116 放射性炭素年代測定法
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ぽんこつラーメン | 5893 | A+ | 6.1 | 95.6% | 287.1 | 1773 | 81 | 40 | 2024/11/05 |
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問題文
(ほうしゃせいたんそねんだいそくていほうとは、せいぶつがかつて)
放射性炭素年代測定法とは、生物がかつて
(いきていたねんだいをとくていするのにかがくしゃがつかうほうほうだ。)
生きていた年代を特定するのに科学者が使う方法だ。
(これをつかえば、ほねやぬのからもくへんやわらにいたるまで、)
これを使えば、骨や布から木片やわらに至るまで、
(せいぶつだったものならどんなものでもねんだいを)
生物だったものならどんなものでも年代を
(せいかくにとくていできる。このほうほうでしらべるのは、)
正確に特定できる。この方法で調べるのは、
(たんそ14のわりあいだ。たんそ14はたんそげんしのいっしゅで、)
炭素14の割合だ。炭素14は炭素原子の一種で、
(かずがひじょうにすくなく、あるせいぶつがしぬと、)
数が非常に少なく、ある生物が死ぬと、
(そしきないですぐほうかいしてかずがげんしょうしていく。)
組織内ですぐ崩壊して数が減少していく。
(しりょうがふるければふるいほど、たんそ14のがんゆうりつは)
試料が古ければ古いほど、炭素14の含有率は
(へっているのだ。)
減っているのだ。
(ちじょうのせいぶつは、どれもたんそをきほんとして)
地上の生物は、どれも炭素を基本として
(つくられている。つうじょうのたんそげんし(たんそ12)は、)
作られている。通常の炭素原子(炭素12)は、
(ようしろっことちゅうせいしろっこでできている。)
陽子六個と中性子六個でできている。
(しかしときどき、ちきゅうのたいきけんにはいってきた)
しかしときどき、地球の大気圏に入ってきた
(うちゅうせんがちっそげんしにあたって、ちっそを、)
宇宙線が窒素原子に当たって、窒素を、
(ほうしゃせいをもったとくしゅなたんそにかえてしまうことがある。)
放射性を持った特殊な炭素に変えてしまうことがある。
(このほうしゃせいたんそをたんそ14という。たんそ14は、)
この放射性炭素を炭素14という。炭素14は、
(ふつうのたんそよりもちゅうせいしのかずがにこおおい。)
ふつうの炭素よりも中性子の数が二個多い。
(たんそ14はだんだんほうかいして、5730ねんたつと)
炭素14はだんだん崩壊して、5730年たつと
(はんすうがちっそにもどる。このことを、「たんそ14は)
半数が窒素に戻る。このことを、「炭素14は
(はんげんきが5730ねんである」という。)
半減期が5730年である」という。
(しょくぶつもどうぶつも、たんそ12とたんそ14をくべつすること)
植物も動物も、炭素12と炭素14を区別すること
(ができない。そのりょうほうをしぬまでとりこみ)
ができない。その両方を死ぬまで取り込み
(つづける。しかし、しょくぶつやどうぶつがしぬと、)
続ける。しかし、植物や動物が死ぬと、
(そしきないのたんそ14がんゆうりょうがへりはじめる)
組織内の炭素14含有量が減り始める
((たんそ14はほうかいをはじめるが、そしきはもうたんそを)
(炭素14は崩壊を始めるが、組織はもう炭素を
(とりこまないので、ほじゅうされないためである)。)
取り込まないので、補充されないためである)。
(いっぽう、おなじそしきにふくまれるたんそ12のりょうは)
一方、同じ組織に含まれる炭素12の量は
(かわらない。たんそ12はあんていしたぶんしでほうかいしないからだ。)
変わらない。炭素12は安定した分子で崩壊しないからだ。
(しんだせいぶつのねんだいをとくていするには、しりょうちゅうの)
死んだ生物の年代を特定するには、試料中の
(たんそ12にたいするたんそ14のわりあいを、いきている)
炭素12に対する炭素14の割合を、生きている
(どうしゅのせいぶつにふくまれるたんそ14のわりあいとひかくすればいい。)
同種の生物に含まれる炭素14の割合と比較すればいい。
(しんだしりょうのがんゆうりつがいきているしりょうのはんぶんなら、)
死んだ試料の含有率が生きている試料の半分なら、
(たんそ14のはんげんきは5730ねんだから、)
炭素14の半減期は5730年だから、
(しりょうはやく5730ねんまえのものとなる。)
試料は約5730年前のものとなる。
(がんゆうりつがよんぶんのいちなら、1まん1460ねんまえのものだ。)
含有率が四分の一なら、1万1460年前のものだ。
(はちぶんのいちなら1まん7190ねんまえとなり、いかどうように)
八分の一なら1万7190年前となり、以下同様に
(けいさんしていく。ただししりょうが6まんねんよりはるかに)
計算していく。ただし試料が6万年よりはるかに
(ふるいばあいは、じゅうぶんなりょうのたんそ14がのこっていないため、)
古い場合は、十分な量の炭素14が残っていないため、
(このほうほうはつかえない。)
この方法は使えない。