109 オゾン層
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ぽんこつラーメン | 5584 | A | 5.7 | 96.4% | 335.9 | 1948 | 72 | 45 | 2024/11/04 |
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問題文
(ちきゅうのたいきは、いくつかのそうにわけられる。)
地球の大気は、いくつかの層に分けられる。
(にんげんがすんでいるそうをたいりゅうけんという。さんそが)
人間が住んでいる層を対流圏という。酸素が
(ほうふにふくまれていて、たかさはえべれすとのさんちょう)
豊富に含まれていて、高さはエベレストの山頂
(よりすこしたかいていどだ。そのうえの、ちひょうから)
より少し高い程度だ。その上の、地表から
(10~50きろめーとるのそうをせいそうけんとよぶ。)
10~50キロメートルの層を成層圏と呼ぶ。
(ここにはちきゅうにあるおぞん(o3)の90%がある。)
ここには地球にあるオゾン(O3)の90%がある。
(おぞんはじゅうようなぶんしで、このおかげでじんるいは)
オゾンは重要な分子で、このおかげで人類は
(ちひょうでせいかつできるのだ。おぞんそうとは、)
地表で生活できるのだ。オゾン層とは、
(せいそうけんでおぞんのうどがもっともたかいぶぶんをさし、)
成層圏でオゾン濃度が最も高い部分を指し、
(かいめんからおよそ25きろめーとるのところに)
海面からおよそ25キロメートルのところに
(ひろがっている。)
広がっている。
(おぞんは、そんざいりょうのすくないぶんしである。)
オゾンは、存在量の少ない分子である。
(ふつうのさんそぶんし(o2)がさんそげんしにこで)
普通の酸素分子(O2)が酸素原子二個で
(できているのにたいし、おぞんはさんそげんしが)
できているのに対し、オゾンは酸素原子が
(さんこでできている。そのかずのひは、さんそぶんし)
三個でできている。その数の比は、酸素分子
(200まんにたいしておぞんぶんしはたったさんこしかない。)
200万に対してオゾン分子はたった三個しかない。
(しかし、おぞんそうは、たいようからふりそそぐゆうがいな)
しかし、オゾン層は、太陽から降り注ぐ有害な
(しがいせん(uv)の97~99%をきゅうしゅうする。)
紫外線(UV)の97~99%を吸収する。
(uvは、はくないしょうやひやけ、ひふがんのげんいんとなる。)
UVは、白内障や日焼け、皮膚がんの原因となる。
(また、さくもつやかいようせいぶつにひがいをあたえることもある。)
また、作物や海洋生物に被害を与えることもある。
(おぞんは、むげんのさいくるでuvをきゅうしゅうしつづける。)
オゾンは、無限のサイクルでUVを吸収し続ける。
(おぞんぶんしは、uvがあたると、さんそぶんし(o2)と、)
オゾン分子は、UVが当たると、酸素分子(O2)と、
(ふあんていないっこのさんそげんしにわかれる。)
不安定な一個の酸素原子に分かれる。
(いっこのさんそげんしは、すぐにさんそぶんしとけつごうし、)
一個の酸素原子は、すぐに酸素分子と結合し、
(ふたたびおぞんぶんしとなる。もんだいは、あるしゅの)
再びオゾン分子となる。問題は、ある種の
(じんこうてきなゆうきはろげんかごうぶつのいちぶに、)
人工的な有機ハロゲン化合物の一部に、
(たいきちゅうにほうしゅつされると、このひじょうにこうりつてきな)
大気中に放出されると、この非常に効率的な
(uvきゅうしゅうぷろせすをぼうがいするものがあるということだ。)
UV吸収プロセスを妨害するものがあるということだ。
(そうしたかごうぶつのなかでもっともゆうめいなのが、)
そうした化合物の中で最も有名なのが、
(くろろふるおろかーぼん(えんかふっかたんそ、)
クロロフルオロカーボン(塩化フッ化炭素、
(cfcつうしょうふろん)である。20せいきなかばに)
CFC通称フロン)である。20世紀半ばに
(ふろんがはつめいされたとき、これはゆめのような)
フロンが発明されたとき、これは夢のような
(かごうぶつだとかんがえられた。あんていかつあんかでどくせいが)
化合物だと考えられた。安定かつ安価で毒性が
(なく、れいぞうこやえあこんのれいばい、すぷれーの)
なく、冷蔵庫やエアコンの冷媒、スプレーの
(ふんむざい、でんしききようのせんじょうざい、びょういんでのさっきんざい)
噴霧剤、電子機器用の洗浄剤、病院での殺菌剤
(などとしてつかわれていた。ぜんせかいのふろんしようりょうは、)
などとして使われていた。全世界のフロン使用量は、
(1988ねんまででごうけい1500まんとんにものぼった。)
1988年までで合計1500万トンにも上った。
(しかもふろんはひじょうにあんていしているため、)
しかもフロンは非常に安定しているため、
(たいきちゅうでは200ねんいじょうもぶんかいされずにのこって)
大気中では200年以上も分解されずに残って
(いることができる。ふろんがせいそうけんにたっすると、)
いることができる。フロンが成層圏に達すると、
(しがいせんでぶんしがはかいされる。このときほうしゅつ)
紫外線で分子が破壊される。このとき放出
(されたえんそがおぞんとはんのうして、おぞんを)
された塩素がオゾンと反応して、オゾンを
(はかいするのである。20せいきこうはんにおぞんそうが)
破壊するのである。20世紀後半にオゾン層が
(げんしょうしたため、1987ねんにもんとりおーるぎていしょが)
減少したため、1987年にモントリオール議定書が
(むすばれ、せんしんこくでのふろんのりようがせいしきにきんしされた。)
結ばれ、先進国でのフロンの利用が正式に禁止された。