ホジャおじさんの家を買う
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問題文
(むかしむかし、とるこのくにに、なすれっでぃん・ほじゃという、)
むかしむかし、トルコの国に、ナスレッディン・ホジャと言う、
(とてもかわったひとがいました。)
とても変わった人がいました。
(ほじゃおじさんのいえは、はんぶんがほじゃおじさんのもので、)
ホジャおじさんの家は、半分がホジャおじさんの物で、
(のこりのはんぶんはとなりのひとのものでした。)
残りの半分は隣の人の物でした。
(ところがなにをかんがえたのか、あるひほじゃおじさんは、)
ところが何を考えたのか、ある日ホジャおじさんは、
(じぶんのいえをひとにうってしまったのです。)
自分の家を人に売ってしまったのです。
(それをしって、しんせきのひとがとてもざんねんがりました。)
それを知って、親せきの人がとても残念がりました。
(「そんなにあわててうらんでもよかったろうに。)
「そんなにあわてて売らんでも良かったろうに。
(もうすこしまっておれば、もっとねあがりしたのに」)
もう少し待っておれば、もっと値上がりしたのに」
(すると、ほじゃおじさんがいいました。)
すると、ホジャおじさんが言いました。
(「わしは、ひととはんぶんのいえにすむのはすかんのじゃ。)
「わしは、人と半分半分の家に住むのは好かんのじゃ。
(そこでわしは、はんぶんのいえのもちぬしに、わしのいえをかわせようとこうしょうして、)
そこでわしは、半分の家の持ち主に、わしの家を買わせようと交渉して、
(やっときのうしょうちさせたんじゃ。)
やっと昨日承知させたんじゃ。
(そこでわしはじぶんのいえをうったおかねで、)
そこでわしは自分の家を売ったお金で、
(となりがもっているはんぶんのいえをかうことにしたんじゃい」)
隣が持っている半分の家を買う事にしたんじゃい」
(これでは、あまりいみがありませんね。)
これでは、あまり意味がありませんね。
(おしまい)
おしまい