ポリアンナ症候群
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問題文
(ぽりあんなしょうこうぐん(ぽりあんなしょうこうぐん、えい:pollyanna)
ポリアンナ症候群(ポリアンナしょうこうぐん、英: Pollyanna
(syndrome)は、ちょくめんしたもんだいにふくまれるびさいなよいめんだけをみてふ)
syndrome)は、直面した問題に含まれる微細な良い面だけを見て負
(のそくめんからめをそらすことにより、げんじつとうひてきなじこまんぞくにおちいるしん)
の側面から目をそらすことにより、現実逃避的な自己満足に陥る心
(てきしょうじょうのことである。べつのいいかたであらわすと、らくてんしゅぎのふのそくめんを)
的症状のことである。別の言い方で表すと、楽天主義の負の側面を
(あらわす、げんじつとうひのいっしゅだといいかえることもできる。)
表す、現実逃避の一種だと言い換えることもできる。
(べつめいを「ぽりあんないずむ」「ぱれあなしょうこうぐん」という。)
別名を「ポリアンナイズム」「パレアナ症候群」という。
(おもなとくちょうとして「だいのよいぶぶんだけをみてじこまんぞくしてしまう」)
主な特徴として「題の良い部分だけを見て自己満足してしまう」
(「げんじょうよりわるいじょうきょうをかんがえ、いまそうなっていないことにまんぞくしよう)
「現状より悪い状況を考え、今そうなっていないことに満足しよう
(とする」ことがあげられる。)
とする」ことが挙げられる。
(あらすじ じだいは1920ねん~1921ねんのあめりか。)
あらすじ 時代は1920年〜1921年のアメリカ。
(せいぶ、かくうのまちべるでぃんぐすびる、ぼすとんをぶたいにしたかぞくあい)
西部、架空の街ベルディングスビル、ボストンを舞台にした家族愛
(のものがたりがえがかれる。 だい1ぶでは、ちちのとつぜんのしにより、)
の物語が描かれる。 第1部では、父の突然の死により、
(べるでぃんぐすびるにすむおばのぱれーにひきとられたしゅじんこうのぽりあんな)
ベルディングスビルに住む叔母のパレーに引き取られた主人公のポリアンナ
(が、じょじょにしゅういのにんげんたちをかんかしていくえぴそーどから、じどうしゃじこ)
が、徐々に周囲の人間たちを感化していくエピソードから、自動車事故
(によりあしがうごかなくなったぽりあんなが、きけんなしゅじゅつにたえ、ふたたび)
により足が動かなくなったポリアンナが、危険な手術に耐え、再び
(じぶんのあしでたちあがれるようになるまでのはなしをえがいている。)
自分の足で立ち上がれるようになるまでの話を描いている。
(せいぶへん しゅじんこうぽりあんなは、せいぶでぼくしのちちじょんとふたりでせいかつしている。)
西部編 主人公ポリアンナは、西部で牧師の父ジョンと二人で生活している。
(ちちじょんはだい2わではやくもたかい。こじになったぽりあんなは、お)
父ジョンは第2話ではやくも他界。孤児になったポリアンナは、叔
(ばぱれーにひきとられることとなった。 べるでぃんぐすびるへん)
母パレーに引き取られることとなった。 ベルディングスビル編
(おばのぱれーにひきとられ、べるでぃんぐすびるにやってき)
叔母のパレーに引き取られ、ベルディングスビルにやってき
(たぽりあんな。おばのひどいしうちにもめげず、まえむきにあか)
たポリアンナ。叔母のひどい仕打ちにもめげず、前向きに明
(るく「よかったさがし」をする。ひたむきなぽりあんなのすがたに、)
るく「よかった探し」をする。ひたむきなポリアンナの姿に、
(しゅういのひとびとはこころひかれていく。 まち1ばんのだいふごうでかわりもののぺんでるとん、)
周囲の人々は心引かれていく。 街一番の大富豪で変わり者のペンデルトン、
(こどもながらふろうしゃのようなせいかつをするじみー、びょうきでふさぎこん)
子供ながら浮浪者のような生活をするジミー、病気で塞込ん
(でぐちばかりいっているすのーふじんなど、くせのあるさまざまなじんぶつがとうじょうする。)
で愚痴ばかり言っているスノー夫人など、癖のある様々な人物が登場する。
(まちのひとびとのこころをあかるくへんかさせたぽりあんなだったが、じどうしゃじこがげんいんで)
街の人々の心を明るく変化させたポリアンナだったが、自動車事故が原因で
(しんけいをいためて、2どとたちあがることができないからだになった)
神経を痛めて、二度と立ちあがることができない体になった
(といしにせんこくされる。ぽりあんなは、とくいの「よかったさがし」)
と医師に宣告される。ポリアンナは、得意の「よかった探し」
(もできなくなってしまう。ぜつぼうてきとおもわれたが、ぼすとんで)
