【童話】かに座の人はどんな人

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問題文

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(すみちゃんのおかあさんが、ゆうごはんのよういをしていたとき、)

スミちゃんのお母さんが、夕ご飯の用意をしていた時、

(ほうちょうでゆびをきってしまいました。)

包丁で指を切ってしまいました。

(すみちゃんは、おかあさんのゆびからちがでているのをみると、)

スミちゃんは、お母さんの指から血が出ているのを見ると、

(すぐにくすりばこをとってきて「だいじょうぶ?」といいながら、)

すぐに薬箱を取ってきて「大丈夫?」と言いながら、

(ばんそうこうをとりだしました。)

絆創膏を取り出しました。

(「すみちゃんはやさしいわね。あっというまにくすりばこをもってくるもの」)

「スミちゃんは優しいわね。あっという間に薬箱を持ってくるもの」

(おかあさんはゆびにばんそうこうをまきながら、うれしそうにいいました。)

お母さんは指に絆創膏を巻きながら、嬉しそうに言いました。

(「すみちゃんはかにざのこね。)

「スミちゃんはかに座の子ね。

(やさしいし、よくきがつくし、すばしっこい」)

優しいし、よく気が付くし、すばしっこい」

(「ふうん。わたしはかにざなの。)

「ふうん。私はかに座なの。

(それよりおかあさん、けがはたいしたことなかったから、)

それよりお母さん、ケガは大したことなかったから、

(はやくごはんにしてね。わたし、おなかがぺこぺこなの」)

早くご飯にしてね。私、お腹がペコペコなの」

(すると、おかあさんはわらいながらいいました。)

すると、お母さんは笑いながら言いました。

(「そうやって、きもちがころっとかわるのも、かにざですよ。)

「そうやって、気持ちがコロっと変わるのも、かに座ですよ。

(まあ、もうちょっとまっててちょうだいね」)

まあ、もうちょっと待っててちょうだいね」

(そして、まただいどころにむかいました。)

そして、また台所に向かいました。

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