賃貸等不動産の時価等の開示に関する会計基準

(ちんたいふどうさんのじかとうのかいじにかんするかいけいきじゅん)

賃貸不動産の時価等の開示に関する会計基準

(ほんかいけいきじゅんは、ちんたいとうふどうさんをゆうするきぎょうにてきようする)

本会計基準は、賃貸等不動産を有する企業に適用する

(れんけつざいむしょひょうじょうにおいてちんたいとうふどうさんのじかとうの)

連結財務諸表上において賃貸等不動産の時価等の

(かいじをおこなっているばあいにはこべつざいむしょひょうでのかいじをようしない)

開示を行っている場合には個別財務諸表での開示を要しない

(ようごのていぎ)

用語の定義

(じかとはこうせいなひょうかがくのことである。)

時価とは公正な評価額の事である。

(つうじょう、それはかんさつかのうなしじょうかかくにもとづくかかくをいい、)

通常、それは観察可能な市場価格に基づく価格をいい、

(しじょうかかくがかんさつできないばあいにはごうりてきにさんていされたかがくをいう)

市場価格が観察できない場合には合理的に算定された価額をいう

(ちんたいふどうさんとは、)

賃貸不動産とは、

(たなおろししさんにぶんるいされているふどうさんいがいのものであって、)

棚卸資産に分類されている不動産以外のものであって、

(ちんたいしゅうえきまたはきゃぴたるげいんのかくとくをもくてきとしてほゆうされている)

賃貸収益又はキャピタルゲインの獲得を目的として保有されている

(ふどうさん)

不動産

(ほんかいけいきじゅんのてきようたいしょうしさん)

本会計基準の適用対象資産

(１，たいしゃくたいしょうひょうにおいてとうしふどうさんとしてくぶんされているふどうさん)

１，貸借対照表において投資不動産として区分されている不動産

(２，しょうらいのしようがみこまれていないゆうきゅうふどうさん)

２，将来の仕様が見込まれていない遊休不動産

(３，ちんたいされているふどうさん)

３，賃貸されている不動産

(４，しょうらいにおいてちんたいとうふどうさんとしてしようされるよていでかいはつちゅうのふどうさん)

４，将来において賃貸等不動産として使用される予定で開発中の不動産

(けいぞくしてちんたいとうふどうさんとしてしようされるよていでさいかいはつちゅうのふどうさん)

継続して賃貸等不動産として使用される予定で再開発中の不動産

(ちんたいをもくてきとしてほゆうされているにもかかわらず、)

賃貸を目的として保有されているにもかかわらず、

(いちじてきにかりてがそんざいしないふどうさん)

一時的に借り手が存在しない不動産