もできなくなってしまう。絶望的と思われたが、ボストンで
(しゅじゅつをうければ、ふたたびたちあがることができるようになるか)
手術を受ければ、再び立ちあがることができるようになるか
(もしれないとわかる。しゅじゅつのために、おばぱれーとぼすとんへたびだつ。)
もしれないとわかる。手術のために、叔母パレーとボストンへ旅立つ。
(ぼすとんへん あしのしゅじゅつをうけるため、ぼすとんにやってきたぽ)
ボストン編 足の手術を受けるため、ボストンにやってきたポ
(りあんな。ぽりあんなのあしのしゅじゅつは、とうしょのよそくよりずっと)
リアンナ。ポリアンナの足の手術は、当初の予測よりずっと
(せいこうりつがひくく、いのちのきけんもあるという。とまどうぱれーだった)
成功率が低く、命の危険もあるという。戸惑うパレーだった
(が、ぽりあんなのけっしんはかたく、たかいりすくのしゅじゅつにちょうせんする)
が、ポリアンナの決心は固く、高いリスクの手術に挑戦する
(ことになった。ぽりあんなは、ちょうじかんにおよぶしゅじゅつにたえ、しゅ)
ことになった。ポリアンナは、長時間に及ぶ手術に耐え、手
(じゅつはみごとせいこうする。りはびりちゅうのぽりあんなは、ながねんにわたり)
術はみごと成功する。リハビリ中のポリアンナは、長年にわたり
(なかたがいしていたぱれーとちるとんが、いまでもすきどうしであ)
仲違いしていたパレーとチルトンが、今でも好きどうしであ
(ることをしる。ぽりあんなは、じみーのきょうりょくをかりてふたりを)
ることを知る。ポリアンナは、ジミーの協力を借りて二人を
(なかなおりさせようとこころみる。 だい2ぶ だい2ぶでは、しゅじゅつごのりはびりの)
仲直りさせようと試みる。 第2部 第2部では、手術後のリハビリの
(ためぼすとんのかりうけでくらすことになったぽりあんなが、)
ためボストンのカリウ家で暮らすことになったポリアンナが、
(かりうふじんのおいでゆくえふめいのじぇみーをさがしだそうとふんとうする)
カリウ夫人の甥で行方不明のジェミーを探し出そうと奮闘する
(すとーりーがちゅうしんにてんかいする。ぼすとんへんでは、おとなりのおじょうさまさでぃや、)
ストーリーが中心に展開する。ボストン編では、お隣のお嬢様サディや、
(すらむでくらすみっきーといったこせいてきなきゃらくたーもとうじょうする。)
スラムで暮らすミッキーといった個性的なキャラクターも登場する。
(けがからかいふくしたぽりあんながべるでぃんぐすびるにもどったちょくごにひげき)
怪我から回復したポリアンナがベルディングスビルに戻った直後に悲劇
(がおこり、ぽりあんなの1ばんのしんゆうであるじみーのかことしょうたいがあきらかになる。)
が起こり、ポリアンナの一番の親友であるジミーの過去と正体が明らかになる。
(ぼすとんへん りはびりのため、ぼすとんのだいふごうかりうけ)
ボストン編 リハビリのため、ボストンの大富豪カリウ家
(でくらすことになったぽりあんな。かりうふじんは、みうちにつぎつぎに)
で暮らすことになったポリアンナ。カリウ夫人は、身内につぎつぎに
(さきだたれ、さいあいのおいじぇみー・けんとがゆくえふめいになり、ひとり)
先立たれ、最愛の甥ジェミー・ケントが行方不明になり、ひとり
(ふこうなまいにちをおくっていた。かりうふじんはゆくえふめいになったおいの)
不幸な毎日を送っていた。カリウ夫人は行方不明になった甥の
(じぇみー・けんとをさがしだそうとしていた。ぼすとんについたよくじつ、)
ジェミー・ケントを探し出そうとしていた。ボストンについた翌日、
(ぽりあんなは、りすのちっぷまっくがいなくなっていること)
ポリアンナは、リスのチップマックがいなくなっていること
(にきづいた。みしらぬだいとかいぼすとんでひっしにちっぷまっく)
に気づいた。見知らぬ大都会ボストンで必死にチップマック
(をさがすうちに、ぽりあんなはまいごになってしまう。とほうにくれる)
を探すうちに、ポリアンナは迷子になってしまう。途方にくれる
(ぽりあんなのまえに、みっきーとなのるしんぶんうりのしょうねんがあらわれる。)
ポリアンナの前に、ミッキーと名乗る新聞売りの少年が現れる。
(ちっぷまっくをさがしつづけるぽりあんな。ちっぷまっくは、こうえんに)
チップマックを探し続けるポリアンナ。チップマックは、公園に
(いたくるまいすのしょうねんにほごされていた。しかし、くるまいすのしょうねんは、)
いた車椅子の少年に保護されていた。しかし、車椅子の少年は、
(このりすはちっぷまっくではなく、きしらんすろっとというなまえで、)
このリスはチップマックではなく、騎士ランスロットという名前で、
(じぶんのりすだという。こうえんでであったくるまいすのしょうねん、わかぎみじぇーむす)
