銀河鉄道の夜 52
九、ジョバンニの切符 24/36
(天の川の岸辺 3/3)
(天の川の岸辺 3/3)
「あれきっとふた子のお星さまのお宮だよ。」
男の子がいきなり窓の外をさして叫びました。
右手の低い丘の上に小さな水晶ででもこさえたような、二つのお宮がならんで立っていました。
男の子がいきなり窓の外をさして叫びました。
右手の低い丘の上に小さな水晶ででもこさえたような、二つのお宮がならんで立っていました。
関連タイピング
-
作者 エクトール・マロ
プレイ回数691 長文3265打 -
作者 エクトール・マロ
プレイ回数156 長文4628打 -
原作 スウィフト
プレイ回数179 長文2100打 -
夏目漱石「こころ」3-69
プレイ回数928 長文かな1820打 -
作者 エクトール・マロ
プレイ回数94 長文3407打 -
ガリバーは船に乗って、遠くの不思議な国々を旅行します。
プレイ回数1074 長文4264打 -
夏目漱石「こころ」3-49
プレイ回数1026 長文1440打 -
夏目漱石
プレイ回数18万 長文かな512打
問題文
ふりがな非表示
ふりがな表示
(「あれきっとふたごのおほしさまのおみやだよ。」)
「あれきっとふた子のお星さまのお宮だよ。」
(おとこのこがいきなりまどのそとをさしてさけびました。)
男の子がいきなり窓の外をさして叫びました。
(みぎてのひくいおかのうえにちいさなすいしょうででもこさえたような)
右手の低い丘の上に小さな水晶ででもこさえたような
(ふたつのおみやがならんでたっていました。)
二つのお宮がならんで立っていました。
(「ふたごのおほしさまのおみやってなんだい。」)
「ふた子のお星さまのお宮ってなんだい。」
(「あたしまえになんべんもおかあさんからきいたわ。)
「あたし前になんべんもお母さんから聞いたわ。
(ちゃんとちいさなすいしょうのおみやでふたつならんでいるからきっとそうだわ。」)
ちゃんと小さな水晶のお宮で二つならんでいるからきっとそうだわ。」
(「はなしてごらん。ふたごのおほしさまがなにしたっての。」)
「はなしてごらん。ふた子のお星さまが何したっての。」
(「ぼくもしってらい。ふたごのおほしさまがのはらへあそびにでて、)
「ぼくも知ってらい。ふた子のお星さまが野原へ遊びにでて、
(からすとけんかしたんだろう。」)
からすとけんかしたんだろう。」
(「そうじゃないわよ。)
「そうじゃないわよ。
(あのね、あまのがわのきしにね、おっかさんおはなしなすったわ、・・・」)
あのね、天の川の岸にね、おっかさんお話なすったわ、・・・」
(「それからほうきぼしがぎーぎーふーぎーぎーふーていってきたねえ。」)
「それから彗星がギーギーフーギーギーフーていってきたねえ。」
(「いやだわたあちゃん、そうじゃないわよ。それはべつのほうだわ。」)
「いやだわたあちゃん、そうじゃないわよ。それはべつの方だわ。」
(「するとあすこにいまふえをふいているんだろうか。」)
「するとあすこにいま笛を吹いているんだろうか。」
(「いまうみへいってらあ。」)
「いま海へいってらあ。」
(「いけないわよ。もううみからあがっていらっしゃったのよ。」)
「いけないわよ。もう海からあがっていらっしゃったのよ。」
(「そうそう。ぼくしってらあ、ぼくおはなししよう。」)
「そうそう。ぼく知ってらあ、ぼくおはなししよう。」