卒業8
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問題文
(がっしゅく2にちめ。)
合宿2日目。
(さくやきがついたことがある。)
昨夜気が付いたことがある。
(ぶちょうからもらったおそろいのとらんぺっとのかざり)
部長からもらったお揃いのトランペットの飾り
(けーすのもちてのところについていたふくろにつけてあった。)
ケースの持ち手のところについていた袋につけてあった。
(きのうのれんしゅうおわりにはついていたことはかくにんしていた。)
昨日の練習終わりには付いていたことは確認していた。
(あさになってないことにきがついた。)
朝になってないことに気が付いた。
(なくしたなんていえないし。)
無くしたなんて言えないし。
(どうしよう・・・。)
どうしよう・・・。
(「さあれんしゅうはじめるぞ。そういえばさおまえおれのやった)
「さあ練習始めるぞ。そういえばさ、お前俺のやった
(かざりつけてないよな。」)
飾り付けてないよな。」
(「あ、なくすとこまるからばっくにいれてあるんですよ。」)
「あ、無くすと困るからバックに入れてあるんですよ。」
(「せっかくおそろいなのにつけろよな。ごごもってこいよ)
「せっかくお揃いなのにつけろよな。午後持って来いよ
(おれがつけてやるから。」)
俺がつけてやるから。」
(「えっ、あ、はい。」)
「えっ、あ、はい。」
(どうしよう・・・。)
どうしよう・・・・。
(こころここにあらずでれんしゅうにならなかった。)
心ここにあらずで練習にならなかった。
(しょくよくがあるわけもなく、みずうみのところにこしをおろしていると。)
食欲があるわけもなく、湖のところに腰を下ろしていると。
(「やっぱりここにいたね。」)
「やっぱりここにいたね。」
(おさむさんがかんじゅーすをもってわたしのよこにすわった。)
修さんが缶ジュースをもって私の横に座った。
(「おひるしょくどうにこなかったね。なにかあったかい。」)
「お昼食堂に来なかったね。何かあったかい。」
(「がっしゅくにくるひぶちょうから)
「合宿に来る日部長から
(おそろいのとらんぺっとのかざりをもらったんです。)
お揃いのトランペットの飾りをもらったんです。
(けーすのもちてのふくろにつけてあったんですけど、)
ケースの持ち手の袋につけてあったんですけど、
(けさないのにきがついて、ぶちょうからごごのれんしゅうのときもってこいって)
今朝ないのに気が付いて、部長から午後の練習の時持って来いって
(いわれてなくしたなんていえなくて。」)
言われて無くしたなんて言えなくて。」
(「そうか、わかった、ぼくにまかせて。」)
「そうか、わかった、僕に任せて。」
(そういうとおさむさんはがっしゅくじょへもどっていった。)
そう言うと修さんは合宿所へ戻って行った。
(ごごのれんしゅうがはじまってしまった。)
午後の練習が始まってしまった。
(「こばやしさん、せんせいがよんでるよ。」)
「小林さん、先生が呼んでるよ。」
(「ありがとうございます。」)
「ありがとうございます。」
(わたしはしゅうさんのところへむかった。)
私は修さんのところへ向かった。
(「めぐみちゃん、はいこれ。」)
「恵ちゃん、はいこれ。」
(てわたしてくれたのは、おそろいのとらんぺっとのかざり。)
手渡してくれたのは、お揃いのトランペットの飾り。
(「どうして?まさかおがさわらさんが。」)
「どうして?まさかおがさわらさんが。」
(「まあ、かのじょのきもちもわかるよね、)
「まあ、彼女の気持ちもわかるよね、
(としひこにてがみかいたのによまずにしかもしょくどうでかえされたんだ。)
俊彦に手紙書いたのに読まずにしかも食堂で返されたんだ。
(くやしかったんだろうね。どうする?あやまってもらうかい?」)
悔しかったんだろうね。どうする?謝ってもらうかい?」
(「いいえ、かえしてくれただけでよいです。」)
「いいえ、返してくれただけで良いです。」
(「そうか、じゃこのはなしはこれでおしまいね。」)
「そうか、じゃこの話はこれでおしまいね。」
(「ありがとうございます。」)
「ありがとうございます。」
(あんしんしてれんしゅうにもどったわたしは、ふくろにかざりをつけた。)
安心して練習に戻った私は、袋に飾りをつけた。
(「なんだじぶんでつけたんだ。」)
「何だ自分でつけたんだ。」
(「はい。」)
「はい。」
(「れんしゅうはじめるぞ。」)
「練習始めるぞ。」
(「おねがいします。」)
「お願いします。」
(「きょうとあすしかないからしあげていくぞ。」)
「今日と明日しかないから仕上げていくぞ。」
(ぶちょうはいつもよりきびしくなった。)
部長はいつもより厳しくなった。
(やっぱり、8ふんおんぷの13れんがむずかしくて、どうしてもおなじはやさになってしまう。)
やっぱり、8分音符の13連が難しくて、どうしても同じ速さになってしまう。
(「おれのてんぽとあわせて。」)
「俺のテンポとあわせて。」
(「はい。」)
「はい。」
(「よーし、aぐるーぷはへやへはいれ」)
「よーし、Aグループは部屋へはいれ」
(わたしたちはへやへいどうした。)
私たちは部屋へ移動した。
(「13れんくろうしてるみたいだな。そこだけあわせようか。」)
「13連苦労してるみたいだな。そこだけ合わせようか。」
(そういうとめとろのーむをあわせて、)
そう言うとメトロノームを合わせて、
(「このてんぽではいるぞ。はい、1、2,3、」)
「このテンポで入るぞ。はい、1、2,3、」
(いっせいにふきだし10はくめまではおなじはやさ11はくめからゆっくりになっていく。)
一斉に吹き出し10拍目までは同じ速さ11拍目からゆっくりになって行く。
(「ここから!た、た、た。もう1かい、はい、ここから!もう1かい。」)
「ここから!タ、タ、タ。もう一回、はい、ここから! もう一回。」
(なんどもなんどもくりかえしくりかえし。)
何度も何度も繰り返し繰り返し。
(「からだでおぼえろ!!」)
「体で覚えろ!!」
(「さいごのおとははっきりきる!」)
「最後の音ははっきり切る!」
(なんかいやっただろう。)
何回やっただろう。
(みなのおとがそろいはじめた。)
皆の音がそろい始めた。
(「よし。このてんぽをわすれないように、えんそうはあしただ。)
「良し。このテンポを忘れないように、演奏は明日だ。
(きょうのれんしゅうはここまで。」)
今日の練習はここまで。」
(「ありがとうございました。」)
「ありがとうございました。」
(「はらへったー。めしまでいっしょにべんきょうやろうぜ。」)
「腹減ったー。飯まで一緒に勉強やろうぜ。」
(「はい。」)
「はい。」
(「しょくどうしゅうごうな。」)
「食堂集合な。」
(「はい。」)
「はい。」
(かざりがもどってきたことで、れんしゅうにもみがいり)
飾りが戻ってきたことで、練習にも身が入り
(すこしだけじしんがついたきがした。)
少しだけ自信がついた気がした。