第17章 青き灯の起源
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | だだんどん | 6671 | 青森県満喫 | 7.1 | 93.5% | 135.8 | 973 | 67 | 43 | 2026/10/31 |
| 2 | いんちき | 6110 | 青森県満喫 | 6.3 | 96.1% | 154.0 | 980 | 39 | 43 | 2026/10/26 |
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問題文
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(えいぞうのなかではききんがおきていた。)
映像の中では飢饉が起きていた。
(はたけはかれている。)
畑は枯れている。
(ひとびとはやせていた。)
人々は痩せていた。
(こどもたちもじゅうぶんなしょくじをえられていない。)
子供たちも十分な食事を得られていない。
(むらぜんたいがぜつぼうにつつまれていた。)
村全体が絶望に包まれていた。
(そのとき。)
その時。
(ひとりのわかものがいわきさんへむかった。)
一人の若者が岩木山へ向かった。
(なをそうまという。)
名を蒼真という。
(あおもりかくちをあるきつづけたたびびとだった。)
青森各地を歩き続けた旅人だった。
(かれはひとびとをすくうほうほうをさがしていた。)
彼は人々を救う方法を探していた。
(ふぶきのなかをあるき。)
吹雪の中を歩き。
(もりをこえ。)
森を越え。
(うみをわたり。)
海を渡り。
(あおもりじゅうをめぐった。)
青森中を巡った。
(そしてさいごにいわきさんのちょうじょうへたどりつく。)
そして最後に岩木山の頂上へ辿り着く。
(まんげつのよるだった。)
満月の夜だった。
(そうまはそらへさけぶ。)
蒼真は空へ叫ぶ。
(「みなをすくいたい!」)
「皆を救いたい!」
(そのねがいにこたえるように。)
その願いに応えるように。
(そらからあおいひかりがふりそそいだ。)
空から青い光が降り注いだ。
など
(ひかりはだいちへひろがる。)
光は大地へ広がる。
(もりへ。)
森へ。
(うみへ。)
海へ。
(みずうみへ。)
湖へ。
(ひとびとへ。)
人々へ。
(よくとし。)
翌年。
(だいほうさくがおとずれた。)
大豊作が訪れた。
(ひとびとはすくわれた。)
人々は救われた。
(だがだいしょうもあった。)
だが代償もあった。
(そうまはきえてしまった。)
蒼真は消えてしまった。
(だれもかれのゆくえをしらない。)
誰も彼の行方を知らない。
(えいぞうはそこでとぎれた。)
映像はそこで途切れた。
(かいとたちはことばをうしなう。)
海斗たちは言葉を失う。
(みさきがこごえでいった。)
美咲が小声で言った。
(「じゃああおきともって」)
「じゃあ青き灯って……」
(とうどうがこたえる。)
東堂が答える。
(「あおもりにいきるひとびとのねがいそのものだ」)
「青森に生きる人々の願いそのものだ」
(「しぜんとひとのこころがむすびついてうまれたちからだ」)
「自然と人の心が結びついて生まれた力だ」
(そのときだった。)
その時だった。
(とつぜんそらがくらくなる。)
突然空が暗くなる。
(くろいきりがあらわれた。)
黒い霧が現れた。
(あおかげだんだった。)
蒼影団だった。
(ついにかれらがうごきだしたのである。)
ついに彼らが動き出したのである。