「自由」に関する考察③

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「自由」とは、「不自由」とは?

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問題文

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(いちばんたぼうなひとは、いちばんふじゆうなようで、)

いちばん多忙な人は、いちばん不自由なようで、

(じつはいちばんほんとうのじゆうをおうかしていることもある。)

実はいちばん本当の自由を謳歌していることもある。

(じかんがたくさんあるからじゆうとはいえない。)

時間がたくさんあるから自由とは言えない。

(もんだいは、なかみです。おなじじかんでも、じゆうをまんきつしているひともあれば、)

問題は、中身です。同じ時間でも、自由を満喫している人もあれば、

(ふじゆうをかんじてもんくをいうひともいる。)

不自由を感じて文句を言う人もいる。

(じゆうとは、じぶんのいきるかち、じぶんのかちかんできまるのです。)

自由とは、自分の生きる価値、自分の価値観で決まるのです。

(ようするに、じゆうとは、じぶんのいきるかちできまる。)

要するに、自由とは、自分の生きる価値で決まる。

(じぶんのこころ・きょうがいできまる。)

自分の心・境涯で決まる。

(そこにじゆうがあるのに、じぶんはそれをわからずに、)

そこに自由があるのに、自分はそれを分からずに、

(ふじゆうとおもっているばあいもあるだろう。)

不自由と思っている場合もあるだろう。

(おなじばしょにいるひとが、おおいなるじゆうをかんじるばあいもあるだろう。)

同じ場所にいる人が、大いなる自由を感じる場合もあるだろう。

(おなじ「じゆう」を、りっぱにかちそうぞうにつかうひともいれば、)

同じ「自由」を、立派に価値創造に使う人もいれば、

(きままにろうひしてふかち・はんかちにしてしまうひともいる。)

気ままに浪費して不価値・反価値にしてしまう人もいる。

(じゆうのなをさけびながら、じゆうをはかいするひともいる。)

自由の名を叫びながら、自由を破壊する人もいる。

(「じゆう」のなかに、かちとはんかちをふくんでいる。)

「自由」のなかに、価値と反価値を含んでいる。

(けつろんは、「じぶんじしんをしはいできるひと」こそが、ほんとうにじゆうなのです。)

結論は、「自分自身を支配できる人」こそが、本当に自由なのです。

(けんじゃはじゆうじん、ぐしゃはどれいなのです。)

賢者は自由人、愚者は奴隷なのです。

(いまのかだいからにげているひとは、みらいもまた、)

今の課題から逃げている人は、未来もまた、

(じぶんのかだいからにげてしまうだろう。)

自分の課題から逃げてしまうだろう。

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