ホジャおじさんの家を買う

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投稿者投稿者matthew いいね0お気に入り登録
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トルコの昔話

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問題文

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(むかしむかし、とるこのくにに、なすれっでぃん・ほじゃという、)

むかしむかし、トルコの国に、ナスレッディン・ホジャと言う、

(とてもかわったひとがいました。)

とても変わった人がいました。

(ほじゃおじさんのいえは、はんぶんがほじゃおじさんのもので、)

ホジャおじさんの家は、半分がホジャおじさんの物で、

(のこりのはんぶんはとなりのひとのものでした。)

残りの半分は隣の人の物でした。

(ところがなにをかんがえたのか、あるひほじゃおじさんは、)

ところが何を考えたのか、ある日ホジャおじさんは、

(じぶんのいえをひとにうってしまったのです。)

自分の家を人に売ってしまったのです。

(それをしって、しんせきのひとがとてもざんねんがりました。)

それを知って、親せきの人がとても残念がりました。

(「そんなにあわててうらんでもよかったろうに。)

「そんなにあわてて売らんでも良かったろうに。

(もうすこしまっておれば、もっとねあがりしたのに」)

もう少し待っておれば、もっと値上がりしたのに」

(すると、ほじゃおじさんがいいました。)

すると、ホジャおじさんが言いました。

(「わしは、ひととはんぶんのいえにすむのはすかんのじゃ。)

「わしは、人と半分半分の家に住むのは好かんのじゃ。

(そこでわしは、はんぶんのいえのもちぬしに、わしのいえをかわせようとこうしょうして、)

そこでわしは、半分の家の持ち主に、わしの家を買わせようと交渉して、

(やっときのうしょうちさせたんじゃ。)

やっと昨日承知させたんじゃ。

(そこでわしはじぶんのいえをうったおかねで、)

そこでわしは自分の家を売ったお金で、

(となりがもっているはんぶんのいえをかうことにしたんじゃい」)

隣が持っている半分の家を買う事にしたんじゃい」

(これでは、あまりいみがありませんね。)

これでは、あまり意味がありませんね。

(おしまい)

おしまい