資産除去債務に関する会計基準
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | まろ | 8081 | 神 | 8.2 | 97.8% | 685.9 | 5670 | 127 | 99 | 2024/11/02 |
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問題文
(しさんじょきょさいむにかんするかいけいきじゅん)
資産除去債務に関する会計基準
(ほんかいけいきじゅんのてきようたいしょう)
本会計基準の適用対象
(ゆうけいこていしさんのじょきょとは、ゆうけいこていしさんをようえきていきょうからじょがいすることを)
有形固定資産の除去とは、有形固定資産を用役提供から除外することを
(いう。ばいきゃく、はいき、りさいくるそのたのほうほうによるしょぶんとうが)
いう。売却、廃棄、リサイクルその他の方法による処分等が
(ふくまれるが、てんようやようとへんこうはふくまれない)
含まれるが、転用や用途変更は含まれない
(しさんじょきょさいむとはゆうけいこていしさんの、しゅとく、けんせつ、かいはつ、)
資産除去債務とは有形固定資産の、取得、建設、開発、
(またはつうじょうのしようによってしょうじとうがいゆうけいこていしさんのじょきょにかんして、)
または通常の使用によって生じ当該有形固定資産の除去に関して、
(ほうれいまたはけいやくでようきゅうされるほうりつじょうのぎむおよびそれにじゅんずるものをいう)
法令または契約で要求される法律上の義務及びそれに準ずるものをいう
(りーすやけんせつかりかんじょう、とうしふどうさんもたいしょうにふくむ)
リースや建設仮勘定、投資不動産も対象に含む
(たいしょうにならないもの)
対象にならないもの
(いじょうなげんいんによってはっせいするばあい)
異常な原因によって発生する場合
(かんきょうしゅうふくやしゅうぜんにかかわるししゅつ)
環境修復や修繕にかかわる支出
(てんようやようとへんこうをおこなったばあいおよびゆうきゅうじょうたいになるばあい)
転用や用途変更を行った場合及び遊休状態になる場合
(じはつてきなけいかくのみによっておこなわれるばあい)
自発的な計画のみによって行われる場合
(しさんじょきょさいむにかんするかいけいしょり)
資産除去債務に関する会計処理
(しさんじょきょさいむははっせいしたときにふさいとしてけいじょうする)
資産除去債務は発生したときに負債として計上する
(しさんじょきょさいむはっせいじにごうりてきにみつもることができないばあいには、)
資産除去債務発生時に合理的に見積もることができない場合には、
(とうがいさいむがくをごうりてきにみつもることができるようになったじてんで)
当該債務額を合理的に見積もることができるようになった時点で
(ふさいとしてけいじょうする)
負債として計上する
(わりびきまえしょうらいきゃっしゅふろーおよびわりびきりつのさんてい)
割引前将来キャッシュフロー及び割引率の算定
(わりびきまえしょうらいcf)
割引前将来CF
(ごうりてきでせつめいかのうなかていおよびよそくにもとづくじこのししゅつのみつもりによる)
合理的で説明可能な仮定及び予測に基づく自己の支出の見積りによる
(しょうらいきゃっしゅふろーがみつもりちからかいりするりすくはかみする)
将来キャッシュフローが見積り値から乖離するリスクは加味する
(しょぶんにいたるまでのししゅつ、つまりほかんやかんりのためのししゅつとうもふくめる)
処分に至るまでの支出、つまり保管や管理のための支出等も含める
(ほうじんぜいとうのえいきょうがくをふくめない)
法人税等の影響額を含めない
(わりびきりつはむりすくのぜいびきまえのりりつ)
割引率は無リスクの税引き前の利率
(なぜかというと、めいじてきなきんりきゃっしゅふろーをふくまない)
なぜかというと、明示的な金利キャッシュフローを含まない
(しさんじょきょさいむについては、おなじせいしつをゆうするたいしょくきゅうふさいむのさんていと)
資産除去債務については、同じ性質を有する退職給付債務の算定と
(どうようにむりすくのわりびきりつをもちいるべきである。また、しんようりすくのたかい)
同様に無リスクの割引率を用いるべきである。また、信用リスクの高い
(きぎょうのほうがたかいわりびきりつをもちいることによりふさいけいじょうがくが)
企業のほうが高い割引率を用いることにより負債計上額が
(ちいさくなるというけっかはざいせいじょうたいをてきせつにしめさず、)
小さくなるという結果は財政状態を適切に示さず、
(みずからのふりこうのかのうせいをぜんていとするかいけいしょりはてきとうではない)
自らの不履行の可能性を前提とする会計処理は適当ではない
