勝手に、小説4ー近代元気印娘1
関連タイピング
-
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳
プレイ回数223長文1007打 -
「思索する少年太郎の内的宇宙」
プレイ回数551長文2468打 -
戦争の最中、疑心暗鬼になり、人を信じることができなくなった話
プレイ回数951長文3362打 -
銭天堂 駄菓子タイピング！ （出題範囲１～５巻）
プレイ回数825かな424打 -
プレイ回数308長文かな4286打 -
映画でも有名な、山本周五郎の傑作連作短編です。
プレイ回数718長文2668打 -
江戸川乱歩『人でなしの恋』
プレイ回数2186長文かな1578打 -
少年探偵団シリーズ第1作品『怪人二十面相』
プレイ回数907長文4108打
問題文
(２０せいきしょきのふらんす：ぱり－)
20世紀初期のフランス：パリ－
(てんじょうにきょだいなしゃんでりあがぶらさがるおぺらざ)
天井に巨大なシャンデリアがぶら下がるオペラ座
(そのしたにははねかざりをあたまとこしにつけた)
その下には羽飾りを頭と腰に付けた
(たくさんのかわいらしいおどりこたちがたがいにてをつないで)
沢山の可愛らしい踊り子たちが互いに手をつないで
(ぐるぐるまわっていた)
グルグル回っていた
(そのちゅうおうにはかたはばがひろくがっしりしたじょせいが)
その中央には肩幅が広くがっしりした女性が
(かたうでにふたりのおどりこたちをかかえてぽーずをきめていた)
片腕に2人の踊り子たちを抱えてポーズを決めていた
(さーかすかいりきおんなかいわいではちょっとしられたじょしだった)
サーカス怪力女界隈ではちょっと知られた女史だった
(もうかわいいふたりのおとこのこをうんでいる)
もうかわいい2人の男の子を産んでいる
(きもったまかあさんである)
肝っ玉母さんである
(そのしょーにしゅざいしにきたじょせいしんぶんきしゃとは)
そのショーに取材しに来た女性新聞記者とは
(かぞくぐるみのおつきあい)
家族ぐるみのお付き合い
(「きょうも、ちょうしよさそうですね」)
「今日も、調子良さそうですね」
(とじょしきしゃのいつものあいさつがきこえた)
と女子記者のいつもの挨拶が聞こえた
(２にんはいつものようにおぺらざのうらてにある)
2人はいつものようにオペラ座の裏手にある
(こぢんまりとしたかふぇにもぐりこんだ)
小ぢんまりとしたカフェに潜り込んだ
(しょーがあけたこのじかんたいはひとがいない)
ショーが明けたこの時間帯は人がいない
(ところがきょうはせんきゃくがいた)
ところが今日は先客がいた
(せんきゃくのふくそうはさいきんのはやりの)
先客の服装は最近の流行りの
(「１００ねんごのせかい」にでてくる)
「100年後の世界」に出てくる
(みらいじんのようなふうがわりなものだった)
未来人のような風変わりな物だった
(さいきんぱりでばんこくはくがおこなわれて)
最近パリで万国博が行われて
(そこでのにほんしゅみにすっかりはまり)
そこでの日本趣味にすっかりはまり
(きものをきてまわるにほんかぶれがおおくなった)
着物を着て回る日本かぶれが多くなった
(がそれとはちがう)
がそれとは違う