ピーターラビットのおはなし 3/3
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問題文
(ぴーたーは しげみのしたを あたふたと はしりまわります。)
ピーターは しげみのしたを あたふたと はしりまわります。
(けれども なんということも ないので すぐに でていって)
けれども なんということも ないので すぐに でていって
(ておしぐるまの うえへ のぼり ようすを うかがってみました。)
ておしぐるまの うえへ のぼり ようすを うかがってみました。
(まず みえたのが たまねぎばたけを たがやす まぐれがーおじさん、)
まず みえたのが タマネギばたけを たがやす マグレガーおじさん、
(ぴーたーには せなかを むけていて)
ピーターには せなかを むけていて
(なんと そのむこうに いりぐちが あるのです！)
なんと そのむこうに いりぐちが あるのです！
(ぴーたーは おとも たてずに ておしぐるまを おりて)
ピーターは おとも たてずに ておしぐるまを おりて
(ぜんそくりょくで はしりだしました。)
ぜんそくりょくで はしりだしました。
(くろすぐりの しげみのうら まっすぐ みちを すすみます。)
クロスグリの しげみのうら まっすぐ みちを すすみます。
(かどのところで まぐれがーおじさんに みつかりましたが)
かどのところで マグレガーおじさんに みつかりましたが
(ぴーたーは かまいません。)
ピーターは かまいません。
(いりぐちのしたに すべりこんで とうとう にわのそと、)
いりぐちのしたに すべりこんで とうとう にわのそと、
(もりに はいれば あんぜんです。)
もりに はいれば あんぜんです。
(まぐれがーおじさんは ちいさな うわぎと くつを)
マグレガーおじさんは ちいさな うわぎと くつを
(ぼうに ひっかけ からすよけの かかしに しました。)
ぼうに ひっかけ からすよけの かかしに しました。
(ぴーたーは そのままずっと はしりっぱなしで)
ピーターは そのままずっと はしりっぱなしで
(ふりかえることもなく おおきな もみのきの おうちまで かえりました。)
ふりかえることもなく おおきな モミのきの おうちまで かえりました。
(もう くたくたなので うさぎあなの)
もう くたくたなので うさぎあなの
(ふかふかした やわらかい つちの じめんに ねっころがると)
ふかふかした やわらかい つちの じめんに ねっころがると
(まぶたが すぐに おちます。)
まぶたが すぐに おちます。
(おかあさんは おりょうりの さいちゅうで)
おかあさんは おりょうりの さいちゅうで
(てが はなせませんでしたが、)
てが はなせませんでしたが、
(みにつけていたものは どうしたのかしらと くびを かしげました。)
みにつけていたものは どうしたのかしらと くびを かしげました。
(つい このあいだも うわぎと くつを なくしたっていうのに。)
つい このあいだも うわぎと くつを なくしたっていうのに。
(なんといったら いいのか、 ぴーたーは そのひの ばんは)
なんといったら いいのか、 ピーターは そのひの ばんは
(ずっと ぐあいが よくありませんでした。)
ずっと ぐあいが よくありませんでした。
(おかあさんは べっどに ねかしつけ)
おかあさんは ベッドに ねかしつけ
(かもみーるの おちゃを つくってあげました。)
カモミールの おちゃを つくってあげました。
(ぴーたーへの おくすりと いうわけです！)
ピーターへの おくすりと いうわけです！
(「ねるまえに おおさじいっぱい のむこと。」)
「ねるまえに おおさじいっぱい のむこと。」
(かたや ふろぷしーと もぷしーと かとんてるは)
かたや フロプシーと モプシーと カトンテルは
(ばんごはんに ぱんと ぎゅうにゅうと くろいちごを たべました。)
ばんごはんに パンと ぎゅうにゅうと クロイチゴを たべました。
(（おしまい）)
（おしまい）