56し屋だった私は＿＿＿第18話

(「あいにく、おれはでんきしょっくになれててな・・・！」)

「生憎、俺は電気ショックに慣れててな…！」

(「ふーん。どうでもいい。さっさとおまえをてしたに・・・」)

「ふーん。どうでもいい。さっさとお前を手下に…」

(「それはむりだ。おれはどうやってもおまえのてしたになんかにならない。」)

「それは無理だ。俺はどうやってもお前の手下になんかにならない。」

(びりりっっっ！)

ビリリッッッ！

(「がっ！」)

「がっ！」

(「いつまでごうもんしなきゃいけないんだ。」)

「いつまで拷問しなきゃいけないんだ。」

(「さあね。」)

「さあね。」

(「・・・」)

「…」

(ぐさっ)

グサッ

(「・・・っふじみ・・・！」)

「…ッ不死身…！」

(しんぞうぶぶんをさされたがいのうのおかげでしなない。)

心臓部分を刺されたが異能のお陰で死なない。

(「おまえのいのうはふじみか・・・くすりをのませるか」)

「お前の異能は不死身か…薬を飲ませるか」

(ふじみをつかったせいでかおるはもうずたぼろだ。)

不死身を使ったせいでカオルはもうズタボロだ。

(そんなかおるのくちにくすりをながしこむ。)

そんなカオルの口に薬を流し込む。

(「このくすりはいっしゅんでさようする。すぐおれのあやつりにんぎょうになるだろう。」)

「この薬は一瞬で作用する。すぐ俺の操り人形になるだろう。」

(「・・・むどくかっ！」)

「…無毒化ッ！」

(「・・・は？」)

「…は？」

(「おれのいのうはぐげんかだ。なんでもできる。)

「俺の異能は具現化だ。なんでも出来る。

(いまからぐげんかしてやる！」)

今から具現化してやる！」

(「ちょっやめっ」)

「ちょっやめッ」

(「そのおとこをしばりきぜつさせる。そしておれのなわはほどける！)

「その男を縛り気絶させる。そして俺の縄はほどける！

(そしてそのはんどうはこない！」)

そしてその反動は来ない！」

(そういったしゅんかんそのことばがぐげんかする。)

そう言った瞬間その言葉が具現化する。

(「・・・ああ、あおいちゃん？ちょっと・・・きて・・ほしくっ・・て・・・」)

「…ああ、アオイちゃん？ちょっと…来て‥欲しくっ‥て…」

(たいりょくをつかいはたしたかおるはばたっとたおれた。)

体力を使い果たしたカオルはバタッと倒れた。

(すうじつご＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿)

数日後＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

(あのあとあおいちゃんやかきゅうかんぶがたすけにき、いまからかおるによくにたおとこ)

あのあとアオイちゃんや下級幹部が助けに来、今からカオルによくにた男

(にじんもんするところなのだが・・・)

に尋問するところなのだが…

(「とうぼう！？」)

「逃亡！？」

(「はい・・・ちゃんとみはりしていたはずなのにみはりのかきゅうかんぶが)

「はい…ちゃんと見張りしていたはずなのにみはりの下級幹部が

(ねていて・・・わたしがきたときには・・・」)

寝ていて…私が来たときには…」

(とはなしているさいちゅうででんわがなる。)

と話している最中で電話がなる。

(「はい、こちらｌｅｇｅｎｄまふぃあですーん？ますたー？いまからきいって？)

「はい、こちらLegendマフィアですーん？マスター？今から来いって？

(わかりました。しきゅうむかいます。」)

わかりました。至急向かいます。」

(「・・・だれからですか？」)

「…誰からですか？」

(「このまふぃあなどをとりしきってるますたーこと)

「このマフィアなどを取り仕切ってるマスターこと

(つきしろざくろさまからのおよびだしだ。」)

月城柘榴様からのお呼び出しだ。」

(「わたしもいっしょにいっていいですか？」)

「私も一緒に行っていいですか？」

(「ああもちろんさ。じきしゅりょうだからね」)

「ああもちろんさ。時期首領だからね」

(そしてますたーのもとにむかったかおるたちだったが・・・)

そしてマスターのもとに向かったカオルたちだったが…

(「これはどういうことだ！」)

「これはどういうことだ！」

(いま、ますたーにめちゃくちゃいかられている。)

今、マスターにめちゃくちゃ怒られている。