グロースターの仕立屋 7/13
仕立屋は具合が悪く熱を出しベッドの中でつぶやいた「穴糸が足りぬ」
ピーター・ラビットのお話 15
ベアトリクス・ポター 作
ベアトリクス・ポター 作
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | だだんどん | 6570 | S+ | 6.9 | 94.4% | 212.3 | 1482 | 87 | 33 | 2026/08/17 |
関連タイピング
-
恋愛小説系です!「雨音に紛れる恋」第五話
プレイ回数371 長文2448打 -
YOASOBI
プレイ回数2237 歌詞1582打 -
恋愛小説系です!「雨音に紛れた恋」第二話
プレイ回数361 長文2241打 -
あなたは全部読める!?中学で習う漢字をタイピング!
プレイ回数18万 短文かな169打 -
よく使われる四文字熟語をピックアップしてみました
プレイ回数20万 かな60秒 -
あなたは全部読める!?中学で習う漢字をタイピング!
プレイ回数3.9万 短文かな163打 -
五十音を打ち終わる時間で勝負!あなたは何秒!?
プレイ回数824万 短文かな137打 -
あなたは全部読める!?中学で習う漢字をタイピング!
プレイ回数3.9万 短文かな155打
問題文
ふりがな非表示
ふりがな表示
(よるじゅう、しんぷきんはへやをくまなくさがした。)
夜じゅう、シンプキンは部屋をくまなく探した。
(おしいれをのぞき、はめいたのしたをのぞき、)
押し入れを覗き、羽目板の下を覗き、
(あのあないとをかくしたどびんのなかまでのぞいてみた。)
あの穴糸をかくした土瓶の中までのぞいてみた。
(けれども、ねずみはいっぴきもみつからなかった。)
けれども、ねずみは一匹も見つからなかった。
(したてやがゆめをみて、なにかをつぶやくたびに、)
仕立屋が夢を見て、なにかをつぶやくたびに、
(しんぷきんは「にゃーお、ぐるるっ!」といい、)
シンプキンは「にゃーお、ぐるるっ!」といい、
(ねこがよくよるだすようなおそろしいこえをだすのだった。)
ねこがよく夜だすような恐ろしい声をだすのだった。
(きのどくに、としとったしたてやはねつをだし、たいへんぐあいがわるく、)
気の毒に、年取った仕立屋は熱を出し、大変具合が悪く、
(べっどのなかであちらこちらへねがえりをうった。)
ベッドの中であちらこちらへ寝返りをうった。
(それでも、ゆめのなかでつぶやいた。)
それでも、夢の中でつぶやいた。
(「あないとがたりぬ、あないとがたりぬ!」)
「穴糸が足りぬ、穴糸が足りぬ!」
(そのひいちにち、またつぎのひも、そのつぎのひも、したてやはびょうきだった。)
その日一日、また次の日も、その次の日も、仕立屋は病気だった。
(べにいろのうわぎはどうなるのだろう?)
べに色の上着はどうなるのだろう?
(にしもんどおりのしたてやのみせでは、ししゅうのついたきぬやさてんがたたれて、)
西門通りの仕立屋の店では、刺繍のついた絹やサテンが裁たれて、
(しごとだいのうえにならんでいた・・・)
仕事台の上に並んでいた・・・
(ぼたんほーるは20とひとつ、)
ボタン・ホールは20と一つ、
(まどはあかぬようとめられて、とにはじょうがおりている・・・)
窓は開かぬよう止められて、戸には錠がおりている・・・
(いったいだれがきて、あれをぬってくれるというのだ?)
いったい誰が来て、あれを縫ってくれるというのだ?
(けれども、とにじょうがおりてはいても、ねずみがはいるには、さしつかえなかった。)
けれども、戸に錠がおりてはいても、ねずみが入るには、差し支えなかった。
(ねずみは、どんなかぎももたずに、)
ねずみは、どんな鍵も持たずに、
など
(ぐろーすたーじゅうのいえをでたりはいったりできるのだから。)
グロースターじゅうの家を出たり入ったりできるのだから。
(そとでは、まちのひとたちが、がちょうやしちめんちょうをかうために、)
外では、町の人たちが、ガチョウや七面鳥を買うために、
(また、くりすますのぱいのしたくをするために、いちばにでかけていった。)
また、クリスマスのパイの支度をするために、市場に出かけていった。
(けれども、しんぷきんやとしとったしたてやのたべる)
けれども、シンプキンや年取った仕立屋の食べる
(くりすますのごちそうはない。)
クリスマスのごちそうはない。
(したてやは、みっかのあいだ、よるもひるも、びょうきでねていた。)
仕立屋は、三日のあいだ、夜も昼も、病気で寝ていた。
(そして、くりすますいぶのよるもおそくのことだった。)
そして、クリスマス・イブの夜も遅くのことだった。
(つきはいえいえのやねやえんとつのうえにのぼり、)
月は家々の屋根や煙突の上にのぼり、
(おおきなもんをこえて、だいがくのにわをてらしだした。)
大きな門をこえて、大学の庭を照らし出した。
(どのいえのまどにもひかりはみえず、なんのおともきこえなかった。)
どの家の窓にも光は見えず、何の音も聞こえなかった。
(ぐろーすたーのまちじゅうのひとは、ゆきのしたでぐっすりねむっていた。)
グロースターの町中の人は、雪の下でぐっすり眠っていた。
(けれども、しんぷきんは、まだあのねずみをほしがって、)
けれども、シンプキンは、まだあのねずみを欲しがって、
(したてやのべっどのわきにたちあがり、「にゃーお」とないていた。)
仕立屋のベッドの脇に立ちあがり、「にゃーお」とないていた。