オ1 卑弥呼
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問題文
(2せいきから3せいきころのにほんにそんざいしたという、でんせつのこだいこっか)
2世紀から3世紀頃の日本に存在したという、伝説の古代国家・
(やまたいこく。このくにのじょおうひみこは、ぜんおうのじだいからつづくないらんを)
邪馬台国。この国の女王・卑弥呼は、前王の時代から続く内乱を
(しずめ、239ねんにちゅうごくのぎにみつぎものをおくった。そしてみかえりにぎの)
鎮め、239年に中国の魏に貢物を送った。そして見返りに魏の
(こうていそうえいから「しんぎわおう」のしゃくいときんいんをあたえられ、わこくのおうという)
皇帝・曹叡から「親魏倭王」の爵位と金印を与えられ、倭国の王という
(おすみつきをえるという、すぐれたせいじしゅわんをはっきしている。)
お墨付きを得るという、優れた政治手腕を発揮している。
(「ぎしわじんでん」には、ひみこはきどうでひとをまどわすというきじゅつがある。)
「魏志倭人伝」には、卑弥呼は鬼道で人を惑わすという記述がある。
(しょせつあるが、これはうらないによってひとびとをみちびきしたがわせたというかいしゃくが)
諸説あるが、これは占いによって人々を導き従わせたという解釈が
(しゅりゅうだ。ひみこはいつもきゅうでんのおくにすがたをかくしていてたにんとあうことは)
主流だ。卑弥呼はいつも宮殿の奥に姿を隠していて他人と会うことは
(ほとんどなく、みのまわりのせわやうらないのけっかをつたえるのはおとうとのやくめ)
ほとんどなく、身の回りの世話や占いの結果を伝えるのは弟の役目
(だったという。いっこくのおうとしては、かなりあやしげなじんぶつである。)
だったという。一国の王としては、かなり怪しげな人物である。
(だが、とうじはさまざまなしぜんげんしょうのげんいんがかいめいされていなかったじだい。)
だが、当時は様々な自然現象の原因が解明されていなかった時代。
(みんしゅうたちは、うらないでみなをみちびいてくれるひみこをしんじ、たよりにした)
民衆たちは、占いで皆を導いてくれる卑弥呼を信じ、頼りにした
(のだろう。このようなしじつから、げんだいのまんがやえいぞうさくひんなどにとうじょうする)
のだろう。このような史実から、現代の漫画や映像作品などに登場する
(ひみこは、しんぴてきなみこのいめーじでえがかれることがおおい。だが、)
卑弥呼は、神秘的な巫女のイメージで描かれることが多い。だが、
(ざんねんなことに「ぎしわじんでん」には、ひみこはすでにこうれいだったという)
残念なことに「魏志倭人伝」には、卑弥呼はすでに高齢だったという
(きじゅつがある。じょおうとしてけんせいをふるっていたひみこは、ひきこもりの)
記述がある。女王として権勢をふるっていた卑弥呼は、引きこもりの
(ろうじょだったのだ。)
老女だったのだ。
(ちなみに、「こじき」や「にほんしょき」のとうじょうじんぶつのうち、ひみこはだれに)
ちなみに、「古事記」や「日本書紀」の登場人物のうち、卑弥呼は誰に
(あたるのか?むかしからつづいているこのろんそうで、ゆうりょくとされるのはひみこ=)
当たるのか?昔から続いているこの論争で、有力とされるのは卑弥呼=
(あまてらすおおみかみせつだ。りょうしゃにはじょおうというちいやおとうとがいるなどのきょうつうてんがある。)
天照大神説だ。両者には女王という地位や弟がいるなどの共通点がある。
(また、てんもんがくじょうのけいさんによるとひみこがなくなったねんだいのぜんごにかいきにっしょく)
また、天文学上の計算によると卑弥呼が亡くなった年代の前後に皆既日食
(がおきたというけっかもでており、あまてらすおおみかみがあまのいわとにかくれたいつわとかさなる)
が起きたという結果も出ており、天照大神が天岩戸に隠れた逸話と重なる
(といわれている。)
と言われている。