(わりびきりつのこてい)
割引率の固定
(わりびきりつをふさいけいじょうじのわりびきりつにこていするほうほうは、ときのけいかによって)
割引率を負債計上時の割引率に固定する方法は、時の経過によって
(いっていのりそくそうとうがくをきそくてきにはいぶんするものであるため、)
一定の利息相当額を規則的に配分するものであるため、
(かんれんするゆうけいこていしさんについてげんかしょうきゃくというきそくてきなひようはいぶんが)
関連する有形固定資産について減価償却という規則的な費用配分が
(おこなわれることとせいごうてきといえる)
行われることと整合的といえる
(よってほんかいけいきじゅんでは、わりびきりつはまいきへんこうをおこなわずに、)
よって本会計基準では、割引率は毎期変更を行わずに、
(ふさいけいじょうじのわりびきりつをもちいるほうほうをさいようしている)
負債計上時の割引率を用いる方法を採用している
(たいしゃくたいしょうひょうじょうのひょうじ)
貸借対照表上の表示
(しさんじょきょさいむは1ねんきじゅんによりちょうたんぶんるいをする)
資産除去債務は1年基準により長短分類をする
(そんえきけいさんしょじょうのひょうじ)
損益計算書上の表示
(じょきょひようにかかるひようはいぶんがくはげんかしょうきゃくとおなじくぶんにふくめてけいじょうする。)
除去費用に掛かる費用配分額は減価償却と同じ区分に含めて計上する。
(ときのけいかによるしさんじょきょさいむのちょうせいがくつまりりそくは、)
時の経過による資産除去債務の調整額つまり利息は、
(ゆうけいこていしさんのげんかしょうきゃくひとおなじくぶんにふくんでけいじょうする)
有形固定資産の減価償却費と同じ区分に含んで計上する
(しさんじょきょさいむのりこうじににんしきされるしさんじょきょさいむのざんだかと)
資産除去債務の履行時に認識される資産除去債務の残高と
(しさんじょきょさいむのけっさいのためにじっさいにしはらわれたがくとのさがくは)
資産除去債務の決済のために実際に支払われた額との差額は
(げんそくとして、じょきょひようにかかるひようはいぶんがくとおなじくぶんにふくめて)
原則として、除去費用に掛かる費用配分額と同じ区分に含めて
(けいじょうする。ただし、いじょうなことがげんいんのさがくはとくべつそんえきにけいじょうする)
計上する。ただし、異常なことが原因の差額は特別損益に計上する
(しさんじょきょさいむのかいけいしょりにかんするさまざまなけんかいとそのろんきょ)
資産除去債務の会計処理に関する様々な見解とその論拠
(れんぞくいけんしょにおけるきてい)
連続意見書における規定
(じょきょひようをようするときは、これをばいきゃくかかくまたはりようかかくから)
除去費用を要するときは、これを売却価格または利用価格から
(こうじょしたがくをもってざんぞんかがくとする)
控除した額をもって残存価額とする
(れんぞくいけんしょにおけるかいけいしょりのろんきょ)
連続意見書における会計処理の論拠
(じょきょひようはこていしさんをりようするうえでふかひてきにしょうじるひようであるいじょう、)
除去費用は固定資産を利用する上で不可避的に生じる費用である以上、
(こていしさんのりようにともなってひようかすることで、)
固定資産の利用に伴って費用化することで、
(こていしさんのりようにともないかくとくされるしゅうえきとひようのてきせつなたいおうがはかれる)
固定資産の利用に伴い獲得される収益と費用の適切な対応が図れる
(れんぞくいけんしょにおけるかいけいしょりのもんだいてん)
連続意見書における会計処理の問題点
(げんかしょうきゃくはかこのししゅつであるしゅとくげんかをひようはいぶんするものであるので、)
減価償却は過去の支出である取得原価を費用配分する者であるので、
(しょうらいのししゅつをげんかしょうきゃくけいさんにふくめることはだとうではない)
将来の支出を減価償却計算に含めることは妥当ではない
(じょきょひようがばいきゃくかかくまたはりようかかくをうわまわるばあいにはざんぞんかがくが)
除去費用が売却価格または利用価格を上回る場合には残存価額が
(まいなすになってしまい、しゅとくげんかをうわまわるがくをげんかしょうきゃくひとして)
マイナスになってしまい、取得原価を上回る額を減価償却費として
(けいじょうしてしまう)
計上してしまう
(ひきあてきんしょり)
引当金処理
(じょきょひようは、ざんぞんかがくからこうじょすべきではないというしゅちょう。)
除去費用は、残存価額から控除すべきではないという主張。
(ざんぞんかがくはこていしさんのたいようねんすうとうらいじにおいてよそうされるとうがいしさんの)
残存価額は固定資産の耐用年数到来時において予想される当該資産の
