第22章 帰る場所
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | だだんどん | 6939 | 青森県満喫 | 7.3 | 94.3% | 85.6 | 632 | 38 | 29 | 2026/10/31 |
| 2 | いんちき | 6388 | 青森県満喫 | 6.6 | 95.6% | 95.8 | 641 | 29 | 29 | 2026/10/27 |
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問題文
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(ふゆがおわりにちかづいていた。)
冬が終わりに近付いていた。
(まちはすこしずつかっきをとりもどしていた。)
町は少しずつ活気を取り戻していた。
(かいとたちもいぜんのにちじょうへもどっていく。)
海斗たちも以前の日常へ戻っていく。
(がっこう。)
学校。
(ぶかつどう。)
部活動。
(ともだちとのかいわ。)
友達との会話。
(ふつうのひびだった。)
普通の日々だった。
(しかしさんにんはいぜんとはちがっていた。)
しかし三人は以前とは違っていた。
(ほうかご。)
放課後。
(かせんしきをあるきながられんがいう。)
河川敷を歩きながら蓮が言う。
(「ふしぎだよな」)
「不思議だよな」
(「なにが?」)
「何が?」
(「せかいがもどったのにさ」)
「世界が戻ったのにさ」
(「おれたちだけしってる」)
「俺たちだけ知ってる」
(かいとはすこしわらった。)
海斗は少し笑った。
(たしかにそうだった。)
確かにそうだった。
(だれもしらない。)
誰も知らない。
(あおもりをすくったたたかいを。)
青森を救った戦いを。
(だれもしらない。)
誰も知らない。
(ななつのかぎのそんざいを。)
七つの鍵の存在を。
など
(みさきはそらをみあげる。)
美咲は空を見上げる。
(ゆうひがさしこんでいた。)
夕日が差し込んでいた。
(「でもそれでいいんじゃないかな」)
「でもそれでいいんじゃないかな」
(「わたしたちがおぼえてれば」)
「私たちが覚えてれば」
(ふたりはうなずいた。)
二人は頷いた。
(かえるばしょがある。)
帰る場所がある。
(まもりたかったけしきがある。)
守りたかった景色がある。
(それだけでじゅうぶんだった。)
それだけで十分だった。
(とおくにみえるいわきさんは、いぜんとかわらずまちをみまもっていた。)
遠くに見える岩木山は、以前と変わらず町を見守っていた。