日商簿記2級工業簿記[理解5]
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問題文
(せいぞうかんせつひはとくていのせいひんにたいしてしょうひされたがくがめいかくでないせいぞうげんか)
製造間接費は特定の製品に対して消費された額が明確でない製造原価
(せいぞうかんせつひはそれぞれのせいひんにあんぶんするためにはいふけいさんをおこなう)
製造間接費はそれぞれの製品に按分するために配賦計算を行う
(はいふするにはいっていのきじゅんをもとにはいふする。それをはいふきじゅんという)
配賦するには一定の基準をもとに配賦する。それを配賦基準という
(ざいりょう、ろうむひ、けいひからせいぞうかんせつひをせいぞうかんせつひかんじょうとしてしゅうけいする)
材料、労務費、経費から製造間接費を製造間接費勘定として集計する
(せいぞうかんせつひかんじょうからかくせいひんのかんじょうにはいふきじゅんをもとにあんぶんする)
製造間接費勘定から各製品の勘定に配賦基準をもとに按分する
(はいふきじゅんには、きんがくきじゅん、じかんきじゅん、ぶつりょうきじゅんがもちいられる)
配賦基準には、金額基準、時間基準、物量基準が用いられる
(せいぞうかんせつひは、ろうどうりょくやせいさんせつびのりようどあいにおうじてはいふされるのがのぞましい)
製造間接費は、労働力や生産設備の利用度合いに応じて配賦されるのが望ましい
(じっさいはいふりつはとうげつのせいぞうかんせつひはっせいがく/とうげつのじっさいはいふきじゅんすうちそうがく)
実際配賦率は当月の製造間接費発生額/当月の実際配賦基準数値総額
(かくせいひんへのじっさいはいふがくはじっさいはいふりつかけるかくせいひんべつのじっさいはいふきじゅんすうち)
各製品への実際配賦額は実際配賦率×各製品別の実際配賦基準数値
(はいふじのかいけいしょりは、かりかたにしかかりひん、かしかたにせいぞうかんせつひ)
配賦時の会計処理は、借方に仕掛品、貸方に製造間接費
(じっさいはいふきじゅんすうちをさぎょうじかんとするばあいはじっさいはっせいがく/さぎょうじかんごうけい)
実際配賦基準数値を作業時間とする場合は実際発生額/作業時間合計
(こべつげんかけいさんではせいぞうかんせつひはげんそくとしてよていはいふするときめられている)
個別原価計算では製造間接費は原則として予定配賦すると決められている
(よていはいふりつはねんかんのせいぞうかんせつひのよていがく/ねんかんのよていはいふきじゅん)
予定配賦率は年間の製造間接費の予定額/年間の予定配賦基準
(よていはいふりつかけるじっさいそうぎょうどでよていはいふがくをけいさんする)
予定配賦率×実際操業度で予定配賦額を計算する
(さぎょうじかんをきじゅんにするばあいはよていはいふがく/さぎょうじかん)
作業時間を基準にする場合は予定配賦額/作業時間
(げつまつにざいりょう、ろうむひ、けいひのじっさいせいぞうかんせつひをしゅうけいする)
月末に材料、労務費、経費の実際製造間接費を集計する
(げつまつじてんでせいぞうかんせつひはいふさいのさんていをおこなう)
月末時点で製造間接費配賦差異の算定を行う
(かいけいねんどまつにせいぞうかんせつひはいふさいをうりあげげんかにふかする)
会計年度末に製造間接費配賦差異を売上原価に賦課する
(せいぞうかんせつひはいふさいをよさんさいとそうぎょうどさいにぶんるいしてぶんせきをする)
製造間接費配賦差異を予算差異と操業度差異に分類して分析をする
(よさんきょようがくをもくひょうがくにして、こていよさんとへんどうよさんにわける)
予算許容額を目標額にして、固定予算と変動予算に分ける
(せいぞうかんせつひをそうぎょうどにおうじてへんどうするよさんとへんどうしないこていひとにくぶんする)
製造間接費を操業度に応じて変動する予算と変動しない固定費とに区分する
(よさんきょようがくはへんどうひりつかけるそうぎょうど+こていひよさん)
予算許容額は変動費率×操業度+固定費予算
(よさんさいは、せいぞうかんせつひがよさんどおりはっせいしたのかをしめすさい)
予算差異は、製造間接費が予算どおり発生したのかを示す差異
(そうぎょうどさいはよさんきょようがくとよさんはいふがくのさがくでさんていされる)
操業度差異は予算許容額と予算配賦額の差額で算定される
(そうぎょうどさいはせいさんせつびのりようどあいをしめすさいである)
操業度差異は生産設備の利用度合いを示す差異である
(せいぞうかんせつひはいふさいがはっせいしたげんいんをさぐるためによさんきょようがくをせっていする)
製造間接費配賦差異が発生した原因を探るために予算許容額を設定する
(よていはいふがくとじっさいはっせいがくのあいだによさんをおくことでよさんさいとそうぎょうどさいにわける)
予定配賦額と実際発生額の間に予算を置くことで予算差異と操業度差異に分ける
(ぶんせきにもちいるよさんはこていよさんとへんどうよさんにわけられる)
分析に用いる予算は固定予算と変動予算に分けられる
(よさんきょようがくはへんどうひりつかけるそうぎょうど+こていひよさん)
予算許容額は変動費率×操業度+固定費予算
(よさんさいはせいぞうかんせつひのじっさいはっせいがくとよさんきょようがくとのさがく)
予算差異は製造間接費の実際発生額と予算許容額との差額
(そうぎょうどさいはよさんきょようがくとよていはいふのさがくでさんていされる)
操業度差異は予算許容額と予定配賦の差額で算定される
(そうぎょうどさいはせいさんせつびのりようどあいをしめすさい)
操業度差異は生産設備の利用度合いを示す差異
(そうぎょうどさいはよていはいふがく-よさんきょようがく)
操業度差異は予定配賦額-予算許容額
(そうぎょうどさいは(じっさいそうぎょうど-きじゅんそうぎょうど)かけるこていひりつ)
操業度差異は(実際操業度-基準操業度)×固定費率
(げっかんのきじゅんそうぎょうどはねんかんのきじゅんそうぎょうど/12)
月間の基準操業度は年間の基準操業度/12
(こていよさんは、きじゅんそうぎょうどかけるよていはいふりつでこていされる)
固定予算は、基準操業度×予定配賦率で固定される
(こていよさんはせいぞうかんせつひをへんどうひとこていひにぶんるいしない)
固定予算は製造間接費を変動費と固定費に分類しない
(こていよさんとへんどうよさんではよさんきょようがくのきんがくがことなる)
固定予算と変動予算では予算許容額の金額が異なる
(きじゅんそうぎょうどにはじつげんかのうそうぎょうど、せいじょうそうぎょうど、たんきよていそうぎょうどがある)
基準操業度には実現可能操業度、正常操業度、短期予定操業度がある