「終幕 ファントマ」
作詞作曲編曲RD-Sounds
キャラクター名、「」、ト書きはカットしています
ラストシーン後は・で飛ばしてください
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歌詞(問題文)
(さあ、きみたちを、しゅくふくしよう。そのうつくしいすがた)
怪人「さあ、君たちを、祝福しよう。その美しい姿
(ときはなたれたその、じゆうのもとに)
解き放たれたその、自由のもとに」
(なにもためらうことなくなにもおそれることはない)
怪人「なにも躊躇うことなく 何も恐れることはない
(あんねいのちはここにありここよりどこへもいかずとも)
安寧の地は此処にあり 此処より何処へも行かずとも
(うみだされたものたちよそのせばめられたじんせい)
生み出された者たちよ その狭められた人生
(そのみにくさをおもえばこのこころのいたみはかくも)
その醜さを思えば この心の痛みはかくも」
(どうかこころやすらかにいてほしいここでそういつまでも)
怪人「どうか 心安らかにいてほしい ここで そういつまでも」
(わたしたちはいま)
エレノア「私たちは今」
(じゆうをえたと)
ビアンカ「自由を得たと」
(あなたはそういうけれども)
オフィーリア「貴方はそういうけれども」
(あなたこそわたしたちの)
アメリ「あなたこそ私たちの」
(じゆうをうばっているのではないの?)
サティ「自由を奪っているのではないの?」
(さあ、どうなの、こたえて!)
ルイーゼ「さあ、どうなの、答えて!」
(ふぁんとま!)
六人の女たち「怪人!」
(うつくしさ!そのいのちださくときえさるそのまえに)
怪人「美しさ! その命 駄作と消え去るその前に
(すくいのてさしのべたただそれだけのこと)
救いの手差し伸べた ただそれだけのこと」
(そう、きみたちはつくりだされたいのちのるしゅとして)
怪人「そう、君たちは 作り出された命の虜囚として」
(うみだされてしょうひされるかたりてたちそのいのまま)
怪人「生み出されて 消費される 語り手たち その意のまま」
(あなたのそのかなしみは)
サティ「あなたのその悲しみは」
(いやされはしない!)
怪人「癒やされはしない!」
(あなたのそのにくしみは)
アメリ「あなたのその憎しみは」
(ついえることはないだろう!!)
怪人「潰えることはないだろう!!」
(なぜ!)
怪人「何故!」
(かたることばをもたない)
エレノア「語る言葉を持たない」
(それはなぜ?)
怪人「それは何故?」
(つくりだされたがため)
ビアンカ「作り出されたがため」
(ああ、なぜ?!)
怪人「嗚呼、何故?!」
(かたりてがのぞむがため)
ルイーゼ「語り手が望むがため」
(それがなぜ?!)
怪人「それが何故?!」
(いのちをしらないため)
オフィーリア「命を知らないため」
(そうやくわりなきものにじゆうをえらぶことはできない)
怪人「そう 役割亡きものに 自由を選ぶことはできない
(ならうつくしききみたちにだいほんをあたえるのだ!)
なら 美しき君たちに 台本を与えるのだ!」
(ああこのまったきくらやみのなかに)
エレノア「ああこのまったき暗闇の中に」
(うみおとされたわたしたちは)
サティ「産み落とされた私たちは」
(そのやくわりせおいいきるしかないと)
ビアンカ「その役割背負い生きるしかないと」
(あなたはそういうのねふぁんとま?)
オフィーリア「貴方はそういうのね怪人?」
(ああそうとも!)
怪人「ああそうとも!」
(うつくしきそのすがたくらやみにまどうそのまえに)
怪人「美しきその姿 暗闇に惑うその前に
(そのいのちかがやけるしあわせなことばを!)
その命輝ける 幸せな詞を!」
(さあこのてをみなとるがいいうつくしきものたちよさあ!!)
怪人「さあこの手をみな取るがいい 美しき者たちよ さあ!!」
(いいえあなたはまちがっている)
エレノア「そう、あなたは正しいのだと。思う」
(うまれたもののそのじんせいは)
ビアンカ「生まれたものの人生が」
(うまれたもののものだから)
オフィーリア「そのもののだけのものなどという幻想」
(だれにもわたせない)
エレノア/ビアンカ/オフィーリア「誰も信じられない」
(たとえくらやみをあるこうとも)
アメリ「暗闇を歩くことの恐ろしさ」
(とほうにくれることになろうとも)
サティ「再び途方に暮れることになるならば」
(いのちのあるそのかぎり)
ルイーゼ「それならばこの生命」
(わたせはしない)
アメリ/サティ/ルイーゼ「預けてしまったほうがいい」
(このいのちはもしかして)
サティ「この命が誰かの作り物などだというのなら」
(だれかのつくりものなのかもしれない)
アメリ「どうして私たちを勝手に作り出したのか」
(しいてきにいとてきにそうあるべく)
ビアンカ「役割を背負わせたのか」
(せをわされたやくわりをそれでもいまあなたにつげたい)
ルイーゼ「ああ、“怪人”あなたのいうとうりなのかもしれない」
(うまれたものたちは)
オフィーリア「生まれたものの命は、
(すべてそのいのちをもやしていく)
役割を持たずしては、けして、完遂できない」
(やくわりをおえたとしても)
エレノア「役割を終えたのならば・・・
(そこでおわらない)
みな、そこでまよってしまうのでしょう」
(そう)
六人の女達「そんなのは、嫌。
(わたしたちのいのちにきゃくほんなどなくともいいいきていくそのじゆうをじぶんでえらびとる)
私達の人生に 脚本をください。最良の脚本を。最良の、人生を」
(どうかなかないでそしてありがとうわたしたちみんなうんでくれて)
六人の女達「私達を、導いて。どうか、ああ、どうか!」
(・)
怪人「そう、それでいい。それでいいのだ、美しきものたちよ。
(・)
案ずることはない。君たちは手に入れるだろう。
(・)
最良の人生を。最も美しい人生を!」
(・)
怪人「いまここに、君たちは救われる!
(・)
身勝手な語り手たちの、哀れな犠牲者よ。
(・)
その悲劇は、終わりを告げるのだ!」
(・)
怪人「だが、美しきものたちよ。私は、しばしの間、
(・)
君たちを置いて行かねばならない。私には未だ、なすべきことがのこっている」
(・)
サティ「”怪人”あなたは何処へ行くの」
(・)
オフィーリア「わたしたちを。置いていってしまうの」
(・)
怪人「美しきものたちよ。しばしの辛抱だ。私は必ず帰ってくる」
(・)
怪人「全ての語り手たちよ、忘れるな。
(・)
私は常に、お前たちの後ろにいる!ひとたびの例外もなく!
(・)
そして、お前たちの悪行を全て、見張るだろう。
(・)
そして、その全てを裁き、おまえたと全員を、この手にかけるだろう!!!」