グロースターの仕立屋 6/13

背景
投稿者投稿者ヤマセミいいね3お気に入り登録
プレイ回数924難易度(4.1) 1191打 長文
戻ってきたシンプキンは、穴糸の包を土瓶の中にこっそりかくした
ピーター・ラビットのお話 15
ベアトリクス・ポター 作
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 ぶす 4238 C 4.7 89.9% 244.2 1165 130 27 2024/11/12

関連タイピング

問題文

ふりがな非表示 ふりがな表示

(ちいさなねずみたちは、さっきでていったあなから、またあたまをだして、)

小さなねずみたちは、さっき出ていった穴から、また頭を出して、

(したてやのいうことをきいていた。)

仕立屋の言うことを聞いていた。

(ねずみたちは、たふたのうらじのことや、)

ねずみたちは、タフタの裏地のことや、

(ちいさなねずみのけーぷのことをささやきあった。)

小さなねずみのケープのことをささやきあった。

(そのうち、ねずみたちはとつぜん、はめいたのうしろのつうろにはしりこんだ。)

そのうち、ねずみたちは突然、羽目板の後ろの通路に走り込んだ。

(そして、いえからいえへうつっていきながら、)

そして、家から家へうつっていきながら、

(たがいにきいきいよびかわした。)

たがいにきいきい呼び交わした。

(こうして、しんぷきんがつぼにみるくをかってかえってきたとき、)

こうして、シンプキンがつぼにミルクを買って帰ってきたとき、

(したてやのへやには、ねずみはいっぴきもいなくなっていた。)

仕立屋の部屋には、ねずみは一匹もいなくなっていた。

(しんぷきんは、おもてのとをあけ、)

シンプキンは、表の戸を開け、

(「ぐるる、にゃーお!」といいながら、へやにとびこんできた。)

「ぐるる、にゃーお!」といいながら、部屋に飛び込んできた。

(これは、ねこがきげんのわるいときにだすなきごえだった。)

これは、ねこが機嫌の悪いときに出す鳴き声だった。

(しんぷきんは、ゆきがきらいだった。)

シンプキンは、雪が嫌いだった。

(しんぷきんのみみにもゆき、くびのつけねにもゆきが、たまっていた。)

シンプキンの耳にも雪、首のつけねにも雪が、たまっていた。

(しんぷきんはぱんとそーせーじをしょっきだなのうえにおき、)

シンプキンはパンとソーセージを食器棚の上に置き、

(くんくんはなをうごかした。)

くんくん鼻を動かした。

(「しんぷきん、わしのあないとはどこだ?」と、したてやはきいた。)

「シンプキン、わしの穴糸はどこだ?」と、仕立屋は聞いた。

(けれども、しんぷきんは、みるくをたなのうえにおき、)

けれども、シンプキンは、ミルクを棚の上に置き、

(おかしいぞというかおで、こうちゃぢゃわんをじっとみた。)

おかしいぞという顔で、紅茶茶碗をじっと見た。

(しんぷきんは、ふとったちいさいねずみをいっぴき、ゆうはんにたべたかったのだ!)

シンプキンは、太った小さいねずみを一匹、夕飯に食べたかったのだ!

など

(「しんぷきん、わしのあないとはどこだ?」と、したてやはきいた。)

「シンプキン、わしの穴糸はどこだ?」と、仕立屋は聞いた。

(しんぷきんは、ちいさなつつみを、こっそりどびんのなかにかくした。)

シンプキンは、小さなつつみを、こっそり土瓶の中にかくした。

(ちっとつばをはき、したてやのほうをむいてうなった。)

ちっとツバを吐き、仕立屋の方を向いてうなった。

(もし、しんぷきんにくちがきけたら、こうきいたことだろう。)

もし、シンプキンに口がきけたら、こう聞いたことだろう。

(「わたしのねずみはどこです?」)

「わたしのねずみはどこです?」

(「やれやれ、わしはもうおしまいだ!」と、したてやはいって、)

「やれやれ、わしはもうおしまいだ!」と、仕立屋は言って、

(がっかりしたようすでべっどにはいった。)

がっかりしたようすでベッドにはいった。

問題文を全て表示 一部のみ表示 誤字・脱字等の報告

ヤマセミのタイピング

オススメの新着タイピング

タイピング練習講座 ローマ字入力表 アプリケーションの使い方 よくある質問

人気ランキング

注目キーワード