吾輩は猫である15
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順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | りく | 5363 | B++ | 5.5 | 96.3% | 300.0 | 1673 | 64 | 24 | 2024/04/11 |
2 | スヌスムムリク | 4960 | B | 5.1 | 97.0% | 300.0 | 1535 | 47 | 22 | 2024/04/24 |
3 | sada | 3083 | E++ | 3.2 | 95.2% | 300.0 | 973 | 48 | 14 | 2024/04/28 |
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問題文
(つうじんろんはちょっとしゅこうしかねる。またげいしゃのさいくんをうらやましいなどというところ)
通人論はちょっと首肯しかねる。また芸者の妻君を羨しいなどというところ
(はきょうしとしてはくちにすべからざるぐれつのこうであるが、じこのすいさいがにおけるひ)
は教師としては口にすべからざる愚劣の考であるが、自己の水彩画における批
(ひょうがんだけはたしかなものだ。しゅじんはかくのごとくじちのめいあるにもかんせずその)
評眼だけはたしかなものだ。主人はかくのごとく自知の明あるにも関せずその
(うぬぼれしんはなかなかぬけない。なかふつかおいてじゅうにがつよっかのにっきにこんなことをかい)
自惚心はなかなか抜けない。中二日置いて十二月四日の日記にこんな事を書い
(ている。)
ている。
(ゆうべはぼくがすいさいがをかいてとうていものにならんとおもって、そこらにほうっておいたの)
昨夜は僕が水彩画をかいて到底物にならんと思って、そこらに抛って置いたの
(をだれかがりっぱながくにしてらんまにかけてくれたゆめをみた。さてがくになったところ)
を誰かが立派な額にして欄間に懸けてくれた夢を見た。さて額になったところ
(をみるとわれながらきゅうにじょうずになった。ひじょうにうれしい。これならりっぱなものだと)
を見ると我ながら急に上手になった。非常に嬉しい。これなら立派なものだと
(ひとりでながめくらしていると、よるがあけてめがさめてやはりもとのとおりへたである)
独りで眺め暮らしていると、夜が明けて眼が覚めてやはり元の通り下手である
(ことがあさひとともにめいりょうになってしまった。)
事が朝日と共に明瞭になってしまった。
(しゅじんはゆめのうちまですいさいがのみれんをしょってあるいているとみえる。これでは)
主人は夢の裡まで水彩画の未練を背負ってあるいていると見える。これでは
(すいさいがかはむろんふうしのいわゆるつうじんにもなれないたちだ。)
水彩画家は無論夫子の所謂通人にもなれない質だ。