吾輩は猫である2
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ｓｕｂａｒｕ | 7746 | 神 | 8.1 | 95.4% | 300.0 | 2439 | 115 | 37 | 2024/04/25 |
| 2 | だだんどん | 6256 | S | 6.8 | 92.3% | 300.0 | 2047 | 170 | 31 | 2024/04/21 |
| 3 | りく | 5540 | A | 5.7 | 96.9% | 300.0 | 1716 | 54 | 25 | 2024/04/01 |
| 4 | 布ちゃん | 5290 | B++ | 5.7 | 93.1% | 300.0 | 1713 | 126 | 26 | 2024/04/25 |
| 5 | スヌスムムリク | 4660 | C++ | 4.7 | 97.2% | 300.0 | 1439 | 41 | 21 | 2024/04/10 |
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問題文
(このしょせいのてのひらのうらでしばらくはよいこころもちにすわっておったが、しばらくする)
この書生の掌の裏でしばらくはよい心持に坐っておったが、しばらくする
(とひじょうなそくりょくでうんてんしはじめた。しょせいがうごくのかじぶんだけがうごくのかわからない)
と非常な速力で運転し始めた。書生が動くのか自分だけが動くのか分らない
(がむやみにめがまわる。むねがわるくなる。とうていたすからないとおもっていると、どさり)
が無暗に眼が廻る。胸が悪くなる。到底助からないと思っていると、どさり
(とおとがしてめからひがでた。それまではきおくしているがあとはなにのことやらい)
と音がして眼から火が出た。それまでは記憶しているがあとは何の事やらい
(くらかんがえだそうとしてもわからない。)
くら考え出そうとしても分らない。
(ふときがついてみるとしょせいはいない。たくさんおったきょうだいがいっぴきもみえぬ。)
ふと気が付いて見ると書生はいない。たくさんおった兄弟が一疋も見えぬ。
(かんじんのははおやさえすがたをかくしてしまった。そのうえいままでのところとはちがってむやみにあか)
肝心の母親さえ姿を隠してしまった。その上今までの所とは違って無暗に明
(るい。めをひらいていられぬくらいだ。はてななんでもようすがおかしいと、のそ)
るい。眼を明いていられぬくらいだ。はてな何でも容子がおかしいと、のそ
(のそはいだしてみるとひじょうにいたい。わがはいはわらのうえからきゅうにささはらのなかへすてら)
のそ這い出して見ると非常に痛い。吾輩は藁の上から急に笹原の中へ棄てら
(れたのである。)
れたのである。