを、ふくごういさんとよぶ。)
自然遺産である。この2つの価値を合わせもつものを、複合遺産と呼ぶ。
(さくねんとうろくされたうちの1けんは、いわてけんのひらいずみのぶんかいさんである。)
昨年登録されたうちの1件は、岩手県の平泉の文化遺産である。
(じょうど(じょうど)をあらわすけんちくやていえん、いせきがひょうかされた。)
浄土(じょうど)を表す建築や庭園、遺跡が評価された。
(とうほくちほうには、いくつかのきんざんがそんざいしたといわれ、12せいきには)
東北地方には、いくつかの金山が存在したといわれ、12世紀には
(へいわをいのるおうごんのりそうきょうがあった。そのころのひとたちが、どくじのしてんにより、)
平和を祈る黄金の理想郷があった。その頃の人たちが、独自の視点により、
(じょうどのせかいをあらわしたことも、みとめられたりゆうの1つである。)
浄土の世界を表したことも、認められた理由の1つである。
(もう1けんは、とうきょうとのおがさわらしょとうのしぜんいさんである。おがさわらは、)
もう1件は、東京都の小笠原諸島の自然遺産である。小笠原は、
(とうきょうからやく1000kmみなみにあり、うみによってへだたれたおよそ30のしまをさす。)
東京から約1000km南にあり、海によって隔たれたおよそ30の島を指す。
(たいりくとはいちどもじつづきになったことがなく、しまどくじにしんかした)
大陸とは一度も地続きになったことがなく、島独自に進化した
(おおくのこゆうのいきものがみられる。もともとは、おなじしゅるいのいきものが、)
多くの固有の生き物が見られる。元々は、同じ種類の生き物が、
(かんきょうのちがいによって、そのばしょにてきするかたちやいろへとへんかしたせいたいけいを)
環境の違いによって、その場所に適する形や色へと変化した生態系を
(かくにんできる。いきもののしんかをしめしたてんけいてきなみほんとして、せかいてきなかちを)
確認できる。生き物の進化を示した典型的な見本として、世界的な価値を
(もつこともみとめられとうろくされた。また、ふじさんをせかいいさんへとうろくしよう)
もつことも認められ登録された。また、富士山を世界遺産へ登録しよう
(というかつどうもある。とうしょ、しぜんいさんとしてけんとうされていたが、)
という活動もある。当初、自然遺産として検討されていたが、
(ごみがおおくしぜんがほぜんされていないことや、かいはつがすすみすぎているなどの)
ゴミが多く自然が保全されていないことや、開発が進みすぎているなどの
(りゆうからみおくられた。そこでnpoほうじんが、こんどはぶんかいさんにとうろくする)
理由から見送られた。そこでNPO法人が、今度は文化遺産に登録する
(ぷろじぇくとをたちあげた。そのかつどうがみをむすび、こんごとうろくのかのうせいが)
プロジェクトを立ち上げた。その活動が実を結び、今後登録の可能性が
(つよまっている。しんこうのたいしょうであり、かいがやしかなどにもとうじょうする)
強まっている。信仰の対象であり、絵画や詩歌などにも登場する
(ぶんかのぼたいというのがこんきょだ。にほんのしょうちょうといわれるふじさんが、)
文化の母胎というのが根拠だ。日本の象徴と言われる富士山が、
(せかいいさんとしてとうろくされ、とおいみらいまでうつくしいすがたがひきつがれることをねがう。)
世界遺産として登録され、遠い未来まで美しい姿が引き継がれることを願う。