【童話】どちらが大ウソつき?

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問題文
(むかしあるむらにおおうそつきのおとこがおりました。)
昔ある村に大ウソつきの男がおりました。
(「うみでおよいでいたら、はながむずむずする。)
「海で泳いでいたら、鼻がムズムズする。
(はまべにあがってはくしょーんとやったら、)
浜辺にあがってハクショーンとやったら、
(はなのあなからでっかいたいがでてきたよ。おかげでおおもうけをした」)
鼻の穴からでっかいタイが出てきたよ。おかげで大儲けをした」
(おとこはこんなうそをいっては、むらびとたちにじまんしていました。)
男はこんなウソを言っては、村人たちに自慢していました。
(あるひ、おとこはまちにいきました。)
ある日、男は町に行きました。
(まちをけんぶつしていると、あるいえに)
町を見物していると、ある家に
(「うそつききょうそうをします」というかんばんがかかっています。)
『嘘つき競争をします』という看板がかかっています。
(「よし、きょうそうにかって、にほんいちのうそつきになろう」)
「よし、競争に勝って、日本一の嘘つきになろう」
(おとこがそのいえのげんかんにはいると、ちいさいおんなのこがでてきました。)
男がその家の玄関に入ると、小さい女の子が出てきました。
(おとこがいいました。)
男が言いました。
(「このあいだ、おおかぜがふいて、ふじさんがどこかへとんでいってしまった。)
「この間、大風が吹いて、富士山がどこかへ飛んで行ってしまった。
(このへんにおちていませんでしたか」)
この辺に落ちていませんでしたか」
(すると、おんなのこがこたえました。)
すると、女の子が答えました。
(「ああ、へんなものがくものすにひっかかっていたから、)
「ああ、変なものが蜘蛛の巣に引っかかっていたから、
(ごみばこにすてちゃった。)
ゴミ箱に捨てちゃった。
(きっとあれがふじさんだったのね」)
きっとあれが富士山だったのね」
(おんなのこがこんなおおうそつきでは、)
女の子がこんな大ウソつきでは、
(このこのおとうさんはどんなおおうそをつくかわからないとおもって、)
この子のお父さんはどんな大ウソをつくかわからないと思って、
(おとこはこそこそとそのいえをでましたって。)
男はコソコソとその家を出ましたって。