オオカミ王ロボ 12
シートン動物記
アーネスト・トムソン・シートン作
偕成社文庫
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問題文
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(これはほんのいちれいだが、ようするに、こんなことをくりかえしているうちに、)
これはほんの一例だが、ようするに、こんなことを繰り返しているうちに、
(このどろぼうをしまつするには、どくやくはやくにたたないことがはっきりわかった。)
この泥棒を始末するには、毒薬は役に立たないことがはっきりわかった。
(それでも、わなのにがつくまでおなじことをつづけていたが、)
それでも、罠の荷がつくまで同じことを続けていたが、
(そのりゆうというのは、かんたんである。)
その理由というのは、簡単である。
(こよーてだのそのほかのならずものをころすには、これでじゅうぶんだったからだ。)
コヨーテだのその他のならず者を殺すには、これで十分だったからだ。
(また、ちょうどそのころだったが、ひとつじけんがおこって、)
また、ちょうどその頃だったが、一つ事件がおこって、
(わたしはろぼのあくまのようなちえを、いよいよおもいしらされたことがある。)
私はロボの悪魔のような知恵を、いよいよ思い知らされたことがある。
(だいだい、このおおかみどもには、すくなくともひとつだけ、)
だいだい、このオオカミどもには、すくなくとも一つだけ、
(あそびはんぶんのたのしみしごとがあった。)
遊び半分の楽しみ仕事があった。
(それはにくをくうわけでもないのに、ひつじをただおいちらしてころすことだ。)
それは肉を食うわけでもないのに、ヒツジをただ追い散らして殺すことだ。
(ひつじはふつう、いっせんとうからさんぜんとうぐらいのむれになって、)
ヒツジはふつう、一千頭から三千頭ぐらいの群れになって、
(ひつじかいにまかされている。)
羊飼いにまかされている。
(ひつじかいはひとりのこともあれば、もっといることもある。)
羊飼いは一人のこともあれば、もっといることもある。
(よるになると、あたりでいちばんあんぜんなところにあつめ、)
夜になると、あたりで一番安全な所に集め、
(ひつじかいはむれのりょうがわについてまもりながらねむる。)
羊飼いは群れの両側について守りながら眠る。
(ひつじはたいへんおろかなどうぶつで、)
ヒツジはたいへん愚かな動物で、
(ほんのちょっとしたことにも、いきなりだいぼうそうをおこしたりする。)
ほんのちょっとしたことにも、いきなり大暴走をおこしたりする。
(ところがここに、かれらのみにふかくしみこんだせいしつがある。)
ところがここに、彼らの身に深く染み込んだ性質がある。
(これがまたじゃくてんであるとともに、いいところでもあるのだが、)
これがまた弱点であるとともに、いいところでもあるのだが、
(つまりしどうしゃにはかならずしたがうといううまれつきがある。)
つまり指導者には必ず従うという生まれつきがある。
など
(ひつじかいはこれをりようするのだ。)
羊飼いはこれを利用するのだ。
(まずご、ろくとうのやぎをひつじのむれにまぜておく。)
まず五、六頭のヤギをヒツジの群れに混ぜておく。
(すると、ひつじはこのひげのあるきょうだいを、たいへんしんようしているから、)
すると、ヒツジはこの髭のある兄弟を、たいへん信用しているから、
(よるなにごとかあると、たちまちそのまわりにあつまる。)
夜何事かあると、たちまちその周りに集まる。
(こうしてひつじかいには、むれがそうくずれになることをふせいで、)
こうして羊飼いには、群れが総崩れになることを防いで、
(これをまもることができるのだ。)
これを守ることができるのだ。
(しかし、いつもそううまくいくとはかぎらない。)
しかし、いつもそううまくいくとは限らない。