オ11 相対性理論

(そのあたいがぜったいであるこうそくをこえないように)

その値が絶対である光速を超えないように

(するには、きょりをちぢめ、じかんをおそく)

するには、距離を縮め、時間を遅く

(しないといけない。このようにかんがえて)

しないといけない。このように考えて

(りろんをかくりつしたけっか、つぎのようなげんしょうが)

理論を確立した結果、次のような現象が

(せつめいされたのである。)

説明されたのである。

(１ひかりのそくどよりはやくうごけるものはない（とくしゅ）)

１光の速度より速く動けるものはない（特殊）

(２ひかりのそくどにちかいはやさでうごくものは、)

２光の速度に近い速さで動くものは、

(ちぢんでみえる（とくしゅ）)

縮んで見える（特殊）

(３ひかりのそくどにちかいはやさでうごくものは、)

３光の速度に近い速さで動くものは、

(じかんがおそくながれる（とくしゅ）)

時間が遅く流れる（特殊）

(４おもさとえねるぎーはおなじ（とくしゅ）)

４重さとエネルギーは同じ（特殊）

(５おもいもののまわりでは、)

５重いものの周りでは、

(じかんはおそくながれる（いっぱん）)

時間は遅く流れる（一般）

(６おもいもののまわりでは、くうかんがゆがむ（いっぱん）)

６重いものの周りでは、空間が歪む（一般）

(この４じげんてきはっそうは、でんしゃにのっているひとと、)

この4次元的発想は、電車に乗っている人と、

(それをそとでみているひとのうごきのちがいを)

それを外で見ている人の動きの違いを

(もちいてかいせつされることがおおい。)

用いて解説されることが多い。

(またじつようめんでいえば、ｇｐｓえいせいがあげられる。)

また実用面でいえば、GPS衛星が挙げられる。

(えいせいないのとけいはおそくすすむえいきょうとはやく)

衛星内の時計は遅く進む影響と早く

(すすむえいきょうのりょうほうをうけ、ぜんたいとしてとけいは)

進む影響の両方を受け、全体として時計は

(はやくすすむため、えいせいはこのごさをほせいして)

早く進むため、衛星はこの誤差を補正して

(うんようされている。ｇｐｓなしのせいかつが)

運用されている。GPS なしの生活が

(もはやかんがえられないげんだいでは、)

もはや考えられない現代では、

(あいんしゅたいんさまさまというわけだ。)

アインシュタインさまさまというわけだ。