吾輩は猫である30
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | HAKU | 7400 | 光 | 7.7 | 95.9% | 148.5 | 1148 | 49 | 20 | 2024/04/16 |
2 | berry | 6801 | S++ | 7.0 | 96.6% | 160.7 | 1132 | 39 | 20 | 2024/04/14 |
3 | りく | 6076 | A++ | 6.2 | 97.4% | 185.8 | 1159 | 30 | 20 | 2024/04/19 |
4 | スヌスムムリク | 5294 | B++ | 5.3 | 98.1% | 217.2 | 1172 | 22 | 20 | 2024/05/09 |
5 | あがさ | 4827 | B | 5.1 | 94.5% | 220.8 | 1131 | 65 | 20 | 2024/04/15 |
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問題文
(もちはまものだなとかんづいたときはすでにおそかった。ぬまへでもおち)
餅は魔物だなと疳づいた時はすでに遅かった。沼へでも落ち
(たひとがあしをぬこうとあせるたびにぶくぶくふかくしずむように、)
た人が足を抜こうと焦虜るたびにぶくぶく深く沈むように、
(かめばかむほどくちがおもくなる、はがうごかなくなる。はごたえは)
噛めば噛むほど口が重くなる、歯が動かなくなる。歯答えは
(あるが、はごたえがあるだけでどうしてもしまつをつけることがで)
あるが、歯答えがあるだけでどうしても始末をつける事が出
(きない。びがくしゃめいていせんせいがかつてわがはいのしゅじんをひょうしてきみはわ)
来ない。美学者迷亭先生がかつて吾輩の主人を評して君は割
(りきれないおとこだといったことがあるが、なるほどうまいことを)
り切れない男だといった事があるが、なるほどうまいことを
(いったものだ。このもちもしゅじんとおなじようにどうしてもわりき)
いったものだ。この餅も主人と同じようにどうしても割り切
(れない。かんでもかんでも、さんでじゅうをわるごとくじんみらいざいかた)
れない。噛んでも噛んでも、三で十を割るごとく尽未来際方
(のつくごはあるまいとおもわれた。このはんもんのさいわがはいはおぼえず)
のつく期はあるまいと思われた。この煩悶の際吾輩は覚えず
(だいにのしんりにほうちゃくした。「すべてのどうぶつはちょっかんてきにじぶつのてき)
第二の真理に逢着した。「すべての動物は直感的に事物の適
(ふてきをよちす」しんりはすでにふたつまではつめいしたが、もちがく)
不適を予知す」真理はすでに二つまで発明したが、餅がく
(っついているのでごうもゆかいをかんじない。はがもちのにくにきゅうしゅうさ)
っ付いているので毫も愉快を感じない。歯が餅の肉に吸収さ
(れてぬけるようにいたい。はやくくいきってにげないとおさんがく)
れて抜けるように痛い。早く食い切って逃げないと御三が来
(る。こどものしょうかもやんだようだ、きっとだいどころへかけだしてく)
る。小供の唱歌も止んだようだ、きっと台所へ駈け出して来
(るにそういない。はんもんのきょくしっぽをぐるぐるふってみたがなんらの)
るに相違ない。煩悶の極尻尾をぐるぐる振って見たが何等の
(こうのうもない、みみをたてたりねかしたりしたがだめである。かんが)
効能もない、耳を立てたり寝かしたりしたが駄目である。考
(えてみるとみみとしっぽはもちとなんらのかんけいもない。ようするにふり)
えて見ると耳と尻尾は餅と何等の関係もない。要するに振り
(ぞんのたてぞんの、ねかしぞんであるときがついたからやめにした)
損の立て損の、寝かし損であると気が付いたからやめにした
(。ようやくのことこれはまえあしのたすけをかりてもちをはらいおとすに)
。ようやくの事これは前足の助けを借りて餅を払い落とすに
(かぎるとかんがえついた。)
限ると考え付いた。