星の王子さま 12 (14/32)
呑み助の星
サン=テグジュペリ作 内藤濯訳
関連タイピング
-
星の王子さま 河野万里子訳
プレイ回数1401 長文3475打 -
星の王子さま 名言タイピング1です!
プレイ回数449 長文かな143打 -
星の王子さま 河野万里子訳
プレイ回数3037 長文2121打 -
音楽座ミュージカル【リトルプリンス】の劇中歌です。
プレイ回数61 歌詞かな645打 -
音楽座ミュージカル【リトルプリンス】の劇中歌です。
プレイ回数84 歌詞かな269打 -
音楽座ミュージカル【リトルプリンス】の劇中歌です。
プレイ回数259 歌詞かな418打 -
音楽座ミュージカル【リトルプリンス】の劇中歌です。
プレイ回数263 歌詞かな374打 -
トルコの天文学者
プレイ回数3060 長文4562打
問題文
ふりがな非表示
ふりがな表示
(つぎのほしには、のみすけがすんでいました。)
つぎの星には、呑み助が住んでいました。
(おうじさまは、そののみすけを、ほんのちょっとたずねたきりでしたが、)
王子さまは、その呑み助を、ほんのちょっとたずねたきりでしたが、
(ひどくきがしずんでしまいました。)
ひどく気がしずんでしまいました。
(のみすけは、からのびんと、さけのいっぱいはいったびんを、)
呑み助は、空のビンと、酒のいっぱいはいったビンを、
(ずらりとまえにならべて、だまりこくっています。)
ずらりと前にならべて、だまりこくっています。
(おうじさまは、それをみて、いいました。)
王子さまは、それを見て、いいました。
(「きみ、そこで、なにしてるの?」
「さけのんでるよ」と、)
「きみ、そこで、なにしてるの?」
「酒のんでるよ」と、
(のみすけは、いまにもなきだしそうなかおをしてこたえました。)
呑み助は、いまにも泣き出しそうな顔をして答えました。
(「なぜ、さけなんかのむの?」
と、おうじさまはたずねました。)
「なぜ、酒なんか飲むの?」
と、王子さまはたずねました。
(「わすれたいからさ」
と、のみすけはこたえました。)
「忘れたいからさ」
と、呑み助は答えました。
(「わすれるって、なにをさ?」と、)
「忘れるって、何をさ?」と、
(おうじさまは、きのどくになりだして、ききました。)
王子さまは、気の毒になりだして、ききました。
(「はずかしいのをわすれるんだよ」と。)
「はずかしいのを忘れるんだよ」と。
(のみすけはふしめになってうちあけました。)
呑み助は伏し目になって打ち明けました。
(「はずかしいって、なにが?」)
「はずかしいって、なにが?」
(と、おうじさまは、あいてのきをひきたてるつもりになって、ききました。)
と、王子さまは、あいての気をひきたてるつもりになって、聞きました。
(「さけをのむのが、はずかしいんだよ」)
「酒をのむのが、はずかしいんだよ」
(というなり、のみすけは、だまりこくってしまいました。)
というなり、呑み助は、だまりこくってしまいました。
(そこで、おうじさまは、とうわくして、そこをたちさりました。)
そこで、王子さまは、当惑して、そこを立ち去りました。
(おとなって、とっても、とってもおかしいんだなあ、と、)
おとなって、とっても、とってもおかしいんだなあ、と、
など
(おうじさまは、たびをつづけながらかんがえていました。)
王子さまは、 旅をつづけながら考えていました。