探偵少年4−2 知恵くらべ/江戸川乱歩

順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | zero | 7218 | 王 | 7.3 | 98.2% | 132.3 | 972 | 17 | 19 | 2025/03/22 |
2 | ぶす | 4752 | B | 5.0 | 94.0% | 189.6 | 962 | 61 | 19 | 2025/02/07 |
関連タイピング
-
恋愛の小説です
プレイ回数337長文1015打 -
アルジャーノン/ヨルシカ
プレイ回数358歌詞かな1049打 -
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳
プレイ回数744長文4617打 -
夏目漱石「こころ」3-106
プレイ回数634長文1853打 -
プレイ回数259長文かな2318打
-
プレイ回数297長文2087打
-
夏目漱石「こころ」3-103
プレイ回数579長文かな2110打 -
プレイ回数218長文2878打
問題文
(まほうはかせはそういって、どこからかくろいはこをもってきて、そのなかから、)
魔法博士はそういって、どこからか黒い箱を持ってきて、そのなかから、
(ぴかぴかきんいろにひかったものをだして、てーぶるのうえにおきました。)
ピカピカ金色に光ったものを出して、テーブルの上におきました。
(それは、きんいろのとらが、あとあしをまげて、うずくまり、まえあしをぐっと)
それは、金色のトラが、あと足をまげて、うずくまり、まえ足をグッと
(たてて、そらにむかって、うおーとうなっている、たかさじゅっせんちほどの)
立てて、空にむかって、ウオーとうなっている、高さ十センチほどの
(おきものでした。)
置きものでした。
(「これはじゅんきんでできている。めにはだいやがいれてある。)
「これは純金でできている。目にはダイヤがいれてある。
(なんぜんまんという、わしのうちのたからものだ。これをちえくらべのしょうにだすのだよ。)
何千万という、わしのうちの宝物だ。これを知恵くらべの賞に出すのだよ。
(このおうごんのとらを、いまきみたちにわたすから、きみたちは、これをどこかへ)
この黄金のトラを、いまきみたちに渡すから、きみたちは、これをどこかへ
(かくすのだ。わしは、それをさがしだしてぬすんでみせる。すると、こんど)
かくすのだ。わしは、それをさがしだして盗んでみせる。すると、こんど
(きみたちが、わしをみつけだして、このとらをとりかえすのだ。)
きみたちが、わしを見つけだして、このトラを取りかえすのだ。
(ぬすまれてから、にかげつのうちに、とりもどしたら、きみたちのかちだ。)
盗まれてから、二ヶ月のうちに、取りもどしたら、きみたちの勝ちだ。
(もし、かったら、このとらのたからものをきみたちにあげる。)
もし、勝ったら、このトラの宝物をきみたちにあげる。
(つまり、ゆうしょうきみたいなものだね。またにかげつのうちに、)
つまり、優勝旗みたいなものだね。また二ヶ月のうちに、
(とりもどせなかったら、きみたちのまけで、とらはわしのものだ。)
取りもどせなかったら、きみたちの負けで、トラはわしのものだ。
(わかったかね。」)
わかったかね。」
(まほうはかせのふしぎなもうしこみに、にしょうねんは、おもわず、)
魔法博士のふしぎなもうしこみに、二少年は、おもわず、
(かおをみあわせましたが、のろちゃんは、)
顔を見あわせましたが、ノロちゃんは、
(「こばやしさん、しあいのもうしこみに、おうじようよ。そして、)
「小林さん、試合のもうしこみに、おうじようよ。そして、
(ぼくたちのうでまえをみせてやろうよ。」)
ぼくたちの腕まえを見せてやろうよ。」