オオカミ王ロボ 7
シートン動物記
アーネスト・トムソン・シートン作
偕成社文庫
偕成社文庫
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | だだんどん | 6133 | A++ | 6.8 | 90.6% | 220.1 | 1505 | 155 | 30 | 2026/06/30 |
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問題文
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(なつのあさ、まだよるがあけきらぬころ、いったいはいさみたってしゅっぱつした。)
夏の朝、まだ夜が明けきらぬ頃、一隊は勇み立って出発した。
(ほどなく、このおおきないぬたちは、うれしそうなさけびごえをあげはじめた。)
ほどなく、この大きな犬たちは、嬉しそうな叫び声を上げ始めた。
(はやくも、えもののにおいをかぎつけたのだ。)
早くも、獲物の匂いを嗅ぎつけたのだ。
(さんきろもいかないうちに、)
三キロもいかないうちに、
(からんぽーのむほうものどものはいいろがかったすがたが、めにうつった。)
カランポーの無法者どもの灰色がかった姿が、目にうつった。
(りょうけんとひとはいよいよあしをはやめ、もうれつなついげきにうつった。)
猟犬と人はいよいよ足を早め、猛烈な追撃にうつった。
(うるふはうんどのしごとというのは、ただおおかみをおいつめるまでで、)
ウルフハウンドの仕事というのは、ただオオカミを追い詰めるまでで、
(あとは、しゅじんがかけつけてじゅうでうちとるのをまっていればよい。)
後は、主人が駆けつけて銃で打ち取るのを待っていれば良い。
(これはてきさすのだいへいげんでは、いともたやすくできた。)
これはテキサスの大平原では、いともたやすくできた。
(ところがここでは、すこしようすがちがう。ちけいがものをいうのである。)
ところがここでは、少し様子が違う。地形がものをいうのである。
(だいたいろぼがこのちをすみかにしたことが、すでにおどろくべきことなのである。)
だいたいロボがこの地を住処にしたことが、すでに驚くべきことなのである。
(かれはたくみに、このちけいをりようした。)
彼は巧みに、この地形を利用した。
(ここからんぽーでは、いわだらけのたにまとしりゅうのむれが、)
ここカランポーでは、岩だらけの谷間と支流の群れが、
(あらゆるところでへいげんをさえぎっている。)
あらゆるところで平原をさえぎっている。
(ろぼは、そうゆうもののいちばんちかいところをめざしてかけつけ、)
ロボは、そうゆうものの一番近いところを目指して駆けつけ、
(あっさりわたって、ばじょうのにんげんをひきはなしてしまうのだ。)
あっさり渡って、馬上の人間を引き離してしまうのだ。
(それからおおかみのいったいはちりぢりにわかれる。)
それからオオカミの一隊は散り散りに分かれる。
(そこでいぬのほうもわかれるのだが、)
そこで犬の方も分かれるのだが、
(とおくへいってからまたおおかみどもがあつまると、もちろんそのときには、)
遠くへ行ってからまたオオカミどもが集まると、もちろんそのときには、
(ぜんぶのいぬがそろうというわけにはいかない。)
全部の犬が揃うという訳にはいかない。
など
(こうなるとおおかみのほうは、かずでもまけないから、)
こうなるとオオカミの方は、数でも負けないから、
(たちまちはんげきにうつって、あいてをころしたり、ひどいきずをおわせるのだ。)
たちまち反撃にうつって、相手を殺したり、ひどい傷をおわせるのだ。
(そのよるたなりーがいぬをよびあつめてみると、もどったのはわずかろくとうで、)
その夜タナリーが犬を呼び集めてみると、もどったのはわずか六頭で、
(しかも、なかのにとうはみるもむざんなかききずをおっていた。)
しかも、なかの二頭は見るも無残な掻き傷をおっていた。
(それでも、このおおかみおうのくびをとろうとして、)
それでも、このオオカミ王の首をとろうとして、
(たなりーはもうにどほどがんばった。)
タナリーはもう二度ほど頑張った。
(だが、そのけっかは、はじめのときとすこしもかわりばえがしなかったようだ。)
だが、その結果は、初めの時と少しも代り映えがしなかったようだ。
(おまけにさいごのときには、たいせつなうまをころばせてころしてしまった。)
おまけに最後のときには、大切な馬を転ばせて殺してしまった。
(こんなわけで、たなりーはこのしごとにつくづくいやけがさし、)
こんなわけで、タナリーはこの仕事につくづく嫌気がさし、
(あきらめて、てきさすへかえってしまったのだ。)
あきらめて、テキサスへ帰ってしまったのだ。