自分のリスだと言う。公園で出会った車椅子の少年、若君ジェームス
(ことじぇみーが、ゆくえふめいのじぇみー・けんとなのではないかと)
ことジェミーが、行方不明のジェミー・ケントなのではないかと
(おもったぽりあんなは、このじぇみーをひきとるようにかりうにすすめる。)
思ったポリアンナは、このジェミーを引き取るようにカリウにすすめる。
(べるでぃんぐすびるへん りはびりをおえ、べるでぃんぐすびる)
ベルディングスビル編 リハビリを終え、ベルディングスビル
(にもどったぽりあんな。ぽりあんなのかいきいわいのせきをちゅうざし、)
に戻ったポリアンナ。ポリアンナの快気祝いの席を中座し、
(かんじゃのもとにむかったちるとんは、かえりみちでがけからてんらくし、かえらぬひとに。)
患者のもとに向かったチルトンは、帰り道で崖から転落し、帰らぬ人に。
(かなしみにくれるぱれーをはげまそうとどりょくするぽりあんなだったが、)
悲しみに暮れるパレーを励まそうと努力するポリアンナだったが、
(なかなかうまくゆかない。ぱれーのきもちをひきたてるため、ぽりあんなは、)
なかなかうまくゆかない。パレーの気持ちを引き立てるため、ポリアンナは、
(ぱれーとなかのよいかりうふじんと、じぇみーをべるでぃんぐすびるにまねく。)
パレーと仲のよいカリウ夫人と、ジェミーをベルディングスビルに招く。
(じみーは、かりうふじんにあいさつするため、ぎふぺんでるとんといっしょに)
ジミーは、カリウ夫人に挨拶するため、義父ペンデルトンと一緒に
(はりんとんけをおとずれる。じみーのかおをみたかりうふじんは、)
ハリントン家を訪れる。ジミーの顔を見たカリウ夫人は、
(じみーにみおぼえがあるといいだす。)
ジミーに見覚えがあると言い出す。
(「よかったさがし」について)
「よかった探し」について
(ぽりあんなによると「よかったさがし」は、どんなことがおきても)
ポリアンナによると「よかった探し」は、どんなことが起きても
(そのなかからよかったとおもえることをさがしだしてあかるくふるまうための)
その中からよかったと思えることを探し出して明るく振る舞うための
(げーむである。くわえてみつけるのがむつかしければむずかしいほどおもしろく、)
ゲームである。加えて見つけるのが難しければ難しいほど面白く、
(「よかった」をみつけたときのよろこびもおおきいとされる。ただし、)
「よかった」を見つけた時の喜びも大きいとされる。ただし、
(ぽりあんなはじどうしゃじこによってあるけなくなったとしった)
ポリアンナは自動車事故によって歩けなくなったと知った
(ちょくご、あまりにもつらいじょうきょうに「よかった」がみつけられない)
直後、あまりにも辛い状況に「よかった」が見つけられない
(こともあった。ちちじょんから「よかったさがし」のげーむを)
こともあった。父ジョンから「よかった探し」のゲームを
(おそわったぽりあんなは、ぱれーにあうとまっさきにこのげーむ)
教わったポリアンナは、パレーに会うと真っ先にこのゲーム
(をおしえていっしょにたのしもうとかんがえる。げーむのことをはなすには)
を教えて一緒に楽しもうと考る。ゲームのことを話すには
(じょんのはなしがひつようふかけつだったが、ぱれーがじょんのことを)
ジョンの話が必要不可欠だったが、パレーがジョンのことを
(きらっているとしったぽりあんなは、しかたなくかのじょにこの)
嫌っていると知ったポリアンナは、仕方なく彼女にこの
(げーむをつたえることをあきらめてしまう。けっきょくぽりあんなは、)
ゲームを伝えることをあきらめてしまう。結局ポリアンナは、
(ぱれーいがいのひとに「よかったさがし」をひろめていき、ぱれーが)
パレー以外の人に「よかった探し」を広めていき、パレーが
(このげーむをしるのはものがたりのちゅうばんになってからである。)
このゲームを知るのは物語の中盤になってからである。
(じぇみーは、ぽりあんなとあうまえからなくなったちちおやのほんの)
ジェミーは、ポリアンナと会う前から亡くなった父親の本の
(しをまねて、にちじょうせいかつですこしでもうれしかったりよかったと)
詩を真似て、日常生活で少しでも嬉しかったり良かったと
(おもえることがあるとそれをのーと(「よろこびのほん」)にかきだし)
思える事があるとそれをノート(「喜びの本」)に書き出し
(ていた。このことをぽりあんなにはなしたところ、ぐうぜんこのこういは)
ていた。このことをポリアンナに話した所、偶然この行為は
(「よかったさがし」にそっくりだとわかり、かのじょから「あなた)
「よかった探し」にそっくりだと分かり、彼女から「あなた
(はよかったさがしのてんさいよ」とひょうされた。)
はよかった探しの天才よ」と評された。