あの夏の儚い恋

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プレイ回数7難易度(3.8) 2348打 長文
タグ小説 38
ついにやっちゃったよ 3 × 8 !
時系列はオクト後です

もうニヤけてしまうww考えただけで最高。
わかった人いるかも知れないけど
ヒントは「バンカラ街」で「柵の手前」にいる「インクリング」、「花火を見ながら」「何かを渡していた」

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問題文

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(わたしはめとろえきでなんどかきぜつしてそのたびにはちはしんぱいしてくれた。)

私はメトロ駅で何度か気絶してその度にハチは心配してくれた。

(「はち」)

「ハチ」

(わたしははちにかなしいおもいをもうにどとしないように。)

私はハチに悲しい思いをもう二度としないように。

(だからずっと。)

だからずっと。

(わたしがはちをまもるために。)

私がハチを守るために。

(あぁ、でもこんなこといったらきらわれるだろうな。)

あぁ、でもこんなこと言ったら嫌われるだろうな。

(でも・・・)

でも…

(「はい!なんですかさんごうさん?」)

「ハイ!ナンデスカサン号サン?」

(「・・・」)

「…」

(だめだ。わたしにいえることじゃない。)

だめだ。私に言えることじゃない。

(”じょしどうし”こんなこといったらきらわれる。)

”女子同士”こんなこと言ったら嫌われる。

(ぜったいにはちはいやがるよね・・・)

絶対にハチは嫌がるよね…

(「こうきです」)

「好キでス」

(「・・・!」)

「…!」

(え、うそ。いおうとしたことばをさきにいわれるなんて。)

え、うそ。言おうとした言葉を先に言われるなんて。

(「といおうとしてたんですよね?」)

「ト言オウトシテタンデスヨネ?」

(「はは・・・、そんなこといおうとしてないよ・・・?」)

「はは…、そんなこと言おうとしてないよ…?」

(「うそです!」)

「嘘デス!」

(「・・・!?」)

「…!?」

(こ、こころよみとってる・・・?)

こ、心読み取ってる…?

など

(すると8ごうはふっっとわらって)

すると8号はフッっと笑って

(「わたしは3ごうさんからの「すき」がききたいです」)

「私は3号さんからの『好き』が聞きたいです」

(「・・・え?」)

「…え?」

(こんなことばをいわれててれないひとなどいないだろうな。)

こんな言葉を言われて照れない人などいないだろうな。

(はずかしいやきらわれるなんてことばをおしころして)

恥ずかしいや嫌われるなんて言葉を押し殺して

(すぅーっといきをすい、)

スゥーっと息を吸い、

(「すきです」)

「好きです」

(_________________________________)

_________________________________

(つぎのひ)

次の日

(「おきてください!」)

「起きてください!」

(「んーもうすこしねさせて・・・・・・」)

「んーもう少し寝させて……」

(「だめです!!」)

「駄目です!!」

(いつもあさはこんなかんじでおこしてもらってる。)

いつも朝はこんな感じで起こしてもらってる。

(わたしもさすがにこうはいのまえではしっかりしないとなぁ。)

私も流石に後輩の前ではしっかりしないとなぁ。

(「わかった、おきるから・・・」)

「わかった、起きるから…」

(「どうせうそだ」っていいそうなそのかお。かわいい。)

「どうせ嘘だ」って言いそうなその顔。かわいい。

(「てかあした「おるたな」にいかなきゃだな・・・」)

「てか明日『オルタナ』に行かなきゃだな…」

(「おるたな?」)

「オルタナ?」

(「そう。たしかあたらしくひとがはいってくるってしれいいってたな・・・」)

「そう。確か新しく人が入ってくるって司令言ってたな…」

(「!ってことはわたしせんぱいになるんですか!?」)

「!ってことは私先輩になるんですか!?」

(「まぁそういうことだね」)

「まぁそういうことだね」

(そのおどろいたかお、かわいいなぁ)

その驚いた顔、可愛いなぁ(笑)

(「ちょなにわらってるんですか!ほらはやくじゅんびして!」)

「ちょなに笑ってるんですか!ほら早く準備して!」

(「は~い」)

「は〜い」

(_________________________________)

_________________________________

(きょうははなびたいかいがあるのでみんなでゆかたをきてはなびをみにいこう)

今日は花火大会があるのでみんなで浴衣を来て花火を見に行こう

(というはなし。(わたし、3ごうと8ごうといっしょにいく))

という話。(私、3号と8号といっしょに行く)

(「はつでーとたのしみですね!」)

「初デート楽しみですね!」

(「あんまおおきいこえでいうことじゃないよ・・・¥¥¥」)

「あんま大きい声で言うことじゃないよ…\\\」

(「わかってます!」)

「わかってます!」

(なんでだろうなぁ。はちをみてたらかおがあつくなる。)

なんでだろうなぁ。ハチを見てたら顔が熱くなる。

(いままでこいとかしたことなかったけどこういうかんかくなんだろうなぁ。)

今まで恋とかしたことなかったけどこういう感覚なんだろうなぁ。

(_________________________________)

_________________________________

(「ほらはやく!りんごあめ!かってきました!」)

「ほら早く!りんご飴!買ってきました!」

(「ありがと、るな」)

「ありがと、ルナ」

(「・・・!」)

「…!」

(「りんごあめ、もらうよ」)

「りんご飴、もらうよ」

(そう、はちのほんみょうはるなであまりよばれたきおくがないらしい。)

そう、ハチの本名はルナであまり呼ばれた記憶が無いらしい。

(こごえ「きょうはいっぱいきみのなまえをよぶからね」)

小声「今日はいっぱい君の名前を呼ぶからね」

(とみみうち。)

と耳打ち。

(「・・・はい!」)

「…はい!」

(ふたりでうみべのほうまではしりかいのみずがあたらないぎりぎりまでせめ)

二人で海辺の方まで走り海の水が当たらないギリギリまで攻め

(ふたりでいっしょにはなびをみていた。)

二人で一緒に花火を見ていた。

(ここはばんからまち。)

ここはバンカラ街。

(うしろのさくのほうでもたぶんつきあっているだろういんくりんぐがいた。)

後ろの柵の方でも多分付き合っているだろうインクリングがいた。

(「・・・?」)

「…?」

(「どうしたのるな?」)

「どうしたのルナ?」

(「いえ・・・なんでも」)

「いえ…何でも」

(・・・もしかして・・・)

…もしかして…

(わたしはるなのうしろにまわり)

私はルナの後ろに回り

(たべているりんごあめをくちにくわえ)

食べているりんご飴を口に加え

(うしろからはぐをした。)

後ろからハグをした。

(「・・・!ちょさくらさん!?」)

「…!ちょさくらさん!?」

(わたしははぐしたままいう。)

私はハグしたまま言う。

(「さくらでいい」)

「さくらでいい」

(しょうじき、わたしにこんなことができるなんておもってもいなかった。)

正直、私にこんなことができるなんて思ってもいなかった。

(するとうしろからこごえで)

すると後ろから小声で

(「はやくつきあっちゃえばいいのにー」)

「早く付き合っちゃえばいいのにー」

(ときこえたきがしてわたしはすぐにるなからてをはなした。)

と聞こえた気がして私はすぐにルナから手を話した。

(たぶんるなもきこえてたとおもう。)

多分ルナも聞こえてたと思う。

(そのあとふたりでてをつなぎながら「ぜったいはなれないでね」)

その後二人で手を繋ぎながら「絶対離れないでね」

(とやくそくした。)

と約束した。

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