グロースターの仕立屋 4/13

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プレイ回数981難易度(3.9) 1141打 長文
後ろの壁際の食器棚のほうから奇妙な音が、カタコトカタコトカタ!
ピーター・ラビットのお話 15
ベアトリクス・ポター 作
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 KMS 7734 8.2 93.9% 137.7 1138 73 28 2024/03/20
2 Par100 4089 C 4.2 97.3% 269.2 1132 31 28 2024/03/26

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問題文

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(したてやは、つかれはて、きぶんがわるくなってきた。)

仕立屋は、疲れ果て、気分が悪くなってきた。

(そして、ろのまえにすわると、)

そして、炉の前に座ると、

(また、りっぱなふくのことをひとりでつぶやきはじめた。)

また、立派な服のことをひとりでつぶやき始めた。

(「これで、かねもできるだろう・・・ななめにもたった・・・)

「これで、金もできるだろう・・・斜めにも裁った・・・

(ぐろーすたーのしちょうどのは、くりすますのあさに、ごこんれい。)

グロースターの市長どのは、クリスマスの朝に、ご婚礼。

(わしは、しちょうどのから、)

わしは、市長どのから、

(うわぎとししゅうのついたちょっきのごちゅうもんをいただいた・・・)

上着と刺繍のついたチョッキのご注文をいただいた・・・

(ちょっきのうらは、きいろのたふた・・・)

チョッキの裏は、黄色のタフタ・・・

(たふたのながさは、ぎりぎりいっぱい・・・)

タフタの長さは、ぎりぎりいっぱい・・・

(あまりぎれでできるのは、ねずみのけーぷぐらいなもの。」)

余りぎれでできるのは、ねずみのケープぐらいなもの。」

(そのとき、したてやははっとした。)

そのとき、仕立屋はハッとした。

(とつぜん、うしろのかべぎわのしょっきだなのほうから、ちいさなきみょうなものおとが、)

突然、後ろの壁際の食器棚の方から、小さな奇妙な物音が、

(たくさんきこえてきたからだ。)

たくさん聞こえてきたからだ。

(かたこと、かたこと、かたことかた!)

カタコト、カタコト、カタコトカタ!

(「さて、あれはいったいなにのおと?」といって、)

「さて、あれはいったい何の音?」といって、

(したてやはいすからとびあがった。)

仕立屋はいすから飛び上がった。

(しょっきだなのうえには、せともののるい、)

食器棚の上には、瀬戸物のるい、

(こうちゃぢゃわんにじょっきなどが、いっぱいならんでいた。)

紅茶茶碗にジョッキなどが、いっぱい並んでいた。

(したてやは、しょっきだなのところまであるいていき、みみをすまし、)

仕立屋は、食器棚のところまで歩いていき、耳を澄まし、

(めがねをかけためをこらして、しずかにじっとたっていた。)

メガネをかけた目をこらして、静かにじっと立っていた。

など

(すると、ひとつのちゃわんのしたから、また、あのおかしなおとが・・・)

すると、ひとつの茶碗の下から、また、あのおかしな音が・・・

(かたこと、かたこと、かたことかた!)

カタコト、カタコト、カタコトカタ!

(「これはきみょうな!」)

「これは奇妙な!」

(ぐろーすたーのしたてやはこういって、)

グロースターの仕立屋はこういって、

(ふせてあったこうちゃぢゃわんをもちあげてみた。)

ふせてあった紅茶茶碗を持ち上げてみた。

(すると、でてきたのはちいさなげんきな、ごふじんねずみで、)

すると、出てきたのは小さな元気な、ご婦人ねずみで、

(ねずみはしたてやにむかって、こしをかがめてえしゃくした!)

ねずみは仕立屋に向かって、腰をかがめて会釈した!

(それから、たなからぽんととびおり、はめいたのあなのなかにきえていった。)

それから、棚からポンと飛び降り、羽目板の穴の中に消えていった。

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