(ばいきゃくかがくまたはりようかかくとしべつにひきあてきんをせっていしてひようはいぶんする)
売却価額または利用価格とし別に引当金を設定して費用配分する
(ひきあてきんしょりとしさんふさいのりょうだてしょりとのひかく)
引当金処理と資産負債の両建処理との比較
(ひきあてきんしょりのろんきょ)
引当金処理の論拠
(ゆうけいこていしさんのじょきょひようはとうがいしさんをりようするためふかひてきにしょうじる)
有形固定資産の除去費用は当該資産を利用するため不可避的に生じる
(ひようであるため、とうがいしさんのしようにおうじてかくきにひようはいぶんするしょりが)
費用であるため、当該資産の使用に応じて各期に費用配分する処理が
(しゅうえきとひようのてきせつなたいおうというかんてんからごうりてきである)
収益と費用の適切な対応という観点から合理的である
(ゆうけいこていしさんのじょきょにかんするえきむもそれにたいするしはらいもしょうらいにおいて)
有形固定資産の除去に関する役務もそれに対する支払も将来において
(りこうされるが、しさんふさいのりょうだてしょりによるとそうむみりこうであるにも)
履行されるが、資産負債の両建て処理によると双務未履行であるにも
(かかわらずしさんふさいがりょうだてしょりされてしまう)
かかわらず資産負債が両建て処理されてしまう
(しさんふさいのりょうだてしょりのろんきょ)
資産負債の両建て処理の論拠
(じょきょひようをとうがいしさんのしようにおうじてひようかすることがかのう)
除去費用を当該資産の使用に応じて費用化することが可能
(しょうらいふかひてきにしょうじるじょきょにかかるさいむきんがくをてきせつにざいむしょひょうに)
将来不可避的に生じる除去に係る債務金額を適切に財務諸表に
(はんえいさせるべきである)
反映させるべきである
(しさんふさいのりょうだてしょりによると、ゆうけいこていしさんのじょきょひようを)
資産負債の両建て処理によると、有形固定資産の除去費用を
(そのしゅとくげんかにふくめるが、これによりとうがいしさんへのとうしについて)
その取得原価に含めるが、これにより当該資産への投資について
(かいしゅうするべきがくがひきあがったじじつをざいむしょひょうに)
回収するべき額が引きあがった事実を財務諸表に
(はんえいすることができる。)
反映することができる。
(またじょきょひようはふかけつなものであるいじょう、じょきょひようをしゅとくげんかに)
また除去費用は不可欠なものである以上、除去費用を取得原価に
(ふくめることでゆうけいこていしさんのしゅとくおいてふかけつなししゅつであるふずいひようを)
含めることで有形固定資産の取得おいて不可欠な支出である付随費用を
(ゆうけいこていしさんのしゅとくげんかにふくめていることとのせいごうせいがとれる)
有形固定資産の取得原価に含めていることとの整合性が取れる
(とちにかんれんするじょきょひようのひようはいぶん)
土地に関連する除去費用の費用配分
(とちのげんじょうかいふくひようとうはとうがいこていしさんのげんかしょうきゃくをつうじて)
土地の原状回復費用等は当該固定資産の減価償却を通じて
(かくきにひようはいぶんされる)
各期に費用配分される
(しさんじょきょさいむがしようのつどはっせいするばあい)
資産除去債務が使用の都度発生する場合
(わりびきまえしょうらいきゃっしゅふろーのみつもりのへんこうによるちょうせいがくにてきようするわりびきりつ)
割引前将来キャッシュフローの見積もりの変更による調整額に適用する割引率
(しょうらいきゃっしゅふろーにじゅうようなみつもりのへんこうがしょうじ、)
将来キャッシュフローに重要な見積もりの変更が生じ、
(きゃっしゅふろーがぞうかするばあいそのじてんのわりびきりつをてきようする。)
キャッシュフローが増加する場合その時点の割引率を適用する。
(げんしょうするばあいには、ふさいけいじょうじのわりびきりつをてきようする)
減少する場合には、負債計上時の割引率を適用する
(ちんしゃくたてものにかかるげんじょうかいふくひようのしょり)
賃借建物に係る原状回復費用の処理
(しききんがしさんけいじょうされているときは、しさんじょきょさいむのふさいけいじょうおよび)
敷金が資産計上されているときは、資産除去債務の負債計上及び
(これにたいおうするじょきょひようのしさんけいじょうにかえて、かいしゅうがさいしゅうてきに)
これに対応する除去費用の資産計上に代えて、回収が最終的に
(みこめないとみとめられるきんがくをごうりてきにみつもり、)
見込めないと認められる金額を合理的に見積り、
(とうきのふたんにぞくするきんがくをひようにけいじょうするほうほうによることができる)
当期の負担に属する金額を費用に計上する方法によることができる