銀河鉄道の夜 52
男の子がいきなり窓の外をさして叫びました。
右手の低い丘の上に小さな水晶ででもこさえたような、二つのお宮がならんで立っていました。
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | みき | 5504 | A | 5.6 | 97.9% | 134.8 | 758 | 16 | 18 | 2024/10/12 |
2 | てんぷり | 5279 | B++ | 5.4 | 96.3% | 137.7 | 756 | 29 | 18 | 2024/10/12 |
3 | ばぼじま | 4711 | C++ | 4.8 | 96.3% | 154.5 | 757 | 29 | 18 | 2024/10/11 |
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問題文
(「あれきっとふたごのおほしさまのおみやだよ。」)
「あれきっとふた子のお星さまのお宮だよ。」
(おとこのこがいきなりまどのそとをさしてさけびました。)
男の子がいきなり窓の外をさして叫びました。
(みぎてのひくいおかのうえにちいさなすいしょうででもこさえたような)
右手の低い丘の上に小さな水晶ででもこさえたような
(ふたつのおみやがならんでたっていました。)
二つのお宮がならんで立っていました。
(「ふたごのおほしさまのおみやってなんだい。」)
「ふた子のお星さまのお宮ってなんだい。」
(「あたしまえになんべんもおかあさんからきいたわ。)
「あたし前になんべんもお母さんから聞いたわ。
(ちゃんとちいさなすいしょうのおみやでふたつならんでいるからきっとそうだわ。」)
ちゃんと小さな水晶のお宮で二つならんでいるからきっとそうだわ。」
(「はなしてごらん。ふたごのおほしさまがなにしたっての。」)
「はなしてごらん。ふた子のお星さまが何したっての。」
(「ぼくもしってらい。ふたごのおほしさまがのはらへあそびにでて、)
「ぼくも知ってらい。ふた子のお星さまが野原へ遊びにでて、
(からすとけんかしたんだろう。」)
からすとけんかしたんだろう。」
(「そうじゃないわよ。)
「そうじゃないわよ。
(あのね、あまのがわのきしにね、おっかさんおはなしなすったわ、・・・」)
あのね、天の川の岸にね、おっかさんお話なすったわ、・・・」
(「それからほうきぼしがぎーぎーふーぎーぎーふーていってきたねえ。」)
「それから彗星がギーギーフーギーギーフーていってきたねえ。」
(「いやだわたあちゃん、そうじゃないわよ。それはべつのほうだわ。」)
「いやだわたあちゃん、そうじゃないわよ。それはべつの方だわ。」
(「するとあすこにいまふえをふいているんだろうか。」)
「するとあすこにいま笛を吹いているんだろうか。」
(「いまうみへいってらあ。」)
「いま海へいってらあ。」
(「いけないわよ。もううみからあがっていらっしゃったのよ。」)
「いけないわよ。もう海からあがっていらっしゃったのよ。」
(「そうそう。ぼくしってらあ、ぼくおはなししよう。」)
「そうそう。ぼく知ってらあ、ぼくおはなししよう。」