グロースターの仕立屋 10/13

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問題文
(それからすこしのやすみもおかずに、ねずみたちはまたうたいはじめた。)
それから少しの休みもおかずに、ねずみたちはまた歌いはじめた。
(「うちのおくさんのむぎをふるえ。)
「うちのおくさんの麦をふるえ。
(うちのおくさんのこなをひけ。)
うちのおくさんの粉をひけ。
(ひいたこなをば、くりのなかにつめて、)
ひいた粉をば、庫裏のなかにつめて、
(いっときそのままねかしておいて・・・」)
いっときそのまま寝かしておいて・・・」
(「にゃーお!にゃーお!」と、しんぷきんはいきなりないて、)
「にゃーお!にゃーお!」と、シンプキンはいきなり鳴いて、
(とをひっかいた。)
戸を引っ掻いた。
(けれどもとのかぎはしたてやのまくらのしたにおいてあった。)
けれども戸の鍵は仕立屋の枕の下においてあった。
(しんぷきんはみせのなかにはいれなかった。)
シンプキンは店の中に入れなかった。
(ねずみたちはただわらって、またべつのうたをうたいはじめた。)
ねずみたちはただ笑って、また別の歌を歌い始めた。
(「ねずみが3びき、すぅわって、)
「ねずみが3びき、すぅわって、
(いとをつむいでおりました。)
糸をつむいでおりました。
(ねこがとおって、のぞきこむ。)
猫がとおって、のぞきこむ。
(おまえさんたち、なにしてござる?)
おまえさんたち、なにしてござる?
(ぬっております、しんしのふくを。)
縫っております、紳士の服を。
(わたしもはいり、いとをきるのをてつだおか?)
わたしもはいり、糸を切るのを手伝おか?
(いえいえけっこう、おねこさん、)
いえいえ結構、お猫さん、
(あなたのくいきるのは、わたしたちのあたま」)
あなたの食い切るのは、わたしたちのあたま」
(「にゃーお、にゃーお!」しんぷきんはさけんだ。)
「にゃーお、にゃーお!」シンプキンは叫んだ。
(「へいこらよいこら、どっこいしょ?」と、)
「へいこらよいこら、どっこいしょ?」と、
(ねずみたちはこたえて、またうたった。)
ねずみたちは応えて、また歌った。
(「へいこらよいこら、どっこいしょ!)
「へいこらよいこら、どっこいしょ!
(ろんどんのあきんどは、まっかなふくめさる。)
ロンドンのあきんどは、まっかな服召さる。
(きぬのおえりにきんのふちかざり。)
絹のお襟に金のふち飾り。
(そして、げんきにあきんどはあるいてめさる!」)
そして、元気にあきんどは歩いて召さる!」