包括利益の表示に関する会計基準

(よって「じゅんりえき＝じつげんりえき」というかんけいをいじできる)

よって「純利益＝実現利益」という関係を維持できる

(そのたのほうかつりえきのうちわけのかいじ)

その他の包括利益の内訳の開示

(そのたのほうかつりえきのうちわけこうもくは、そのないようにもとづいて、)

その他の包括利益の内訳項目は、その内容に基づいて、

(そのたゆうかしょうけんひょうかさがくきん、くりのべへっじそんえき、かわせかんざんちょうせいかんじょう、)

その他有価証券評価差額金、繰延ヘッジ損益、為替換算調整勘定、

(たいしょくきゅうふにかかるちょうせいがくとうにくぶんしてひょうじする)

退職給付に係る調整額等に区分して表示する

(そのたのほうかつりえきのうちわけこうもくは、げんそくぜいこうかをこうじょしたあとのきんがくでひょうじ)

その他の包括利益の内訳項目は、原則税効果を控除した後の金額で表示

(れいがいてきにぜいこうかこうじょまえのきんがくでひょうじし、)

例外的に税効果控除前の金額で表示し、

(ぜいこうかのきんがくをいっかつしてかげんするほうほうできさいすることができる)

税効果の金額を一括して加減する方法で記載することができる

(いずれのばあいも、そのたのほうかつりえきのかくうちわけこうもくべつのぜいこうかのきんがくを)

いずれの場合も、その他の包括利益の各内訳項目別の税効果の金額を

(ちゅうきする)

注記する

(もちぶんぽうのそのたのほうかつりえきは、いっかつひょうじでうちわけはしめさず、)

持分法のその他の包括利益は、一括表示で内訳は示さず、

(そのたのほうかつりえきのほかのこうもくとはくべつしてきさいし、ぜいこうかごのきんがくを)

その他の包括利益のほかの項目とは区別して記載し、税効果後の金額を

(きさいし、ぜいこうかがくのうちわけのちゅうきふようというてんをおさえる)

記載し、税効果額の内訳の注記不要という点をおさえる

(くみかえちょうせいとは、とうきじゅんりえきをこうせいするこうもくのうちとうきまたは)

組み換え調整とは、当期純利益を構成する項目のうち当期または

(かこのきかんにそのたのほうかつりえきにふくまれていたきんがくをいう。)

過去の期間にその他の包括利益に含まれていた金額をいう。

(このくみかえちょうせいがくは、そのたのほうかつりえきのうちわけこうもくごとにちゅうきする)

この組み換え調整額は、その他の包括利益の内訳項目ごとに注記する

(くみかえちょうせいとは、ほうかつりえきの２じゅうけいじょうをかいひするためにおこなわれる)

組換調整とは、包括利益の2重計上を回避するために行われる

(うちわけこうもくべつのぜいこうかのきんがくとくみかえちょうせいがくのちゅうきは、)

内訳項目別の税効果の金額と組換調整額の注記は、

(こべつざいむしょひょうおよびしはんきざいむしょひょうにおいてはしょうりゃくすることができる。)

個別財務諸表及び四半期財務諸表においては省略することができる。

(ほうかつりえきをひょうじするけいさんしょ)

包括利益を表示する計算書

(ほうかつりえきをひょうじするけいさんしょは、１けいさんしょほうしきと２けいさんしょほうしきがある)

包括利益を表示する計算書は、1計算書方式と2計算書方式がある

(ほんかいけいきじゅんでは２つのけいしきのせんたくてきようをみとめている。)

本会計基準では2つの形式の選択適用を認めている。

(れんけつざいむしょひょうにおいては、ほうかつりえきのうちおやがいしゃにかかるきんがくおよび)

連結財務諸表においては、包括利益のうち親会社に係る金額及び

(ひしはいかぶぬしにかかるきんがくをふきする)

被支配株主に係る金額を付記する

(１けいさんしょほうしきのれんけつそんえきおよびほうかつりえきけいさんしょはとうきじゅんりえきのあとに)

1計算書方式の連結損益及び包括利益計算書は当期純利益の後に

(おやがいしゃにきぞくするりえきとひしはいかぶぬしにきぞくするりえきとをふきする)

親会社に帰属する利益と被支配株主に帰属する利益とを付記する