ピーターラビットのおはなし 2/3
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問題文
(あしで ふみつけられそうに なりましたが、)
あしで ふみつけられそうに なりましたが、
(ぴーたーは まどの そとへと とびだして)
ピーターは まどの そとへと とびだして
(ついでに うえきを みっつ たおしました。)
ついでに うえきを 3つ たおしました。
(まどが ちいさすぎたので、)
まどが ちいさすぎたので、
(まぐれがーおじさんも ぴーたーを おいかけるのを あきらめて)
マグレガーおじさんも ピーターを おいかけるのを あきらめて
(のらしごとへ もどることに しました。)
のらしごとへ もどることに しました。
(ぴーたーは ほっとして こしを おちつけます。)
ピーターは ほっとして こしを おちつけます。
(いきも きれぎれ、こころも ぶるぶる、)
いきも きれぎれ、こころも ぶるぶる、
(どっちへいったら いいのか ちっとも わかりません。)
どっちへいったら いいのか ちっとも わかりません。
(しかも じょうろのなかに いたので もう ずぶぬれです。)
しかも じょうろのなかに いたので もう ずぶぬれです。
(しばらくして うろちょろ しはじめましたが、)
しばらくして うろちょろ しはじめましたが、
(とぼとぼーーとぼとぼーーゆっくりと あるいて きょろきょろ。)
とぼとぼーーとぼとぼーーゆっくりと あるいて きょろきょろ。
(かべに どあを みつけましたが、)
かべに ドアを みつけましたが、
(かぎが しまっていて したを くぐりぬけようにも)
かぎが しまっていて したを くぐりぬけようにも
(ぷっくりした こうさぎの とおる すきまは ありません。)
ぷっくりした こうさぎの とおる すきまは ありません。
(おかあさんねずみが いしの とぐちを はいったり でたりして)
おかあさんねずみが いしの とぐちを はいったり でたりして
(きのなかで まっている かぞくに おまめを はこんでいます。)
きのなかで まっている かぞくに おまめを はこんでいます。
(ぴーたーは そのねずみに いりぐちへの いきかたを ききましたが、)
ピーターは そのねずみに いりぐちへの いきかたを ききましたが、
(くちに おおきな おまめを くわえていましたので)
くちに おおきな おまめを くわえていましたので
(ねずみは なにも へんじが できません。)
ねずみは なにも へんじが できません。
(ただ くびを ふるだけなので、 ぴーたーは なみだが でてきました。)
ただ くびを ふるだけなので、 ピーターは なみだが でてきました。
(それから おにわを つっきって)
それから おにわを つっきって
(かえりみちを さがそうと しましたが、)
かえりみちを さがそうと しましたが、
(よけいに まよってしまいました。)
よけいに まよってしまいました。
(やがて まぐれがーおじさんが みずくみをする)
やがて マグレガーおじさんが みずくみをする
(ためいけのところへ たどりつきます。)
ためいけのところへ たどりつきます。
(しろい ねこが きんぎょを じっと にらんでいて)
しろい ねこが きんぎょを じっと にらんでいて
(ぴくりとも うごきませんが)
ぴくりとも うごきませんが
(ときたま しっぽの さきが いきものみたいに くねくねと していました。)
ときたま しっぽの さきが いきものみたいに くねくねと していました。
(ぴーたーは そっとしておくのが いちばんだと おもいました。)
ピーターは そっとしておくのが いちばんだと おもいました。
(いとこの ばにばにべんじゃみんくんから)
いとこの ばにばにベンジャミンくんから
(ねこのことは それなりに きいていたのです。)
ねこのことは それなりに きいていたのです。
(ものおきごやに もどろうとすると)
ものおきごやに もどろうとすると
(いきなり すぐそばから くわの おとが きこえてきました。)
いきなり すぐそばから くわの おとが きこえてきました。
(さっくり、さくさく、さっくり。)
さっくり、さくさく、さっくり。